休日の今日は、ぶらりと車でドライブに出かけました。
道道7号線を北進。まだ北見市にいるのに12kmとは?39号線の案内表示はわかるけど。。

ここのT字路から右折して333号線へ入るんだけど、さっきの39号線表示はどこ行った?

333号線佐呂間町若佐の交差点を左へ。

国道333号線佐呂間町栄から右折して遠軽方面へ。

途中から雨降ってきました。
佐呂間町の自動車専用道路を通れば早いのだけれど、そこはどこいっちゃうかわからない私。手前から側道の旧道へ右折してみます。

こちらに来て思うのだが、脇に生えているフキの葉っぱが、明らかにでかい。

道南や道央のものとは種類が違うのかな?

10kmくらい走ると本線に入ります。色濃い緑の中を進み気持ち良かったなあ。

しかし、きついカーブの連続でした。これは車を止めて振り返って見たところ。すんごいヘアピンカーブがあったり、旭トンネルはめっちゃ狭くて緊張したり。冬場は通るの止めとこう。

39号線を遠軽方面へ進み、JR安国駅へ到着。

待合室には石油ストーブが。実家で使っているやつだ。

この駅を起点とした石北本線の路線図の一部。次はどの駅に行こうかな?なんて、こうして小さな駅を巡るのも面白いな。

特急は停車せず、各駅停車車両が1日5~6便の発着です。

ホームに出てみました。

駅舎の裏には木のおもちゃ王国のディスプレイが。ここは林業が盛んな町だと、もうお分かりですね。

こじんまりとした跨線橋。上がってみよう。

跨線橋から見た北見方面。

遠軽・旭川方面。

次に遠軽町、木楽館に到着。

木と自然をテーマにしたミュージアムです。

木の標本とは珍しい。

町内産の木質ペレットの掲示がありました。カラマツ材を加工した際、排出される樹皮やおがくずを有効活用したもので、新エネルギーとして注目されています。町ではペレットストーブ購入費を補助するなど、バイオマスに力を入れています。

遠軽公園に来ました。
ランドマークの瞰望(がんぼう)岩。

北見名産のハッカが植えられていました。

実物を見るのは初めて。つやつやしててきれいな葉っぱだな。


お、D51だ

物資輸送と交通発達のため、昭和47年まで活躍していました。

こちらはラッセル車。

正式名称は、「雪カキ車キ100形式(282)」。ラッセルというのは、製造したアメリカの会社の名前からきているんだ。

願望岩に近寄ってみた。ゴツゴツとした岩肌がちょっとホラーな感じ。

アイヌ語でインカルシと呼ばれ、見張りや眺望の意味で、遠軽の地名の起源だそうです。標高160mの岩塊で、古くは湧別アイヌと十勝アイヌの激戦があったようです。

遠軽神社から登山できるようですが、時間がなくなってきたので別途ですね。

遠軽駅到着。

駅そばスタンドがありましたが、残念ながら閉店しています。メニューには「あいがも」なんてのもあり、「スペシャル」はかきあげ、山菜、あいがもの全部のせか。。実は私は“えきメン(駅麺・男)”なのだが、うう、食べたかった…。
かにめしも有名で、長万部のよりも身がプリプリしてて旨かったんだけど、これも今では買えません。

特急停車駅で、ホームへはフリーで入れないのでここから撮影。

遠軽町はオホーツク管内では市を除いた町村では人口が多い地域で、周辺も含めると2万人弱が暮らしています。
案内図を見ると、駅から線路が2手に分かれています。これは、全国でもあまり見られないスイッチバック式の駅で、北見↔️旭川間は真っ直ぐ進めず、本駅で進行方向を逆向きに変えて進むことになるのです。

商店街に出てみました。

Aコープでお買い物。このかまぼこ型の建物は、農業が盛んな所でよく見られる形です。

鉄橋があり、上ってみました。

遠軽駅方向を見ると、なるほど、2本の線路が接近しています。
実は昔、遠軽駅から湧別・紋別方面に名寄線が通っており、そのまま北見・網走へ繋がっていたので、スイッチバックではなかったそうです。昭和7年に旭川方面の路線が開通し、名寄線が廃止、それに伴い今のスイッチバック式になったようです。

反対側から見ると、右側が旭川方面、左側が北見方面です。

駅正面の通りをまっすぐ芭露方面へ走ると、

ここから通行止めになっていました。

その先は湧別川にかかる、いわね大橋なんですが、

先日の豪雨により橋が折れ曲がって落ちています。橋桁が陥没したのかな?
北見工業大学で、原因究明と修繕方法を検討中だそうです。

242号線に戻り、途中願望岩を眺めると、てっぺんに東屋があるのを発見。眺めいいだろうなー。高いところが好きな私。

進んで先ほどの湧別川に掛かる、

もう一本の遠軽橋付近の状況は?

水かさが高く濁流はまだ収まっていません。

水位計も壊れたのかこの有り様です。

場所は変わって242号線沿いの生田原に到着。

ちゃちゃワールド。木のおもちゃがたくさんあるそうですが、もう閉館していました。

生田原駅到着。

文学館と図書館が一緒になった複合施設です。

新しい駅舎ですね。

特急が停まりますよ。

ちょうど北見行きの電車が停車中でした。

お、特急オホーツクも停車しているぞ。

線路の向こう側に、オホーツク炭化センターなる建物が。一体の工場かな?こちらは、おがくずを炭化させて、融雪剤や土壌改良剤を製造している工場だそうです。

39号線に入り留辺蘂駅到着。
今日はよー、いろんなとこ回って疲れたわー。暗くなってきたしアパートへ帰ろう。

帰っての晩飯。
遠軽で買ったきゅうりを、

キャベツとミニトマトでサラダにして。
枝豆と冷やっこ、キムチは晩酌用。ワインで乾杯じゃ。みそ汁じゃなく餅があったので雑煮を作ったんだな。(真夏なのに)
以上、頑張って作ったのだ。ではいただきまーす。

その他、遠軽で買ったさつま揚げ、

みそぱんは明日いただきます。

作っているのは生田原の正進堂製菓さん。昔懐かしい味ですぞ、これは。

(記事:2018年7月 Update:2020年2月)