はさみの世界・出張版

三国志(蜀漢中心)の創作小説のブログです。
牧知花&はさみのなかま名義の作品、たっぷりあります(^^♪

陳叔至と臥龍先生の手記 その2

2022年01月23日 12時59分47秒 | 陳叔至と臥龍先生の手記
趙子龍の副将・陳叔至、記す

どうしたわけか、軍師は、今日はめずらしく兵舎に入り浸っておられる。
そして、ひとりでなにやら、あちこち動き回っているのだ。
視察、ということなのであろうか。
おや、お節介の親父さん(糜竺)がやってきたぞ。
軍師に頼まれたわけでもないのに、兵舎のあちこちを案内をしているようだ。
ここの柱は腐りかけている、とか、床に穴が開いている、とか、最近の大がかりな徴兵により、兵舎の卓が足りないので、食事の順番待ちで、兵卒たちの不満が高まっている、とか。
軍師は、それをひとつひとつ聞いて(しかしお節介親父の報告を記帳しているのは、孫乾どのなのであるが)うなずいて、立ち止まって兵卒たちの談笑に耳をかたむけたり、武器の手入れの仕方をじっと見学したり、馬の調練を小一時間にわたり見つめていたり、あるいはなにをするでもなく、てきとうに座って、じっと人の流れを見たりしている。
しまいには、兵舎の食堂へやってきて、兵卒たちと一緒に配給の列にならび、同じ卓上で、すいとんをすすりはじめた。
あれはなんだ、遊んでおるのか、そうなのか?





孔明は困っていた。
新野の面々が自分に反発しているのは知っている。
そうなるであろうと覚悟して隆中の庵を出てきた。
とはいえ、さすがに焦りがある。
もう新野に来て一か月にもなろうかというのに、いまだ親しく話せるのは麋竺だけ、という状況はまずいのではないか?
しかも、麋竺は劉備に近すぎる。
妹が劉備の夫人になっているので、うかつに麋竺に愚痴をこぼすと、そのまま劉備の耳に入って、過度な心配をかけかねない。
ではどうするか。
腹に言葉をためるのはよくない。
そうだ、書いてみよう。
思いを文字にすると、頭がすっきり整理されるものだ。
さっそく孔明は、手記を書いてみることにした。





臥竜先生こと、諸葛孔明、記す

困っている。
先日よりわが君に言いつけられた主騎の件のことだ。
例の、妙に名前の立派な男が、生意気にも辞めるのをいやだ、といっているのだ。
なんとか、かれが辞める方向に持っていくべく、理由を探っているのであるが、どうにもそれが見つからぬ。
主騎になろうとしているのは、趙雲、あざなを子龍という。
びっくりするくらい立派な名前の男だ。

軍師に招聘される以前に、徐庶から聞いていたのだが、かれは常山真定のきちんとした家系の子息であるということだ。
貴賎入り混じった雑多なわが君の陣営のなかでも、「貴」にやや近い、というわけだ。
はじめて名前を聞いたときは、粋がったヤクザ者が、自分に格好のいい名前を適当につけて威張っている類いかと思っていた。
だが、出自を聞けば、品があるような、ないような……いや、正直にいえば、かなり品は良いほうであろう。

徐庶も男ぶりの良いほうであったが、これほどではなかった。
世の中には、美形、という言葉がぴったり納まる男もいるものなのだな。
しっかり肉のついた、しかし無駄なところのひとつもない体つき。
甘い顔立ちだが眼光が鋭いので舐められることもなさそうだし(下手に絡めば、気づくとあの世に行っていそうだ)、背もわたしよりすこし高いくらいか。
それでいて武芸達者で、文字も読めるどころか、関羽どののように、兵法だけではなく四書五経までも修めているとなれば、完璧ではないか。
いや、完璧というほどでもないか。
徐庶が言っていたことであるが、ずいぶん人付き合いの悪い、愛想のない男だということだが。
不愛想なのは、まあいいとして、他に問題はまったくないというのに、なぜ将軍職を兼務して、わたしの主騎になろうとしているのか。

