高田拠点地区活性化検討委員会が提言書

2014-04-10 15:32:22 | 地域のまちづくり
みやま市は地域活性化策の一環として昨年11月に学識経験者や地域の各団体などからなる高田拠点地区活性化検討委員会を設置し、高田町濃施地区の活性化策について検討を重ねておられましたが、このほど提言書としてとりまとめられました。依って、同検討委員会の西山委員長と内田副委員長は、市役所本所を訪れ、西原市長に提言書を手渡しました。その様子を伝える有明新報を引用しご案内します。
・提言書の内容等を伝える有明新報コピー(図上をクリックして下さい,読みやすくなります。)
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・奧の院のシャクナゲま祭りが、20日まで行われています。(10日撮影)

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みやま市北の玄関口活性化検討委員会が提言書を市へ提出&梅野家歴史資料館の秋色

2012-12-03 18:06:44 | 地域のまちづくり

みやま市北の玄関口活性化検討委員会の大久保直喜委員長らが11月30日、同市役所本所で市へ提言書を提出した。同市の「北の玄関口」となる上長田地区の活性化事業として、「癒やしと憩いの鉱泉の里(仮称)」を目標に温泉施設など交流拠点施設整備を提案。「活性化へ実効あるものに」と西原市長に手渡した。

上長田地区は江戸時代末期から愛飲される長田鉱泉、希少な天然樟脳工場がある。近くに県筑後広域公園や九州新幹線筑後船小屋駅が整備され、近年「北の玄関口」として付加価値が増す一方、「新船小屋」と呼ばれて温泉場として栄えた面影は消え、地域活性化が課題。

同委員会は市民や商業関係者、学識経験者らが委嘱を受け、検討や住民へのアンケート調査を実施。この日は「交流人口増大によるにぎわいと活力の創出」などの方向性と、鉱泉水を活用した温泉施設など拠点整備をはじめ事業を提案した。西原市長は「実現を目指したいとした。(12月1日 有明新報 柳川大川みやま版、引用)

梅野家歴史資料館の秋色(11月28日撮影)

・ 日本庭園

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・長谷水門の周辺

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■ リンク集

 ▲大牟田市(ここクリック

 
▲柳川市(ここクリック

 
▲大川市(ここクリック

 
▲みやま市(ここクリック

 ☆みやま市観光協会(ここクリック

   同上 みやま日和(ここクリック

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 ☆県議会議員 板橋さとし(ここクリック

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 ☆道の駅みやま(ここクリック

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一般県道 飯江長田線道路計画 説明会をしました

2012-06-25 05:12:20 | 地域のまちづくり
 淸水山入口(本吉)交差点から、大草、大塚を通り、国道209号へ接続させる(松尾仏壇近く)現道拡幅・新設道路計画が進んでいる一般県道飯江長田線について、南筑後県土整備事務所の道路課県道整備係の長友係長と内藤主任技師に足を運んでもらい、同道路計画の概要の説明をしていただき、理解を深めました。(会場:梅野家歴史資料館)
▲政治学級二十日クラブにおいて、何故、今、この道路計画について、学習活動の一つとして、説明会をお願いしたのか、その背景などは下記の通りです。

  この道路が通る地域(本吉・大草・女山・大塚)は、自然環境に恵まれ、観光資源(淸水寺・女山神籠石・女山史跡森林公園・しゃくなげ寺・梅野家歴史資料館・長谷水門・権現塚、等々)が豊富であり、いわば「みやま観光」のメッカ、中心地である。

  

 山川町を縦断する国道443号と接続する同県道は、淸水山入口交差点まで拡幅整備され、九州縦貫自動車道路みやま・柳川IC(インター)に接続し、平家伝説のメッカへつながり、山川町観光へのアクセス道路である。

 

 同道路は、インターから至近距離にあり、同道路計画に、観光という付加価値を付けることにより、より多くの観光客の誘導を可能にし、まさに経済波及効果が高い道路となる。将来的には、みやまの宝ともなり得る道路の素質を十分に備えている。近い将来、後悔しないように検討に検討を重ねる価値ある道路である。

  

 同道路は、通過車両とともに、歩く人にとって「”魅力と潤いのある楽しい道」につくりあげることが、観光客の増大につながる道路となり、ひいては「地域おこしや六次産業化」の実現へ向けた道路ともなり得る。

  

下図、高速道路インターの右、上の方に点線で伸びているのが、同道路計画の線形です。(クリックすると大きくなります)
  
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▲道路計画の要点
  
・完成年度→平成26年度予定
 
・道路幅→10.5m(車道8mの2車線 歩道2.5m)歩道は基本的のは片側、一部両側に設置予定。
 
・事業費→?
 
