平成24(2012)年も残すところ一日となった。柳川、大川、みやま市では九州北部豪雨で大きな被害を受けて、有明海沿岸道路の柳川市大和町区間の大和南ICー徳益IC間の自動車専用道路の開通など、さまざまな出来事や動きがあった。今年1年を振り返る。
■刑法犯罪減る・・・柳川警察署管内
柳川警察署管内の刑法犯罪認知件数は21日までで、1014件と減少。自転車盗やひったくり、自販機狙いなどが減る一方で、万引きや侵入盗等の増加が目立った。
■交通事故は減少・・・柳川警察署管内
同署管内では26日現在、昨年同期より25件少ない842件の人身事故が発生。死者は3人減の5人、負傷者は33人減の1104だった。飲酒運転による事故も6件で1件減少している。
■暴力団追放大会・・・柳川市
1月に柳川市民会館で柳川・みやま両市の安全・安心まちづくり協議会と柳川警察署の主催で初めての暴力団追放総決起大会が開かれた。地域住民およそ1200人が参加。「暴力団を利用しないぞ」「暴力団を恐れないぞ」「暴力団に金を出さないぞ」などどシュプレヒコールを唱和し、暴力団排除へ心を一つにした。
■救急出動増える・・・柳川市
柳川市の26日までの火災発生件数は14件で昨年同時期より5件減。建物火災が7件と少なく、被害額も大きく減っている。救急は九州北部豪雨もあり2670件。すでに昨年1年間の2651件を上回った。
■交通事故死者減る・・・大川市
大川市では26日までに308件の人身事故が発生し、死者1人、負傷者386人。昨年同期と比べて事故12件増えたが、死者は1人、負傷者は7人いずれも減少している。
■火災は増加・・・大川市
大川市で発生した火災は26日までに25件。昨年同期より1件多い。救急出動は9件多い1306件。初めて1300件こ超え、過去最多となった昨年をわずか上回った。
■箸袋にメッセージ・・・大川市
筑後警察署は大川市など管内住民の飲酒運転撲滅や暴力団排除への意識を高める啓発活動として「安全安心のはし渡し作戦」を始めた。箸袋に飲酒運転や暴力団の追放を訴えるメッセージを書いて3万枚を用意。4月に「はし渡し式」として料飲組合や交通、防犯関係など8つの協力団体に渡した。飲食店の割り箸入れに利用され、キャンペーンなどでも配られた。
■救急出動が過去最多・・・みやま市
みやま市では26日現在で17件の火災が発生。昨年同期より3件減った。救急出動は1732件。昨年同期より161件増加。過去最多だった昨年を大きく上回っている。
■防災行政無線・・・みやま市
みやま市は6月から防災行政無線「みやまコミュニティ無線」の運用を開始した。小学校や公民館など市内65ヵ所にスピーカーを設置し、住民に向けて災害時の情報などを一斉放送。津波や緊急地震情報などを受信する全国瞬時警報システム(アラート)にも接続。7月の九州北部豪雨では避難情報を発信した。
■主な出来事
大牟田柳川信用金庫の元職員による業務上横領事件捜査終結(5月・柳川市)
■行政と消防・警察、地域住民が参加し、4年ぶりにみやま市で全市的な防災訓練(6月・みやま市)
■筑後警察署と大川樟風高校が、犯罪に対する生徒の自己防衛意識を高めるため、SDE(自己防衛教育)推進校の協定結ぶ(6月・大川市)
「有明新報 柳川大川みやま版 12月30日号引用)
■旧有明鉱立て坑櫓の保存などに関した2007年の記事です。
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■九州平家伝説盛会
九州平家伝説いinみやまが2月11,12日の両日行われた。平家ゆかりの地・山川町で行われてきたイベントを新しくし、観梅時期に実施。武者行列や盆栽梅の展示直売などが多くの人を集めた
■統合校建設
みやま市教育委員会臨時会が6月29日に開かれ、市立小中学校再編計画の山川東部小学校など4校統合校の建設地として山川市民センター西側駐車場案の修正案に賛成意見が集まった。市長の了承を経て計画が進められている。
■豪雨被害
九州北部豪雨が7月14日に発生し、みやま市でも本郷地区を中心に床上浸水などの被害があり、避難生活を余儀なくされるなどした。発生後、被災地の住民が復旧活動に尽力。市や社会福祉協議会による災害ボランティアセンターなどを通じ市内外からのボランティアの応援も得て、早期復旧を目指した。
■太陽光発電誘致進む
芝浦グループホールディングスによるメガソーラー発電所の地鎮祭が8月11日にあった。建設場所は、民有地の、高田町昭和開の旧有明鉱跡地で、日本の産業を支えた炭鉱の跡地が、新エネルギーの太陽光発電の施設へと生まれ変わることになった。市内では瀬高町高柳の市有地に、地元経済界による発電事業者「みやまエネルギー機構」による発電計画もあり、来年には両施設が稼働する。
■子育て応援のまちへ
