友達に誘われて 映画「寒川」を観てきました。
娯楽映画を見慣れている私にとり、とても難しい課題の映画でした。
この映画の背景を読んでみると、全国で 人口の減少から寒村が増えていて村がなくなっていることがテーマになっています。
今は既に無くなってしまった、自分が生まれ育った村には、人と人との触れ合いが深く、営々と気付かれてきた伝統文化の素晴らしいものが、廃村によって消えてした、まだこれからもこの運命にある村が全国に沢山ある。
この映画のテーマはうっすら分かるような感じですが、観衆に何を求めているのか私には分かりませんでした。
古き良き村落が消えていくことは悲しいことです。
しかし、都会育ちの私には、今、山の懐近くまで住宅が建ち、猪や鹿、熊による被害が続出していることを考えると、村がなくなって、人が住まなくなる事がもたらす効果、それは 動物との住み分けが進むことになるのではないかと考えてしまいました。
村が無くなるという事は、50年も前から日本国中あちらこちらでダム建設がなされていたとき、ダムに水没した村が沢山ありました。
便利さを追求する文明の下にこのように犠牲になった村がどのくらいあったのでしょうか。近年、旱魃でダムが干上がると湖底に沈んでいた村の学校の校舎などが見えてきることが続いています。
テレビでこの光景を観る時、この村に住んでいた人たちの当時の悲しみが伝わってくる私です。
この映画は 廃村に歯止めをかける必要があると訴えているのか、私には理解ができませんでした。
唯 映像に映る村の人々の表情が、ギスギスした都会にない暖かい人柄が感じられました。小さい頃、夏休みに行っていた田舎の近所のおじさんやおばさんを思い出しました。みんな人が良くて、都会から遊びに行った私や姉をとても可愛がってくれました。
映画が始まる前に監督が挨拶をされましたが、製作スタッフの紹介だけで終わってしまいました。
監督として、どのような思いで取り上げたのか、せっかく視聴者が目の前にいるのですから、話をしてもらいたかったです。
娯楽映画を見慣れている私にとり、とても難しい課題の映画でした。
この映画の背景を読んでみると、全国で 人口の減少から寒村が増えていて村がなくなっていることがテーマになっています。
今は既に無くなってしまった、自分が生まれ育った村には、人と人との触れ合いが深く、営々と気付かれてきた伝統文化の素晴らしいものが、廃村によって消えてした、まだこれからもこの運命にある村が全国に沢山ある。
この映画のテーマはうっすら分かるような感じですが、観衆に何を求めているのか私には分かりませんでした。
古き良き村落が消えていくことは悲しいことです。
しかし、都会育ちの私には、今、山の懐近くまで住宅が建ち、猪や鹿、熊による被害が続出していることを考えると、村がなくなって、人が住まなくなる事がもたらす効果、それは 動物との住み分けが進むことになるのではないかと考えてしまいました。
村が無くなるという事は、50年も前から日本国中あちらこちらでダム建設がなされていたとき、ダムに水没した村が沢山ありました。
便利さを追求する文明の下にこのように犠牲になった村がどのくらいあったのでしょうか。近年、旱魃でダムが干上がると湖底に沈んでいた村の学校の校舎などが見えてきることが続いています。
テレビでこの光景を観る時、この村に住んでいた人たちの当時の悲しみが伝わってくる私です。
この映画は 廃村に歯止めをかける必要があると訴えているのか、私には理解ができませんでした。
唯 映像に映る村の人々の表情が、ギスギスした都会にない暖かい人柄が感じられました。小さい頃、夏休みに行っていた田舎の近所のおじさんやおばさんを思い出しました。みんな人が良くて、都会から遊びに行った私や姉をとても可愛がってくれました。
映画が始まる前に監督が挨拶をされましたが、製作スタッフの紹介だけで終わってしまいました。
監督として、どのような思いで取り上げたのか、せっかく視聴者が目の前にいるのですから、話をしてもらいたかったです。
ご近所にいらした方に、数年前に長野へ転居されて、近くにある温泉に毎日いっている羨ましい生活をしている人がいます。
東京の住いは娘夫婦が住んでいて、時折上京されていますし、昨年は大雪に見舞われて、逆にお嬢様ご夫妻が雪降ろしの応援に行かれたそうです。
映画の寒川は、人口が減っていき、終に学校に通う子供が居なくなってしまったことが、廃村への道を余儀なくされた理由だそうです。
若い人がいなくなってしまい、高齢者ばかりの村では行政が成り立たなくなったようです。
少子化の問題は国を左右する大きな問題で、政治も頑張って支援することを打ち出していますが、若い人が子供を産みたい社会を創りだすことは大変なことですね。
現に我が嫁どのは、子供を産まない主義だそうです。(ーー;)
経済的にも 自然の弊害によっても、こんなにもいろいろな問題がおきていることを、
便利な 物質的には豊かになっている暮らしの私達に、
もっと目をむけてほしい、大切なものは何か気ずいて
ほしい ということを テーマにしているのかなと。
かって そこには自然な人々の営みがあり、精神的に豊かな生活が、幼い頃の私が スーと入っていけそうなそんな描写がありました。忘れがちなことを、思い出させてくれる映画でした。