ひらめいた。
人格の問題があるにちがいない。
生真面目そうに見えるが、ああいうのに限って、女遊びが派手だとか、賭博好きとか、飲兵衛だとか、重大な欠陥があるのでは。
おそらく、なにかしらの問題を抱えているために、これまで目立たない立場でくすぶっていた。
本人もそのことを悩んでいて、今回、いくらか浮上するために、わたしの主騎になろうとしているのではないか。
なるほど、腑に落ちた。
野心家か。わたしを利用しようとしているとは。

さらに聞いた話だと、かなりの変わり者でもあって、城外に屋敷を構えることもなく、兵舎の一室をおのれの家として改造して住み着いているとか。
わたしより五つ年上のはずであるが、いまだ妻子もない、という。
戦乱で亡くした、ということでもないようだ。
わが君いわく、
「いくらなんでも親不孝になるから、家庭をかまえて子供をつくれ、とすすめたのだが、『わが君が天下を取られるまでは、わたしに家族はいりません』というのだよ。困ったものだなあ」
ということだ。
困った、といいつつ、わが君はうれしそうだったが……
それは言い訳で、じっさいは女関係が派手すぎて、整理しきれず、どこから手をつけていいのかわからないので、いままで、ずるずるときているのではなかろうか。
あの容姿だもの。女が放っておくわけがない。
これまた、腑に落ちた。
そうに決まっている。

よし、そのあたりを調べ上げ、わが君にご報告申し上げ、主騎の撤回をお願いしよう。
女房に逃げられたわたしが言うべきことではないかもしれないが、女人を大切にしない男に未来はないのだよ。

ところで、さきほどから、趙子龍のうしろでちょろちょろしている、あの男は何者なのであろう。
覚えにくい顔だな。
特徴らしい特徴がほとんどない。
つぎに会ったときに覚えていられるであろうか。
それに、なにやら、こちらを睨むようにして見てくるが、わたしは、なにかしたか?
まあいい。あれは捨て置くとして。

それにしても、兵舎で出る食事はひどいものだ。
これは、すいとん? 
粉が練りこまれていないので、口当たりが悪いうえ、ところどころダマになっているし、そもそもの小麦の質がわるい。
これでは兵たちも力がでまい。
たしかにすいとんは行軍時には便利な食べ物だ。
兵卒が用を足す回数が減るからだが、しかし、いまは戦中ではないのだ。
いまくらい、もうちょっとマシな食事を食べさせてやってもいいはずなのに。

ふむ、見回りもよいものだな。
また改善すべき点が見つかってしまった。
あとで、さっそくわが君にお願いして、兵たちの食事をまともなものに変えてやろう。

うん?
食堂の片隅に、趙子龍もいるな。おぼえにくい顔の男と一緒に。
ほかの将軍たちが、兵士とは別な場所で食事を摂っているのに、あの男は兵卒といっしょになって、おなじ食事を摂っている。
とはいっても、兵卒たちと肩を並べているだけで、かれらと打ち解けているという様子もないな。
自分からかれらに話しかける、ということもしない。
周囲の兵卒たちも、かれの存在に慣れているようだ。
しかし、目立つ男だな。
これだけ男がうようよいるなかで、八尺の男というのはあまりいないし、服装が粗末なくせして容姿が立派だから、妙な感じだ。
小山の連なりに、いきなり高い山がぽんとある、というふうだ。

そうだ、あの服装の趣味、じつによろしくない。
なんだ、あの地味な色合いの服。
官給品をそのまま、なんの工夫もなく仕立てているものと見た。
将軍職にあるならば、それなりに染めてある、ちゃんとした服を着ればよいものを。
わたしとちがって、服装に頓着しない性質なのだな。
ああ、わかったぞ。
ほかの将軍は、みな妻子持ちだ。
だから、たとえ本人に洒落っ気がなくても、ほどほどに見栄でよい着物を着せてもらっている。
しかし、妻子持ちでないあの男は、気の毒に、ああいう、何も考えないで良い簡素な服に袖を通すしかないわけか。
白がかれに似合わないわけではないが。
うむ、わたしであれば、あの男に浅葱色などの淡い衣を着せるであろうな。
いやいや、そんなことは、あの男の周りにいるであろう女たちの考えることで、わたしの考えることではないな。

