先日、ちょっとした研修があり、北浜を訪れてきました。
北浜には、証券会社が多く、大阪の証券取引の中心と謂える場所になります。
その中心が此処です。
大阪証券取引所です。 その前には、五大友厚の銅像が颯爽と建っています。
五代友厚は、大阪経済の発展のため、大阪証券取引所の設立に貢献したその功績から此処に銅像が建てられているそうです。
大阪商工会議所の前にも銅像がありますが、此処の銅像はあちらよりも大きく、あちらのようにバイク便のバイクが前に置かれるような
こともありません。 五代ファンの皆様、良かったですね。
五代ファンの方々が、「愛しの五代様」に遭うために、此処を目指して、全国から来られ、記念撮影をされるようになったそうです。
その近くには、こんな碑が建っています。
「大阪俵物会所跡」と書かれています。
江戸時代、ふかひれ、干あわび、干なまこなどは、「俵物」と呼ばれ、日本の貴重な特産物として、長崎から輸出されていました。
また俵物は、金銀銅に変わり、輸出入の際の代価として使われることもあったとか。その俵物の売買が行なわれる会所があったのがこの
場所だそうです。
大阪証券取引所の前を北向き一方通行に走るのが堺筋です。
その堺筋の一部として大川に架かる橋がこちらです。
「難波橋」と書いて、「なにわばし」と読みます。通称「ライオン橋」と呼ばれています。
どうして、ライオン橋なのかというと、
阿吽のライオンが橋の両側に二頭居ます。
この橋を渡ると、中央区から北区に入ります。
橋の東側からは、
中の島の薔薇園が見えます。 薔薇の季節になると綺麗で目を楽しませてくれます。
西側には、中の島中央公会堂が見えます。 取り壊しが懸念されましたが、何とか保存される事が決まったようです。
その後ろには、大阪市役所が見えます。
北浜の周辺は、所謂「北船場」と呼ばれる地域で、古くからの商家が建ち並び、商売が盛んな地域でした。
歴史的にも貴重な建物が多い地域なので、歩いていても、非常に勉強になります。
当店から少し北側に行った地域なのですが、少し趣きも変わるので、興味深い地域です。
折を見て、また散策したいと思います。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com