昼時の混み合った店で4人組くらいの客が、個別に精算をしていることがある。「僕はラーメン定食」、「俺はカツ丼大盛り」などと自分で食べた品を言って支払いをする。そんなの誰かが一旦支払えよ、昭和のオヂサンはイライラする。だが最近の人は意に介さない。後ろで会計待ちの列が出来ているのに、平然とした顔でチマチマと財布から細かい小銭を出しては引っ込める。以前に全員が千円以下の注文なのに、4人中3人が一万円札で支払い、流石に店側が切れていたこともあった。客の権利が強くなった(なり過ぎた)ような気がする。
一方で、以前は個別精算を認めないどころか、領収書を切ってくれない店もあった。切ってくれないは言い過ぎだけど、こういうことだ。例えば3人でスナックで呑む。会計が15,000円だとする。客のうち一人が一括で支払う。「領収書3枚でお願いします。5千円が3枚で・・・」と店にお願いする。すると店が急に切れて「そんな面倒なことできないよ!!。1枚で済ませてくれないかね!」というパターン。それでは会社からお金が貰えず、呑んだ人が困るという訳だ。今はそういう光景も減った(と思う)。拒否する店も減っただろうけど、コロナ禍で呑みに行く人も減ったのだろう。写真の店は、そんな偏屈な時代の頃から、割り勘精算を快くしていたのだろう。ちなみに、僕は集団でスナックみたいなところに行くのは嫌いなので、そういう経験は殆どありません。
X-PRO3 / XF23mm F2R WR
う~ん…思いますに、先の4人はその関係性、お互いがどの程度親しかったのかもあると思いました。
仕事つながりでも、気の置けない関係であれば、おそらく誰かが一括して払ったかと。
ここで、先の関係であれば、仮に「あぁちょっきり払えんわ」となっても、お店で払った人は「うん!後で(また会った時で)良いヨ」と快諾します。
この場合、おそらく払った人は仮にその払いが1年後になっても全然平気。
それだけの信頼(友情)があると思っているからです。
一方、ただの付き合いとか、実は付き合いたくない人(笑)で、同じことを言われ、快諾(するフリを)した時、後日その建て替え分が返ってくることは保障されない…。
そんな無用なストレスを抱えることと、お店側の煩わしさ(ご迷惑)を天秤にかけた末、先の割り勘になったのかなぁと(^^)
朝から勝手に妄想してしまいました!
あるいは同じ会社ではなく、たまたま何かの拍子に集まった集団で、その場で精算しないといけないケースもあります。
でもそういう感じではないケースも多々あります。当地の喫茶店のマスターの実話、店に3人で入って一人はケーキセット(ドリンク付き)、一人はケーキのみ、最後の一人は「私お金ないから何もいらない」・・・。
結局ドリンクは3人に出したけど、それでよかったのだろうかと困惑していました。
不思議なことも起こりますね(笑)。