・用地の確保→現在工事中区間は概ね確保できているが、先は現在地権者などと鋭意話し合いを進めている。
 
▲ 質問や意見などのとりまとめ
  
 現在の道路は幅が狭い。歩道がない。他県からの車も多い。観光客も多い。ウオーキングコースともなっている。などなどである。バリヤーフリーは。車イス対応は。点字ブロックは。信号機は。ガードレールよりも、手摺りタイプの設置など、障害者や高齢者に配慮した道づくりについて検討する。
  
② 単なるバイパス道路ではなく、観光に配慮した魅力的な道路づくりへ期待する。
  
 市の花・サクラや市の木・クス、みやまの特産物のハゼの木など、歩道の並木として植える。
  
 ポケットパークなどを設置するスペースを確保し、そこにはトイレの設置などを実現する。(いわゆる残地活用。これを上手く利用する)
  
 歩道は2.5mにこだわらず、地区によっては、柔軟に対応する。(残地活用)
  
 観光客に意識した道路として、交差点などに、景観に配慮したモニュメントなどの設置を考える。
  
 道路に名前をつけて、この地域に相応しい観光を柱にした道路づくりを提案する。(例えば、卑弥呼ロードとか)
  
 南筑橋が新しくなったが、これに接続する道路計画について。
  
 みやま市や行政区との連携などについて。
  
 全体の完成には時間もかかると考えられるが、用地確保された区間については、工事を急ぎ、部分の供用開始も大切と思う。
  
 以上のような質問や意見が述べられ(同道路計画に対した理解が深まり)よかったと思います。今回の説明会を機会に、更に理解を深め合いながら、同道路計画の進捗に合わせて、魅力ある道路づくり向けた取り組みがなされるように、行動を重ねて行きたいと思います。
  
▲これに関連する当ブログの書き込み(ここをクリック
  
▲この道路計画について、ご意見などありましたら(メール送信はカテゴリーの下にあります)
  
▲ 説明を熱心に聞く学級生たち
 
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▲みやま市観光協会facebook(ここをクリック
▲  同上  ブログみやま日和(ここをクリック 邪馬台国 古代日本誕生の謎
                    (青輝園のオリエンタルユリ展)
                    ( みやま納涼花火大会
▲千寿の楽しい歴史(ここをクリック)( 梅野家歴史資料館の庭園
                    ( 青輝園のオリエンタル百合展)
                     蒲池焼作品展)(新 今福池の鬼蓮
                    ( 川越街道・・・日本橋~板橋
▲板橋さとし県議ブログ(ここをクリックDsc06235新 6月県議会一般質問)
△心温まるホットな出会い・・・・。(ここをクリックして下さいみやまいいまち会の紹介をしていただきました。


