地上350mの大パノラマ。さえぎるものは何もありません。晴れやかな景色が広がっております。
「今年も見通しの良い上昇の一年でありますように。東京スカイツリー 天望デッキフロア350」と年頭の挨拶が掲げてあります。
ソラカラちゃん、スコブルブル、テッペンペンのキャラクターたちもお正月モードですね。
こちらは西側を向いた方なのですが、おや、よくみてください。
ちょっと角度をずらした方がいいかな。
ここでアップすると、ほら、富士山がばっちり拝めちゃう!
日本一高いタワーから日本一の富士山がここから見れるとは、ちょっと感激。
がぶり寄ってズームイン。
子供も夢中で写真撮りまくり。
そして林立するビル群の中には、
昨日行ってきた東京タワーがありました。
隅田川沿いにアサヒビール本社ビルが見えました。
金色の泡(ウ○コのようであるが。。)を屋上に搭載し、隣の高層棟の頂上付近はジョッキの泡のようにガラスを配した、特徴的なフォルムであることからすぐ見分けられます。
ズームしてみた。やはりウ○コとジョッキ。。こちら側から見ると2つのビルに挟まれまさに"金隠し"状態か。
それにしても東京は建物でびっしりですね。
この写真、直接撮影した景色ではないのだがわかります?
実は、撮影した景色をタッチパネルにして掲示しているもの。
3面のタッチッパネルが備えてあり、自由に操作することができます。
好きなところを指先でタッチするとそこが拡大される仕組みです。
浅草寺も拡大して見れるよ。
夜景と隅田川花火大会も見れちゃうのだ。
実写に戻って隅田川、それに掛かる東京スカイツリーラインと言問橋。川沿いには首都高速6号向島線が走ります。
そういや、隅田川の花火大会、激混みでちゃんと見たことがないなあ。河畔沿いは1週間くらい前から席取りで空いてないし、立ち止まって見ちゃいかんので、歩きながら木立に邪魔されて落ち着いて見れないんだよね。
浅草・雷門はもとより、花川戸、松が谷、西浅草、千束、入谷は私の受け持ちエリアだったので、毎日御徒町から自転車こいで営業に出ていました。
昭和通り、清洲橋通り、浅草通り、合羽橋通り、言問通り、国際通り、馬道通り、江戸通りと、同じとこに向かうのでも日ごとに通り道を変えたりしてね、街並みを覚えていったものですよ。
川沿いにはホームレスのテントがびっしりあってね、近くを通ると消毒のにおいが立ち込めているんですわ。
駒形橋を通る浅草通りが大動脈のように見えます。
「スカイツリーの影が映ってる!」子供が見つけて大はしゃぎ。
634mの影とは、どれくらいの長さなんでしょうね。
住人の方はどう思っているのでしょう。一時的に日陰になって涼しいのか?日当たりがその分失われ困っているのか?
でも、いつでもスカイツリーを見れるなんて素敵じゃないですか。
くっきりとスカイツリーの影法師が街に降り注ぐ。
台東リバーサイドセンターに掛かる桜橋。X文字になっています。
そこにスカイツリーの影時計針が迫る。ローマ数字でいえばXは数字の10。この写真撮ったの9時58分なのでまもなく10時は偶然か?
“スカイツリーがまもなく10時をお知らせいたします。”
東浅草、今戸、清川、日本堤あたり。この一帯は山谷と言われ、ちょっと怪しげな雰囲気のところでしたね。いたるところに小さい酒屋兼立ち飲み屋があって、平日の昼間っから酒くらってるじいさんとかいっぱいいたなー。
桜橋にズームイン。この橋の浅草側の公園のそばをよく通ったけど、おでんの屋台が置いてある場所だったんだよね。これが夜見るのと昼間では全然違い、はっきり言って「こきたない」の一言。それから屋台はあまり利用しなくなっちゃった。。
北千住方面を向いてみた。
桜橋の先にある白鬚橋あたりから都営白鬚マンモス団地群が見えます。
実際にみたらデカいけど、ここから見たらちっさいもんだなー。
白鬚橋の近く、橋場まで毎日のように通ったなー。途中靴の製造工場が多くあって、「花川戸はきだおれ市」が毎年開催されるのも風物詩なんだよね。そういえば、浅草6丁目にマドラスの本社があったな。
いちおう、安全のために窓には近づけけなくなっている。高所恐怖症の人だと、固まって動けなくなるそう。。
電気か何かの配線。こういうの自分の仕事柄気になるんだよなー。
青い屋上の建物が目に留まりますね。広くて甲羅干しには最適かな。
もっと奥側にはレインボーブリッジがかすかに見えます。
高さ450mの天望回廊への案内版。
「プラス100mの空中散歩」はプラス1,030円で行けますが、そこまで高いとこは自信がない。。かみさんに登るか聞かれたけど、「また並ばなきゃならんし、ここで充分だべや。」とその場を乗り切った。
浅草寺みーつけた。五重塔がおもちゃみたい。後ろには浅草ビューホテルが見えてます。ここの1階ラウンジで飲んだコーヒーが、ものすごい濃いめローストだった記憶があるな。
人混みをかき分けながら天望室を一周してます。
ガラス張りの床。下界が恐ろしく遠い。。
鉄柱の上に乗っかってるんだからね。
押すなよー、絶対押すなよー!
足の下がガラス一枚のみって、しかも350m上空で。立っているだけで股間がスースーしてくるわ。
そこで下をのぞき込んでいるのは我が子ではないか。どうした?こわくてうずくまっているのか?
こわいのではなくめちゃ楽しんでいるのだ!ガラスの上でジャンプしはじめたぞおい!
この上に立ってると、なんか足の力が抜けていくような感じ。。もうこれ以上無理だわ。
凧が新年の気分を盛り上げます。
歌舞伎の連獅子やお正月遊びの飾り付け。江戸情緒ですね。
お天気も上々でよかった。グッズショップでお土産も買ったし、さて降りるとしますか。
エレベーターを待つ間、階表示サインを見ていました。ちょうど5階から下がっているところ。
終点4階から上がってきます。
そして350mの現地点へ。
350mから下がって、
340mと高度をさげていく。。
上下を繰り返しているうちに私たちの降りる番。昇ったときのエレベーターと内装が違います。
装飾がきれいですねー。
毬の柄をデザインに使っています。
伝統工芸みたいですね。
4階のショップでお買い物を済まし、窓際でちょっと休憩。
窓の外をのぞくとスカイツリーの骨組みが見れます。
複雑に接合した鉄骨で、強度を高める構造になっているんですね。
この骨組み構造で径を少しずつ縮めながら上部まで組み上げる技術ってすごいですよね。
これが634mの塔を下支えしているのだ。
窓枠にあおむけになって写真撮ってたら、外国人観光客が怪訝そうに見ていった。「コノニホンジンナニヤッテルンダヨ」ってな感じで。いいからほっといて。
(記事:2016年1月 Update:2017年3月)