淸水山入口(本吉)交差点から、大草、大塚を通り、国道209号へ接続させる(松尾仏壇近く)現道拡幅・新設道路計画が進んでいる一般県道飯江長田線について、南筑後県土整備事務所の道路課県道整備係の長友係長と内藤主任技師に足を運んでもらい、同道路計画の概要の説明をしていただき、理解を深めました。(会場:梅野家歴史資料館)
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▲政治学級二十日クラブにおいて、何故、今、この道路計画について、学習活動の一つとして、説明会をお願いしたのか、その背景などは下記の通りです。
① この道路が通る地域(本吉・大草・女山・大塚)は、自然環境に恵まれ、観光資源(淸水寺・女山神籠石・女山史跡森林公園・しゃくなげ寺・梅野家歴史資料館・長谷水門・権現塚、等々)が豊富であり、いわば「みやま観光」のメッカ、中心地である。
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② 山川町を縦断する国道443号と接続する同県道は、淸水山入口交差点まで拡幅整備され、九州縦貫自動車道路みやま・柳川IC(インター)に接続し、平家伝説のメッカへつながり、山川町観光へのアクセス道路である。
③ 同道路は、インターから至近距離にあり、同道路計画に、観光という付加価値を付けることにより、より多くの観光客の誘導を可能にし、まさに経済波及効果が高い道路となる。将来的には、みやまの宝ともなり得る道路の素質を十分に備えている。近い将来、後悔しないように検討に検討を重ねる価値ある道路である。
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④ 同道路は、通過車両とともに、歩く人にとって「”魅力と潤いのある楽しい道」につくりあげることが、観光客の増大につながる道路となり、ひいては「地域おこしや六次産業化」の実現へ向けた道路ともなり得る。
・ ●下図、高速道路インターの右、上の方に点線で伸びているのが、同道路計画の線形です。(クリックすると大きくなります)
・ ・ ▲道路計画の要点
・ ・完成年度→平成26年度予定
・道路幅→10.5m(車道8mの2車線 歩道2.5m)歩道は基本的のは片側、一部両側に設置予定。
・事業費→?
・用地の確保→現在工事中区間は概ね確保できているが、先は現在地権者などと鋭意話し合いを進めている。
・▲ 質問や意見などのとりまとめ
・ ① 現在の道路は幅が狭い。歩道がない。他県からの車も多い。観光客も多い。ウオーキングコースともなっている。などなどである。バリヤーフリーは。車イス対応は。点字ブロックは。信号機は。ガードレールよりも、手摺りタイプの設置など、障害者や高齢者に配慮した道づくりについて検討する。
・ ② 単なるバイパス道路ではなく、観光に配慮した魅力的な道路づくりへ期待する。
・ ③ 市の花・サクラや市の木・クス、みやまの特産物のハゼの木など、歩道の並木として植える。
・ ④ ポケットパークなどを設置するスペースを確保し、そこにはトイレの設置などを実現する。(いわゆる残地活用。これを上手く利用する)
・ ⑤ 歩道は2.5mにこだわらず、地区によっては、柔軟に対応する。(残地活用)
・ ⑥ 観光客に意識した道路として、交差点などに、景観に配慮したモニュメントなどの設置を考える。
・ ⑦ 道路に名前をつけて、この地域に相応しい観光を柱にした道路づくりを提案する。(例えば、卑弥呼ロードとか)
・ ⑧ 南筑橋が新しくなったが、これに接続する道路計画について。
・ ⑨ みやま市や行政区との連携などについて。
・ ⑩ 全体の完成には時間もかかると考えられるが、用地確保された区間については、工事を急ぎ、部分の供用開始も大切と思う。
・ 以上のような質問や意見が述べられ(同道路計画に対した理解が深まり)よかったと思います。今回の説明会を機会に、更に理解を深め合いながら、同道路計画の進捗に合わせて、魅力ある道路づくり向けた取り組みがなされるように、行動を重ねて行きたいと思います。
・ ・ ▲この道路計画について、ご意見などありましたら(メール送信はカテゴリーの下にあります)
・ ▲ 説明を熱心に聞く学級生たち
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