量子情報科学において量子の絡み合いを利用したコンピューターや暗号通信などが研究されています。
量子の絡み合いは、2つの量子に関する物質現象として理解されています。
ここでは、量子の絡み合いを測定値情報の絡み合いとして理解すべき根拠を示します。
量子の絡み合い自体を物質現象として確認することはできません。
電子のスピンや光子の偏光などの実験で得られる測定値情報によって初めて確認できるのです。
従って、量子の絡み合いは物質的な絡み合いとしてではなく測定値情報の絡み合いとして理解すべきなのです。
このように量子の絡み合いを理解すれば離れた観測者間の情報伝達が光速を超えるというEPRのパラドックスを解消できるのです。
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