No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

黒石こみせ通りにて至福の刻を思い出す

2024-04-04 | 街:青森









青森県黒石市の中町こみせ通り。この通りが好きで、過去に何度も行っている。通りにある元遊郭の中村旅館にも何度か泊まっている。いつのシーズンに来ても良いけど、やはり真冬が最も風情がある。今回は雪が全くない春の時期の訪問となった。

素でこういう町並みが残る地域も少なくなった。中町こみせ通りは観光地ではあるが、それ以上に生活する地元の町でもある。通行人も、観光客2:地元客8くらいの割合だ。地吹雪舞う真冬のこみせ通りをもう一度歩きたい。津軽の地酒を飲んで、まっくらなこみせ通りを歩いて中村旅館に戻る。あれは至福の刻だったんだなと思う。次の冬の楽しみに取っておこう。

追伸:以前であれば2~3日で掲載し終わった分量の記事を丸2週間以上掛けて掲載している。もう少しペースアップしたいものだ。

X-PRO3 / XF10-24mm F4R


コメント (8)    この記事についてブログを書く
« 黒石つゆ焼きそばを食す | トップ | 裏庭で河津桜咲く〜遅まきな... »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
dejavueさん (6x6)
2024-04-14 06:59:17
そういう繋がりがあるんですね。
河鹿荘は風呂上がりに川べりでビールを飲んだら美味そうだと、泊まろうと計画したことがあります。
実行できませんでしたが、いつか行きたいです。

中村旅館のほうは女将さんの娘さんが取り仕切るようになっていますが、健在だと思います。こっちも行きたいですね。
返信する
Unknown (dejavue)
2024-04-12 22:09:05
駅からこみせ通りに入ったとば口の高橋家住宅は、こちらが大鰐温泉で定宿としてた河鹿荘の親類のようです。
黒石では中村旅館に泊まりたいと思いながら一度も泊まらなかったのが心残りでなりません。
近所の桜坂と六郷用水の桜がかなり散りかけ花筏も間近の昨今、そちらは河津桜が咲いたとは、kなり寒暖差がありますね。
角館の桜はまだまだでしょうか?
返信する
yottinさん (6x6)
2024-04-06 06:46:46
越後では雁木、津軽では「こみせ」といらしいです。
多少は観光用に整備されていますが、ほぼ実用として町並みが残っている点が素晴らしいと思います。
一枚目の建物は造り酒屋で、もうじき引き戸が取り払われます。
雪国の町並みは良いですね。
返信する
Unknown (yottin)
2024-04-05 22:11:34
 こういう通りが今でも残っているのですね
街道ですね、きっと
妻籠、馬籠とも違う 海野宿、奈良井宿とも違う
雁木の見事さも、もう越後でも見られません
質素で静寂で、しかし誇りを感じる古い町並み
とても良いです。
返信する
Charlieさん (6x6)
2024-04-05 08:53:44
流石、眼のつけどころが・・・。
この建物は大きくて35mmでは太刀打ちできません。21mm(換算)程度は欲しい。仰る通り、他の場面ではズーム最大域に固定して35mmレンズとして使い、必要な場面では超広角にも出来る。そんな仕様に最適のレンズですよね。
僕のは旧型ですが、こういう町には重宝します。
返信する
のびたさん (6x6)
2024-04-05 08:49:27
今回は昼間でしたが、夕方以降は完全に地元の町になります。観光客は宿泊の関係もあり、夕方はいないのですよね。
その時間が好きで、もう一度来たいと思っております。居酒屋みたいなところでは、おばさんが酒屋に走ったり、市役所の職員さんが議論していたり・・・。

>この こみせ通りを たた゛目的もなく歩き回り 

のびたさんが以前にやったことを僕はカメラを持って真似しているだけです(笑)。
返信する
Unknown (Charlie)
2024-04-05 06:04:11
おはようございます!
各写真を愉しく拝見しました。有難うございます。
1枚目の、かなり大きな杉玉が掲げられた建物が面白いですね。少し大きな建物が拡がって経っている様子が1枚に収まっていて、「何を使って撮った?」と思いました。XF10-24mmF4でしたか。自身も時々使いますが、アレは街で持ち歩くと、24mm側でX100Fのような感じに撮れて、同時に大きな建物の殆ど全体を1枚の画に、建物内の様子や雰囲気が判る1枚というかなり広角とが同時に仕える感じで非常に重宝します。
冬季のこの場所に関して、こちらのブログで何度か拝見しているのも思い出しましたが、画のような雪が無い時季も面白いと思います。
素敵な画に重ねて感謝!
返信する
こみせ通り (のびた)
2024-04-04 08:23:24
こみせ通り 黒石独特の住民の思い遣り溢れる伝統ですね
私の独り歩き 黒石鉄道の終点まで行って この こみせ通りを たた゛目的もなく歩き回り そのまま弘前へ帰ったものです 思いだしました
ツアーでは 地吹雪体験ツアーと銘打って 黒石では雪上車乗車体験と この通りを歩いたものです

6さんの写真になれば 芸術ですね
平面から一転して奥行きのある 生活の舞台裏まで感じられるものがあります
レンズの先にある物語を捉えているのでしょうね
返信する

コメントを投稿