嗚呼、それにしてもなんて不味い食事だ。
それでも腹ペコの兵卒たちは嬉しそうに食べている。
気の毒で涙が出てきそうだ。

なに、そもそも、贅沢に慣れているわたしの口に合わないだけではないですか、と嫌味を言ってくるやつがいるぞ。
贅沢云々は関係なく、こんな粗悪なすいとん、まずいに決まっている。
おまえたちはどうして平気なのだ。
平気じゃない? 
じゃあ、なぜ黙っている。
ふむ、料理番の男が、糜芳どののコネで雇われている男なのか。
麋竺どの弟君は、なかなかに困ったお方だな。
なんと。料理番に文句をつけると肉包丁を持って追いかけてくる、というのか。 
それはいかん。
わたしが、気付いたからには、なんとかしてやろう。
料理番には、食事を改善するよう注意する。
それでもまだ食事内容が変わっていなかったら、そいつは馘だ。
その代わり、新野でいちばん料理の上手い料理人を探してきてやろう。
食事は、睡眠と並んで、人生における最重要事項だからな。
士気にもかかわることであるし。

……おやおや、兵卒たちがこれだけ喜ぶ、ということは、よほど我慢に我慢を重ねていたのだな。
約束は、かならず守ってやろう。

いま、趙子龍がこちらを見ていなかったか? 
気のせいか。
いま気づいたが、かれは、この食事に我慢できる男、ということだ。
かれは食事のひどさに気づいていながら、黙っていた、ということか。
麋家と揉めたくなかったのかもしれないが、どちらにしろ、やはり愚鈍でやる気がない男なのであろう。
やはり、かれが主騎になる、というのは、わが君に頼んでやめにしてもらおう。
わたしのこれからの、自由な毎日のためにも。

つづく

(2005/09/18 初稿)
(2021/11/24 改訂1)
(2021/12/17 改訂2)

陳叔至と臥龍先生の手記 その1

2022年01月22日 13時50分11秒 | 陳叔至と臥龍先生の手記
今日も今日とて、腹が立って仕方ない。

陳到、字を叔至は趙雲の副将であった。
泰然としている同じ年の上役とはちがって、陳到は出世嫌い。
ふだんは凡庸な男を演じているややこしい男である。
趙雲と武芸の才能は同等であるのだが。
陳到には、どうしてあんなに趙雲が、隆中からやってきた臥竜先生こと諸葛孔明の無礼な態度に平然としていられるのかがわからない。
趙雲からすれば、孔明のような若造の存在は、このごろ増えた蚊と変わりのないものなのかもしれないが、それにしても孔明の態度はひどすぎるように感じられた。
蚊のほうが、まだかわいい。
なにせ、孔明は趙雲に対してだけは横柄な態度をとる。
五つも年上の先輩。
しかも、陳到が同じ年ながら敬愛する趙雲に対し、ため口!
麋竺や簡雍や孫乾といった面々には礼を尽くして敬語をつかっているのに、なぜわが将軍のみにはため口なのだろう。
そう思うとイライラしてきてしまい、晩酌も苦くすら感じられる。

