◇国内女子◇ニッポンハムレディスクラシック 最終日(8日)◇アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース(北海道)◇ 6378yd(パー72)
大相撲・東前頭2枚目の勢との婚約が明らかになったツアー4勝の比嘉真美子。「しばらくはお互いの競技に打ち込む生活が続いていくが、競技以外は私の持っている力すべてを使って、関取を支えていきたい」と今後の見通しを語った。
力士とプロゴルファーという異色のカップルだが、過去には阿武松親方(元関脇・益荒雄)と奥村久子さんのケースがある。コンペがきっかけで知り合って1995年に結婚。奥村さんは現在、阿武松部屋の女将として部屋を切り盛りしている。
比嘉は「将来的には女将さんになる可能性もある。ただ、現時点では関取自身も少しでも長く相撲を取りたいと言っているので、親方になるにしろ、違う道に進むにしろ、私はサポートしていければ」と語る。
もちろん、全国各地を転戦するゴルフのツアー選手と、年6場所開催される大相撲の部屋の女将は両立不可能だ。女将さん業は相撲部屋の運営全てに関わる。縁の下の力持ちと言っても過言ではなく、弟子の教育から始まり、金銭面の管理、支援者への挨拶回りなど仕事は多岐にわたる。100キロを超える男たちとともに24時間仕事漬けの日々だ。
ただ、今季1勝を挙げて賞金ランキング4位につける24歳にとって、その素質は問題なさそう。2018年には日本女子プロゴルフ協会と選手間の取りまとめ役となるプレーヤーズ委員長に就任した。上田桃子、木戸愛、鈴木愛ら10人の委員から推薦されての人事で、人望は厚い。長年、ゴルフで培ってきたマネジメント力も発揮できそうだ。
「ゴルフは長時間プレーするスポーツで、相撲は逆に数秒で終わってしまう。全く正反対ですが、その一瞬にかける集中力や気持ちの持っていき方が勉強になります」と、お互い切磋琢磨する仲。遠い未来の話はひとまず置いて、現役バリバリの2人はまず、それぞれの仕事場で力を尽くす。(北海道北斗市/玉木充)
以上、GDOニュース
今はプレーヤーズ委員長に就任している比嘉真美子は結構人望があるんですね。
プロの選手として活躍しており、相撲の女将になっても順応するんじゃないかと思います。
女将さんになる前に賞金女王、そして東京五輪の選手になって記憶、記録に残る選手になってほしいと願っています。力がある選手だから可能性は十分にあると思っています。