NHKの大河ドラマ「真田丸」の放送が開始されました。
真田家が戦国時代の動乱期にあってどのように生き残りの方法を模索し、道を切り開いていったか。
非常に参考になる部分もあり、観ています。
そこで、もう少し、勉強したいと思い、こちらのガイド本も手に入れました。
真田家の縁の場所は、信州や上州かと思っていたら、意外と大阪も縁の土地が多いことが分かってきました。
それも大阪城周辺や、天王寺辺り、当店からすぐ近くの場所です。
また真田幸村は、戦国時代ファンの間から愛される武将として有名ですが、私自身今まで、それがあまり理解できずにいました。
何故なら、「色々、仕える主人を変えてきた。」「大阪の陣で負け戦を仕掛けた。」という悪いイメージしかなかったからです。
しかし、それが、戦国時代という先行きがわからない時期にあって、冷静に判断し、仕えるべき主人と自らのスタンスを決めて
きた人というふうに思えてからは、多くの人に愛される理由が分かるようになってきました。
「色々、仕える主人を変えた。」というのも、人を安易に裏切るということではなく、きちんと筋を通し、真田一族の生き残る策を
講じてきた人生だったこと。仕えると決めたら、その主人のために精一杯自分の力を注ぎ込むこと。それが出来た人だったように思え
ます。
また真田幸村にとっては、「大阪の陣」は決して負け戦などではなく、勝算が確かにあり、最後まで徳川側を苦しめたことも分かって
きました。もしかしたら、勝っていたかもしれません。
あの時代の武将たちは、時代の流れ、相手の心底など、深い部分を二手三手先を読む力が、かなり長けていたと思えます。
私も、少しでも、そうありたいと思っていますが、そう容易く、真似ができることではなさそうです。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com