子育て支援組織、みやまファミリー・サポート・センターの開所式が10月1日に行われた。子どもの保育園や幼稚園、塾への送迎や預かりなど会員による助け合いを通じて地域で子育てを応援するもの。安心して子育てできるまちに向けて市の委託を受けて市社会福祉協議会が開設した。
■光ファイバー整備
みやま市の光ファイバー網を活用したブロードバンドサービスの開通式が11月1日にあった。経済活動の広域化に伴い高速通信サービスを求める声などを踏まえ、平成23,24年度の2ヶ年で市内全域への整備を推進。民設民営で市が一部を補助し、民間業者がブロードバンド網を整備・所有し、運営・サービスを提供していく。
■健康・福祉の祭典
第1回みやま健康・福祉フェスターが11月11日に開かれた。市文化祭、まるごとみやま秋穫祭と並ぶ秋の三大イベントの一つで、健康や福祉、ボランティアなどをテーマに従来の催しをリニューアル。雨天の影響で催事の一部中止はあったものの、多くの人でにぎわった。
■市役所新支所開設
市役所高田支所の開所式が12月3日に実施された。旧高田支所用地の病院建設用地への活用に伴い、まいピア高田敷地内に新設。旧高田町時代から親しまれた支所が生まれ変わった。
■主な出来事
・あいさつ日本一運動市民大会を初めて実施(1月)
・鯉・恋・来を開催(5月)
・蒲池山ため池近くでほたる火まつり楽しむ(6月)
・豪雨からの復興へ願いを込めて納涼花火大会(8月)
・おもちゃ花火フェスターにぎわう(8月)
・県立美術館移動美術館展を堪能(9月)
・クリエイターズマーケットが盛会に(10月)
・山門高校が創立100周年記念し式典(11月)
(有明新報 柳川大川みやま版 12月29日号引用)
みやま市民のグループ、政治学級二十日クラブは27日までに、同市の十大ニュースをまとめた。第1位は7月の「九州北部豪雨、本郷地区・上庄地区を中心に甚大な被害」。豪雨被害復旧へ支援活動の輪が広がったことも併せ、今年最も印象深かった出来事を振り返っている。
同クラブは、政治と市民生活との関わりをテーマにした学習活動やボランティアなどに取り組んでいる。十大ニュースは学習活動の一環で選んだもので、月ごとの主な出来事から1年の回顧を行い、決めていった。
豪雨の話題が一番大きかったのをはじめ旧市役所高田支所への病院移転に伴う新庁舎完成、メガソーラーの話題が2位、3位に選ばれた。光ファイバー網の整備や保健医療経営大学の第1期卒業生が巣立ったこと、メガソーラーの建設に関連し、旧有明鉱跡地の立て坑櫓(やぐら)が撤去されたことも入った。(有明新報 柳川大川みやま版 12月28日号引用)
■在りし日の旧有明鉱立て坑櫓の雄姿、このランドマークは消えた・・・。
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平成24(2012)年も残すところ一週間を切った。柳川、大川、みやま市では九州北部豪雨で大きな被害を受けて、有明海沿岸道路の柳川市大和町区間の大和南ICー徳益IC間の自動車専用道路の開通など、さまざまな出来事や動きがあった。今年1年を振り返る。
■台湾事務所
市は3月5日開会の市議会定例会に提案した平成24年度一般会計予算案に、総額682万円の台湾事務所開設事業費を盛り込んだ。大川のインテリア製品、農水産物などの台湾へのマーケット確立のためのPR、ニーズ調査の拠点にするとしたが、議会は「しっかりと調査、研究をする必要がある」などと指摘。市は調査関連の126万円を除いて執行を保留することとした。
■四季の膳創作
大川名物料理発表会が3月22日に三川屋で開かれた。「筑紫次郎の川づくし料理ー四季の膳ー」として、市内の飲食店による「筑紫次郎の川づくし料理研究会」が市から委託を受け、特産品のイチゴ「あまおう」を使った創作料理を披露。市内の女性団体メンバーが試食した。市や同研究会はさらに情報発信に努める。
■生活支援バス増便
高齢者らの日常生活支援のため運行されている生活支援バスが、利用者の利便性向上を図るため、7月2日から増便された。6地区とも運行を週2日から3日にして、市立図書館にも停車させるなど乗降場所を増やしている。各地区からの要望を聞き、安全性も考慮して運行ルートも見直した。
■花火大会は8月に
大川花火大会が8月11日、筑後川総合運動公園で開かれた。同大会は毎年8月の開催だったが、主催する大川観光協会は昨年初めて大川木工まつりとタイアップし、10月の同まつり期間中に大川中央公園で開いた。だが、「夏開催がいい」「大きな花火を上げてほしい」などの声が多く、8月に戻された。
■高齢者に元気を
高齢者が元気に働く仕組みを構築し、高齢者の生きがいづくりや地域活性化につなげようと「つよしてがまだせ」プロジェクトが24年度からスタート。市長をリーダーに経営政策課、インテリア課、健康課、企画調整課、農林水産課の課長補佐や係長がメンバー、市シルバー人材センター職員がオブザーバーになっている。11月27日の会議は高齢者が作る加工品などを高齢者自身に販売してもらうため、来年4月の協議会設立を決めた。
