宮城野貨物のブログ

鉄道・バスの写真を載せていきます。

シキ611積車のブレーキ配管

2022-08-06 12:00:00 | 貨車

B梁の大物車の場合、積車の状態で貫通ブレーキを動作させるためには何らかの形で荷の部分にブレーキ管を引き通す必要があります。
写真は仙台港→名取の輸送の際のものですが、荷の側面を通っている銀色の細い配管がブレーキ管と思われます。この配管の引き回しは荷の形状により変わるようです。
鉄道ピクトリアル2008年1月号のシキ611出荷ルポによると、荷の組み付け後、単車試験器(可搬式ブレーキ弁のようなもの)を用いてブレーキ試験が行われるとのこと。保安上重要な配管ですので、確かにそのような手順が必要です。
(仙台港 2008-9-13)