あまりに陳到がイライラしているものだから、幼い娘も近づかず、かれの賢き妻もあきれ顔。
とつぜんに腹を立てているわけではなく、このところ毎日腹を立てっぱなしなのだから、家族はだれもうんざりしていて、なだめてくれないのである。
そして、今日も今日とて腹を立てつつ酒をちびちび飲んでいると、妻が言った。
「いい加減になさいまし。いつまでそうカリカリしつづけるつもりなのです」
「あの軍師が態度をあらためるまでだ」
「聞いた話ですと、お殿様が見込まれただけあって、すばらしく仕事が早いお方だそうですわね」
「たしかに早いわい」
「しかも早いばかりではなく正確で的確だとか。ならば、喜びなさいまし。あなたがたの仕事も楽になるでしょう」
「でも、趙将軍への態度はゆるせぬっ」
食卓を拳でどん、と叩く陳到。
目じりには涙が浮かんでいるが、これは単にかれが泣き上戸の傾向があるためだ。
「なにゆえ、ため口を許されているのか」
「ご本人は気にしておられないのでしょう」
「気にしておられるに決まっておる。あの方は我慢強い方だから、じっと耐えておられるのだ」
「軍師さまの主騎だから?」
「主騎にならざるをえなかったので、耐えておられるのだよ」
「そう決めたのはお殿様なのでしょう」
「わが君の命令には、将軍も逆らえぬからな。おかわいそうな趙将軍。まるで犬っころを呼ぶように、あの軍師が趙将軍を『子龍、子龍』と呼び捨てにするだけで」
「だけで?」
「鳥肌が立つわい!」
「嫉妬ですわね」
「何を言い出した」
「いえ。なんでもありません。それよりも郎君、このグズグズはいつまでつづくのですか」
「グズグズと申すか」
「グズグズじゃありませんか。郎君がどれほどここで文句を言おうと、人様は変えられませんわ。たしかに腹が立つでしょうけれど、しばらく様子を見てはいかがです。軍師さまは田舎から出てきたばかりで、新野の雰囲気がまだよくわかっておられないのかもしれない。そのうち、趙将軍がどれほど立派な方かわかれば、態度をあらためられるかもしれません」
「それまで待てというか」
ならば、それまでこの悔しい気持ちはどこへもっていけば、と言う前に、以心伝心、妻は陳到の前に、鉄筆と竹簡を持ってきた。
「愚痴ならば、これに書いておさめなさい。気分が晴れますわよ」
「書くのは慣れておらぬ。面倒だ」
「まったく、ああ言えばこう言うわね。だまされたと思って、書いて腹をおさめてみなさいな。それでも腹が立ち続けるのなら、仕方ありませんけれど」
陳到は、なおも反駁しようとしたが、妻の怖い顔を前に、引っ込んだ。
「やるだけやってみるわい」
「それでよろしい。さあ、そうと決まったら、もう子供の前で、酒を飲んでは愚痴ばかり、というのはやめてくださいよ。ほんとうに、教育に悪いったら」
妻はぶちぶち言いながら、陳到が飲み干した盃と酒瓶を食卓から引き揚げてしまった。
あとに残された鉄筆と竹簡。
陳到はしぶしぶ、鉄筆を握り、文字をつづりはじめた。



趙子龍の副将・陳到(叔至)、記す

隆中から軍師としてわが君が連れてこられた諸葛孔明というお方は、名前もきらきらとして変わっているが、御面相もたいそう変わっておる。
どういうふうに変わっているか。
美麗すぎるのだ。
美麗といっても、うちの女房もたいしたものだが(自分でそう書くのはおかしいかなあ)、あの軍師の持つ美しさというのは、女人の美しさとはまた別の種類の、なかなかほかでお目にかかれない類のものだ。
ひとくちに美しい、といっても、いろいろある。
たとえば、身体の線が美しいとか。
内面からにじみ出る表情の豊かさゆえに、平凡な顔立ちでも美しく見えるとか。
もともと目鼻立ちが整っていて美しいとか。
ともかくいろいろあるのだと思うが、この青年の場合、顔も秀麗、背格好もすらりとして清雅、双眸の輝きは星のよう。
しかも、ほんとうに神仙のごとく霞でも食べているのではなかろうか、と疑わせるほどに生活臭がないため、神秘的な雰囲気すら漂わせているときた。
まあ、口から出る言葉は辛辣きわまりなく、やたら現実的で、がっかりするほどなのだが、外見は美麗であることにはまちがいない。

