春と夏に行われる「みやまのモノづくり展」7月11日~17日まで、福岡市の「アクロス福岡」でおこなわれました。
みやまいいまち会は、荒木精蝋さんと連携した取り組みとして、櫨蝋を材料にする「和ろうそく」の手づくり体験ができるコーナーを設けました。なお、展示、即売もしました。(15日~17日)平成13年から始まり、年1回が、今年から2回、今回で5回目。
初夏 白い花が咲き 実をつけ 晩秋 深紅に染まる「はぜ」、北風が吹き寒くなる頃から「はぜの実」の収穫が始まります。この実が「和ろうそく」の原料となります。
「はぜの実」から蝋(ろう)を抽出し、固めたのが、生蝋(しょうろう)、 この生蝋を適温で溶かし、容器に流し、固め、作ったのが「和ろうそく」です。
生蝋の製蝋所は全国に3ヵ所あるといわれ、この一つがみやまにある「165年の歴史ある荒木製蝋」です。国内生産量の約9割以上の生蝋(木蝋)を生産しています。
和ろうそくの他には、文房具、化粧品、食料品、医薬品、住宅機器、OA等、私たち生活の身近なところに広く使われています。
(日本で灯されている「ろうそく」のほとんどは、石油系のろうそく)
和ろうそくは、地球に優しい・人に優しい、明かりです。家族の誕生祝い・結婚祝い・夕食の団欒など、柔らかな雰囲気をつくりだします。ご仏壇にも灯してください。
「和ろうそくの手づくり」を体験してみたい方のご要望に応えるため、私たち市民グループは、荒木製蝋合資会社と連携し、その手作りのお手伝いと、その魅力を知っていただく活動をしております。
◆会場の情景
◆千寿の楽しい歴史さんも「みやまのモノづくり展をアップ」御覧ください!http://kusennjyu.exblog.jp/23000622/
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