家内の実家の富山にあるお墓は、非常に特徴的です。
まず、石碑の位置がかなり高い位置にあります。 お参りする時は、見上げるようにして、手を合わせます。
それは、やはり、雪の多い地域なので、あまり低い位置にあると雪の中に埋もれてしまうという配慮から、このような高い位置に
作られます。
また、大阪など関西だけなのか、供え花は、花屋さんで購入するのが一般的ですが、 富山のほうでは、家の周りに咲いている花を
お供えするほうが多いようです。 そのほうがご先祖様も喜ぶという方が多いです。
また大阪などは、お寺などの敷地内に墓地があることが多いようですが、富山では、集落ごとに決められた土地にまとまって建てられて
います。
ですので、私たちが帰省した際は、いつも帰省した初日に、家の周りで綺麗な花を摘んで、蝋燭と線香を持って、お墓参りに行きます。
「お墓に行ってきます。」と言うと義父母は、「あぁ、行ってこられ。(行ってきなさい)」と喜んでくれます。
こちらの地域は、ほとんどのお宅の宗派が、浄土真宗で、その教えを広めた蓮如上人の碑なども所々に見られます。
毎日を感謝で生活されている方が多いような印象を受けます。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
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