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秋田県内陸部の盆地に位置する旧・六郷町(現・美郷町)。町中に清水(湧水)が沸く町。呉服屋さんの多い町。寺社の多い町。造り酒屋の多い町。つまりは、かつて栄えた町である。どのような理由で栄えたのかは、調べても今ひとつ分からない。最近では観光面にも力を入れているが、全国的な知名度はない。このような町が最も歩き甲斐のある町でもある。30℃オーバーの真昼間のせいか、町中を歩く人の姿は皆無である。人がいない訳ではない。観光客の姿も、地元の方の姿もチラホラと見かけた。皆、クルマで目的地まで移動し、そこで降りて用事を済まし、またクルマで戻っていく。つまりは町を歩く人は殆どいない。有名な観光地は多くの人が訪れ、写真も多く撮られる。でも旧・六郷町の町並写真を撮る人は、皆無とは言わないが極めて少ない。私的町並みを撮るようで、得した気分になるのである。
追伸:昨日の蕎麦は、ここで食べました。
LEICA M10 MONOCHROME / SUMMICRON M35mm ASPH
建物の上の方に植木が無造作に伸びている
侘しさも漂う街ですね
かつては 賑やかだった・・想像の世界になりました
そばも新そばになってきたでしょうか?
以前は そばが好きで食べていましたが 最近は そばの味が昔の味とどこか違う
あの そばがきを作ったときのねっとりと絡みつく味が出てこないのです
10割そばを食べても 同じで ここ2.3年 殆ど食べずに うどん派になりました(笑)
そこには人が行きますが、商店街などを歩く人は皆無です。でも往時の賑わいを想いながら寂しくなった町を歩くのも乙なものです。
(追伸)新蕎麦はまだでした。ご指摘の点は興味深いです。田圃の転作として「蕎麦」が推奨され、多くの農家さんが作っています。元々の蕎麦畑と違いがあるのかもしれませんね。
でもおっしゃ通り、ただ寂しいのではなく、町は往時の記憶を持っているところが良いですね。