盛岡方面から到着したコキ50000形+タキ44000形をED75が上6番線に押し込みます。タキ44000形は仙台北港〜六原の重油輸送に用いられていました。この画像の撮影日データは2008年7月。それが正しければ、2008年3月の六原への化成品車扱輸送終了後も、重油輸送は継続していた可能性が高いです。
※2022-7-16訂正 2008年8月→2008年7月
※2022-7-17 撮影日データが2008年8月の写真を追加しました。
この列車、通常はタキ1000形(盛岡(タ)→仙台北港返空)の長編成が一番後ろに付きますが、この日は連結がありませんでした。化成品車扱があった時代は「黄タキ」も連結される列車でしたが、陸前山王到着がちょうど夕飯時だったこともあってか、その時代には撮らずじまいです。陸前山王到着後、コキ車以外は臨海機が仙台港へ引き上げ、コキ車は陸前山王に留置され翌日以降の下り臨貨で六原に向かいます(コキ車の運用に関する詳細はこちら)。
閑話休題。六原重油らしきタキ44000形の写真を漁ると、撮影日データが2008年(3月より後)のものはいくつかありましたが、2009年以降のものは見つけられず。したがって、その間のどこかで廃止された可能性が高いです。私の記憶の中では「いつの間にか無くなった」という印象です。
タキ44205(再掲)。「C重油」の表記あり。
(ここまで 陸前山王 2008-7-12)
翌朝。タキ44000形は居なくなっているので、夜のうちの仙台港へ引き上げられたものと思われます。
(陸前山王 2008-7-13)