■姉妹都市25周年
イタリアの家具のまち、ポルデノーネ市との姉妹都市締結25周年記念事業として、小中学生による絵画交流展が12月18日から大川文化センターで開かれている。大川の児童生徒は夏休みの思いで、好きなまちの風景などをテーマに描いた33点を出展。ポルデノーネからは環境問題、税、思いやりなどをテーマにした8点の紙芝居が出されている。1月10日までの開催。
■主な出来事
・生ゴミ堆肥化推進へモニター募集(3月)
・有明海沿岸道路筑後川・早津江川橋梁に関するオープンハウス開催(6,7月)
・全国建具展示会で大川建具事業協同組合の組合員企業から最高賞の内閣総理大臣賞など30点入賞(7月)
・市教育委員会が収蔵している市民寄贈の民俗資料および80点を公開展示(8,9月)
■農業の担い手育成確保を目的として、初めての青年就農認定式(12月)
(有明新報 柳川大川みやま版12月28日号引用)
■年末年始用の食材が並ぶ「道の駅みやま&アスタラビスタ」(12月28日午後3時頃撮影)
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平成24(2012)年も残すところ一週間を切った。柳川、大川、みやま市では九州北部豪雨で大きな被害を受けて、有明海沿岸道路の柳川市大和町区間の大和南ICー徳益IC間の自動車専用道路の開通など、さまざまな出来事や動きがあった。今年1年を振り返る。
■上海で書信展
中国上海市松江区程十髪芸術館で、「明・舜水書信展」(朱舜水の書と手紙展)が3月27日から4月26日まで開かれた。舜水は中国明の儒学者で日本に亡命し、柳川藩の儒学者安東省庵の師。柳川市が所有する舜水が省庵に宛てた手紙など65点を展示した。
■定住促進で支援制度
市は4月2日、企画課内に定住サポートセンターを設置。マイホーム取得、新婚世帯家賃、空き家改修の支援制度を創設した。17年の旧1市2町の合併以降、若年層を中心に人口が減少している。そのため、若年層の転出に歯止めをかけ定住促進を図る。
■消費生活セ開設
柳川・みやま消費生活センターが4月2日、市役所大和町庁舎内に設置された。柳川・みやま両市の共同事業で専門の窓口を設け、消費生活相談員2人を配置。自治体共同での開設は県内初めてだった。
■堤防2ヵ所決壊
7月14日、九州北部豪雨が発生し、柳川市内全域に避難命令が出された。沖端川と矢部川の2ヵ所が決壊。市内の3分の1が浸水し、中山地区や六合地区を中心に甚大な被害が発生。地元をはじめ全国各地からボランティアが訪れ復旧、復旧作業に汗を流し、多くの義援金が寄せられた。
■垂見コミセン起工
垂見コミュニティセンター建設工事起工式が9月3日、垂見小学校北側の建設用地で行われた。垂見コミセンを皮切りに柳川市は大和・三橋地域で26年度までに小学校区(11校区)ごとに整備を計画している。垂見コミセンは、25年3月開館予定。
■自動車専用道路延長
有明海沿岸道路の大和南ICー徳益IC間の自動車専用道路3.2㌔が9月9日、開通した。これに伴い、大牟田市の三池港ICー徳益IC間の16.9㌔が自動車専用道路でつながった。徳益ICと九州自動車道みやま柳川ICを結ぶ国道4343号バイパスは、3月27日に開通。同沿岸地域の交流が促進し、三池港などの広域交通拠点へのアクセス性が増した。
■景観条例を施行
柳川市は10月1日、景観条例を施行した。堀割が巡り城下町の面影が残るなど、柳川らしい独特の景観を守るため、市内全域を景観区域とし、建物の高さや色彩などを規制。エリアや地区ごとに定められた基準に応じ建物の建築や外観を変更するときは、着手する30日前までに届け出が必要になった。
■白秋没後70年
柳川市出身の詩聖北原白秋が亡くなって70年。命日の11月2日、白秋詩碑苑で白秋祭式典が開かれた。同日、没後70年を記念し、白秋が8年間住み、多くの童謡を作った神奈川県小田原市の市長から柳川市長に親書が贈られた。多くの記念事業も実施された。
■主な出来事
・壇一雄生誕100年記念祭を開催(2月)
・柳川市がピアスアライズ社と同社工場跡地のアスベスト処理などで和解協定書を締結(3月)
・柳川市で九州市長会開催(5月)
・県有明海漁連と県有明海海苔共販漁連が合併し、県有明漁連が発足(6月)
・柳川市はマスコットキャラクター「こっぽりー」に特別住民票交付、観光特使心得に任命(9,10月)
(以上有明新報 柳川大川みやま版12月27日号引用)
■ 木蝋の里みやまキャンドルナイトが22日、保健医療経営大学で行われました。
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