みやま市議会を考える(3)

2011-06-29 05:58:36 | みやま市議会

市議会の役割、そして議員の使命に引き続き、市議会の権限や仕事などについて考えてみたいと思います。

 市議会には、大きな権限が与えられ、重要な事項は市議会の議決が必要です。

 重要な事項とは、条例の制定や改正・廃止、予算決定や決算認定、請負契約など(一定の基準以上のもの)、財産の取得や処分、副市長などの選任や任命の同意、請願や陳情の審査、市政に関する調査や検査及び監査請求などなどです。

議員の任期と定数などについて

 任期は4年間ですが、現議員(22人)の任期は、この7月31日まです。そこでみやま市誕生後の2回目の市議会議員を選ぶ選挙が7月24日に行われます。

議員定数は、今回から、19人と決められており、現22人から3人の減となります。

 先に行われた今回選挙の立候補者説明会には現職17人、新人8人、25人出席(うち女性2人)と報道されております。25人全員が立候補すると仮定しますと6人が落選することになります。

★女性の政治参画について(西日本新聞社説)

★みやま市は、この3月に男女参画基本計画をつくり、今後の市の発展のためにも、男女共同参画の推進は重要としています。

★みやま市男女共同参画審議会の第1回会議を報じる。(6月29日)

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みやま市議会を考える(2)

2011-06-27 05:07:40 | みやま市議会










市議会の役割と市議会議員の使命について考えてみたいと思います。

市議会の役割

 みやま市には、市の意思や基本的な方針を決める「議決機関」として、市議会と、その決定に基づいて実際に仕事を行う「執行機関」として、市長、教育委員会、選挙管理委員会などがあります。

 市長は市政の方針や重要な事項を議案として市議会に提案し、市議会は提案された議案について審議し決定します。その決定に従って市長は市政を執行し、市議会は執行機関が適正に仕事をしているか「監視」します。

市民は選挙で直接、市議会議員を選びます。

 市の意思は、市民に代わって市議会によって決定されます。市民は、選挙を通じて一定数(こんどの選挙から19人)の代表者(市議会議員)を選び、その代表者によって構成される市議会において、市の意思が多数決の原則に基づいて決定されます。

 市議会議員の使命

 市民の直接選挙によって選ばれた公職として、常に市政の課題などを把握し、公益性の見地から、市全体を見据え、市民の多様な意見を市政に反映させることです。具体的には市の施策を最終的に意思表示を行うこと。この決定が適法、適正、公平、効率的、民主的になされているかを市民全体の立場に立って批判し、監視することです

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みやま市議会を考える

2011-06-25 06:38:27 | みやま市議会

 
 瀬高町、高田町、山川町の3町が合併し誕生したみやま市。この新生みやま市づくりを託した最初の市議会議員22名を私達みやま市民が選挙投票で選んだのは平成19年7月1日でした。
 それから4年間の任期を迎えようとしている今、2回目の選挙が7月24日に行われる予定で準備が進められています。(今回の選挙では19名の市議会議員を選びます)
 今、市民の関心は、今回の選挙に何人の市民が立候補されるのか、市民の注目も高いようです。
 6月24日に行われた立候補者説明会では、現職17、新人8の25陣営が出席したと新聞に報じています。
     


みやま市議会定例会終わる

2011-06-24 06:34:08 | みやま市議会

 みやま市議会定例会が22日の最終本会議において、約21億を追加する補正予算案を否決し、新規事業の一部の事業に異議を唱えた。

 市議会定例会は、3月、6月、9月、12月の年4回開催されますが、現市議会議員にとって最後の定例会となります。

まちの政治を見つめる学級の学級生は、今回の定例会についても一般質問全てを傍聴しました。

 みやま市誕生後の市議会において、予算案などが否決されたことは私の記憶にはありません。

 今回の市議会定例会のように「議決機関」の市議会と、この決定に基づいて仕事を行う「執行機関」がお互いに深い議論をおこない採決にのぞみ決定されることは、市民にとっはいいことだと思います。

★新聞で補正予算案の否決を報じる。     


「木蝋の里みやま」を考える(完)

2011-06-22 05:47:28 | 和ろうそく作り体験教室

 木蝋は江戸時代から日本に伝わる伝統産業の中で重要な位置を占め、みやまの重要な地場産業でありましたが、高度成長期に入るや歴史と伝統ある木蝋も津波のごとく押し寄せてくる経済至上主義と石油文明に洗われながら現在に至っています。

現在のこの厳しい社会経済環境のなか、みやまでは「木蝋」の生産が行われています。

 ここでは、伝統の技と天然素材を生かした「みやま木蝋」を素材にした「和蝋燭つくり」などなど、市民レベルの取り組みによる「まちづくり」ついて考えてみます。

現在における木蝋(櫨蝋)に関するイベントなどの取り組みにつて整理してみます。

① 木蝋の里みやま」キャンドルナイト・・・・・ この6月18日に9回目が重ねられ、次回は12月に10回目が予定されています。木蝋の里みやまキャンドルナイト実行委員会」主催

②櫨の苗木植樹プロゼェクト・・・・・・・・・・・・・この2月に保健医療大学の敷地に50本が植えられました。所管は保健医療経営大学

③櫨蝋の会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この4月に「まちの政治を見つめよう学級」二十日クラブの内部組織として設立。ここまで苗木の植付けや和ろうそく作りに参加するなど活動をスタートさせています。

④櫨並木つくり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高田町の飯江川堤防道路に個人レベルで取り組まれています。

 今後、上記3団体などが連携し、市民、行政、企業などを動かし、「木蝋の里みやま」づくりに向けた取り組みを一歩、二歩と進めてゆくことが大切であろうと考えます。