これほど美麗であれば、さぞかし城の女どもが黙っておらぬであろうな、と思えば、そうでもない。
城の女たちに聞いてみた。
ところが、だ。
「あれだけ綺麗だと近づきがたい」
「私たちなぞ、相手にすらしてくださらないでしょう。手ひどいことばで追い返されそう」
「高嶺の花ですわ。へたに近寄ったら叱られそうで怖い」
「神経質そう」
などなど、人気の点では、いまひとつのようだ。
怖いというのは誤解で、むやみに人を叱るようなことはないそうなのだが。

将兵たちからも、軍師に対しての本音を引き出してみた。
もちろん、ウチから持ってきた、わが賢き妻手製の餅(わが賢き妻は『噂話を釣るエサ』と露骨に呼んでおるが)を振る舞いつつ、だ。
すると、将兵たちからの、あたらしい軍師についての評判は、やはり、いまひとつ。
「顔が綺麗なのがなんの役に立つ。役者にでもなっておれ」
というのが大方のもの。
そのなかで、とくにおどろいたのが、
「世には断袖の者も多いようだが、あれは相手にされまいよ。女のようでありすぎるからな」
という声だ。
さまざまな声のなかでも、これは意外な意見であった(気の毒であるから情報提供者の名は伏せておく)。
わたしはそいつに、さらに餅をやって、くわしく聞き出してみた。
そいつは、すっかり気を良くして、ぺらぺらしゃべってくれた。
「よいか、断袖の者に人気があるのは、単に女のように線の細い者ではない。あくまで『男らしさ』がそこになければならぬのだ。『男としての美しさのある者』。これが、一番人気がある。あの軍師のように、『男だか女だか、わけがわからん』というのはダメだ。イマイチだ。あれなら女と代わらぬ。面白味がない。あれとお前となら、お前のほうが、人気があるだろうよ」
わたしはあわてて逃げ出そうとしたが、件(くだん)の情報提供者は、けらけらと人の悪い笑顔を見せて、言った。
「すまぬ、すまぬ、冗談ぞ。そうさな、断袖の者のもっとも好む男といったら、趙子龍どのであろう。あれはよいな。肉付きの素晴らしさ、凛々しい風貌、男らしい重々しい口調に低音のよく響く声、大将然とした落ち着き。ああいう男らしい男こそが『もてる』。軍師が、まだ十四前後の稚児というのであれば、また特殊な趣味の連中にもてはやされようが、あいにくと年が行き過ぎておる。だから、『ダメ』」
なるほど。
軍師は、ほうぼうで、ダメ出しをされているようだ。

それにしても、趙将軍が、それほど断袖の者たちに人気があるとは知らなんだ。
趙将軍の貞操をお守りするために、副将たるこの陳叔至、一肌脱いだほうがよいだろうか。
いやいや。
一肌脱ぐ、に、よこしまな意味はないぞ。
わたしには愛する女房がいるのだからして。





翌朝になり、陳到はすっきりした気分で目を覚ました。
じつはこのところ、あんまりグダグダと酒を飲み続けいていたので、朝に二日酔いに襲われることが多かったのだ。
ところが、手記を書いたことで、頭すっきり、気分爽快。
これはすごい。
さすがはわが妻の知恵だ。
陳到はさっそく、率直さをみせて妻に礼を言い、もらった鉄筆と竹簡を職場にも持って行って、続きを書くことにした。

つづく

(2005/09/18 初稿)
(2021/11/24 改訂1)
(2021/12/17 改訂2)

※ 本日(2022年1月22日)より、旧シリーズの作品を、2022年度リライト版に差し替えていきます。
ほぼ毎日、午後に更新していきます。
サイト「牧知花のホームページ」では先行して更新している作品です。
おなじく、「小説家になろう」「カクヨム」にも連載しています。
これからしばらく、どうぞお付き合いください。

それと、本日、九州~四国で大きな地震がありました。
みなさまのなかに、怖い思いをした方がいらっしゃったら、お見舞い申し上げます。
早く落ち着きますように…

ではでは、また明日お会いしましょう('ω')ノ
牧知花

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