僕は読み書きやパソコン作業を屋根裏部屋で行っている。壁に2灯、天井部分に1灯の小さな照明がある。当初は白熱電球(のちLED)を使っていた。暖色系の方が落ち着くからだ。読み物とか書き物の場合はデスクライトを使う。問題となるのは写真編集、特にモノクロの陰影を見る場合だ。そこで数年前から無線LAN内蔵の「スマート電球」を採用していた。色温度や明るさを手元のスマホで調整出来る。普段は暖色系、写真編集の際は蛍光灯のような白い照明に切り替える。これは便利だと悦に入っていた。ところが使い始めてから1年半ほどで、妙にパソコン画面が見難くなった。色合いや陰影以前に、文字もよく見えないし、眼も疲れる。老眼が進んだことと、視力が落ちたことが原因なのかなと憂鬱な気分になっていた。もう写真編集なんて無理かもしれない・・・。
でも考えてみれば変な話だ。会社の事務室でパソコン作業をする際は、見難いなんて感じたことはない。屋根裏部屋は暗いからなのだろうか。モニターの設定を変更したり、色々試したがうまくいかない。ところが最近、その問題が解決した。解決法はスマート電球を外して、普通のLED電球(暖色系)に付け替えただけだ。何と言うことでしょう。あれほど見難かった画面はくっきりと見えるようになり、モノクロの陰影もバッチリと見える。画面に向かう時間が俄然楽しくなった。何故最初にこれをしなかった?。考えてみれば、使用していたスマート電球は中華製の安物だ。照明は人間にとって、とても大切なものだ。怪しい出自の粗悪製品を使うものではないと痛感した。またスマート電球は、明るさ、色温度、更にはカラーまで可変できる電球だ。その分、通常の電球よりも照明の品質が劣るのは当たり前だと思う。少なくとも、本を読んだり、作業をしたりという空間には向いていない。数千円の電球交換だけで僕はハッピーになった。だが折角ハッピーになったのに、エアコンのない屋根裏部屋には厳しい真夏の季節になってしまった。
※写真のiMac(27インチ)は、使用から9年目突入したベテラン選手である。もうOSのアップデートも出来なくなった。後継機種が欲しかったが、今は欠番(24インチはあるが)となっている。いつ壊れても不思議はないので、Macbook Pro(M1)を32インチモニターに繋いで使用している。超快適で驚くばかりだ。
X-PRO3 / XF16-80mmF4 R OIS WR
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