「歩くまち」へ住民の議論を

2012-05-13 14:52:59 | 地域のまちづくり
今朝も肌寒い散歩。麦が色づきはじめた。天気は下り坂。女山山頂の薄雲にうつるぼんやりとした深紅の太陽はめったに見れない。これこそ「早起きは三文の徳」である。
朝刊を広げる。一面の「堤論  明日へ」 車社会と生活空間 「歩くまち」へ住民の理解を!と題する記事が目に止まる。
    ・・・堤論の投稿者は、湯布院町の桑野和泉さん(ここをクリック)・・・
      「湯布院温泉観光協会会長&温泉宿 玉の湯 代表取締社長」
先日、板橋さとし県議との懇談会で話題になった淸水山本吉~大草~長田に通す新道。この道路の整備に当たっては、「卑弥呼ロード」として、この地区の歴史と文化、これらと調和する道路づくりが求められる。これらが話題となった。
今回の堤論を、「卑弥呼ロード」づくりの参考になればと・・・。この思いを綴ります。
みやま市の観光の目玉として、「卑弥呼ロード」を整備することは価値があると思います。この地は卑弥呼伝説があり、淸水山・女山・新船小屋へ通じる現道の周辺には、史跡に恵まれ、緑が多く潤いがあり、自然豊かな地域である。これらを生かした道に、夢と未来を託し、この道路に観光と健康という付加価値をつけ経済波及効果を高めよう。
みやま・柳川インターから至近距離にあり、船小屋大橋、温泉、筑後広域公園、筑後船小屋駅へ通じる自動車交通とともに歩いても楽しい道路ともなる。
柳川や大川に向かう観光客を大切にし、この人たちが、「卑弥呼ロード」を歩いてみたい。と思わせることである。まさに史跡を巡る「歩きたくなるみち」づくりであります。
みやま市観光ガイドブック みやま浪漫 みやまの宝、として案内してあるように、(淸水山~女山を経て船小屋へ向かう新設道路を「卑弥呼ロード」として整備することは)みやまの宝を生かした道づくり、即ち、集客力のある道づくりへの大きなチャンスでもあります。
(農産物直売所の卑弥呼の里 写団ひみこ 卑弥呼観音など、名のつくものがあるように、卑弥呼を呼び戻すときでもあります。旧瀬高町時代では「卑弥呼まつり」があっていましたが、止んだ理由など知りたいと思います。先の定例市議会で旧高田町時代のまつりの復活について質問をされておりました。)
近々、景観まちづくりとして、まちの話題も多い。先日、柳川市の取り組みが有明新報で紹介されていました。大木町でも議会改革の一環として景観をテーマにしたワークショップが行われています。みやま市も先進都市を参考に学んで実践してほしいと願っております。
▼淸水寺入口交差点を起点に、始まった新道工事(5月13日撮影)
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 ・国の支援策について、先ずご案内します。
▼歩いて暮らせるまちづくりに関する世論調査、内閣府(ここをクリック
▼歩いて暮らせる街づくりモデルプロジェクト地区の選定(ここをクリック
少し前置きがながくなりましたが、堤論の内容についてご紹介します。
今年のゴールデンウイークは晴天に恵まれ、私どものまち・湯布院も。多くの人がまち歩きを楽しんだ。その中心となっているのが、土産物店などが立ち並ぶ湯の坪街道だ。
この通りはもともとは生活道路であった。1980年代に一軒のお店が立て替えの際に道路から建物を後退させて、そこにクヌギを植えた。周辺の店もこれを見習い「みんなの利益が自分の利益」という共通の意識が自然と生まれた。この意識のもと、緑が多く潤いのある町並みが形成されていた。
ただ残念ながら、この十数年で街は様変わり。沿道には周辺景観に調和しない店舗が出始め、商店陳列を道路境界ギリギリまでせり出す店舗も増えた。
休日になれば歩行者でいっぱいの街道に、乗用車やマイクロバスが乗り入れてくる。2006年の休日には、人ごみの中で、車と子どもの交通事故が起きた。交通と景観に関し深刻な問題を抱えていた。
そこで住民団体を中心に話し合いの場を設置。住む人にとっても、訪れる人にとっても、こ心地よいまちづくりを目指して検討を開始した。そして08年に周辺地域の景観計画・景観協定がつくられ、この街道にふさわしい景観や、その未来像が共有されてきている。
その一方で、交通問題は一向に解決していない。車が離合できる程度の道幅しかないのに一方通行にもならず、歩行者専用にもなっていない。休日のたび車と人があふれ、歩行者にも、運転者にも不幸な事態が続いている。
湯布院町では02年に、居住環境と観光の共存を目的に、交通実験が行われた。郊外に車を止めてバスや列車で観光地に向かうパーク&ライド、大型バスの進入制限や歩行者天国まど実施された。2日間あったが安全に歩けるまちの楽しさを味わうことができた。
この試みは、観光客の9割から「良い試みだ」との評価を受けた。しかし、人の流れの変わることや、日常生活への影響を懸念してか、事業者や住民からは半数を超える程度の支持しか得られなかった。交通問題での合意形成の難しさを知ると同時に「公共性とはなにか」を強く考えさせられたことだった。
これは、私どもの問題だけではない。生活空間と観光と密接につながっている地域では、共通する悩みなのだ。
例えば、世界遺産の岐阜県・白川郷や、神奈川県鎌倉市でもそうだし、「小江戸」として近年人気が高く年間600万人が訪れる埼玉県川越市でも、観光客の要望の一番は「交通安全性の向上」(08年度観光アンケート)であるが、ここでも問題解決には至ってはいない。
先月、京都府亀岡市、千葉県館山市で、通学中の子どもたちが死亡する交通事故が相次いだ。少年による無免許運転など運転者側に大きな問題があるようだが、通学路という子どもたちにとって最も身近な生活空間に、車が入ってきて悲惨な事故が起きた。観光地での問題と共通するものもあると思う。
この10年ほど通学路の安全対策は、その必要性が指摘されながら進んでいないように思える。
子どもたちの命にかかわることである。交通量の多い地域ではガードレールの設置や、登校時の車の乗り入れ制限など、地域の実情似合わせた、さまざまな対策が考えられるはずだ。
地域での車の使用制限などは、住民生活に不便をもたらすかもしれない。しかし住民が話し合う場を早急につくり、多様な人たちによるオープンな議論を積み重ねるしかない。地元自治体はそのような議論の場を作り上げる役割を担うべきであろう。
内閣府は行った世論調査(09年)では、「歩いて暮らせるまちづくり」に93%が賛成している。超高齢化・人口減少社会に向かう中なか、「車から歩くまちへ」の変換はますます求められることになろう。
私心を少しばかりなくさないと心地よい空間はできない。私たちは、いま一度身近なところから、生活空間の安全について考え議論していくときではなかろうか。
以上が、堤論内容です。(N新聞5月13日朝刊引用)
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