紀尾井シンフォニエッタ東京 第72回定期演奏会
ベートーベンプログラム:メインは交響曲第5番「運命」
指揮:アントン・ナヌート
ナヌートさんはスロヴェニアの人、ベテランなんだけど初来日の「未だ見ぬ巨匠」らしい。
結論。素晴らしかった!
この演奏で「いい一年やったなぁ」と思えるくらい。
「スロヴェニアの頑固職人のベートーベン」ってところかな?
棒の意図が実に明確。かなり意図的に「運命」のモチーフを浮かび上がらせて、ダイナミクスは音量よりも音色で変化をつけ、今まで聴いてきた演奏では「うやむや」な感じがしていた部分(第3楽章から第4楽章へのブリッジ部分とか)も明確に構成を聴衆に提示する、そんな演奏。テンポは殆どルバートしない。ただしテンポ含め変化は明確で、まさに「理に適った」やり方。そして飛ばすトコロはまさにオケを「全開」で疾らせる。
オケの反応も素晴らしく、棒の意図を余すところなく音楽にしていたと思う。弦の音色密度高く反応素早く、管のアンサンブル連携よく事故少なく、ティンパニの音程音色ともに素晴らしい。そしてある意味、あれだけ「熱い」紀尾井シンフォニエッタ東京は初めてかも。
ただ、あれは好みが分かれるかも?とも思う。聴く側もかなりの緊張と集中を求められる演奏ではあったからね。まベートーベンは元々そうなんですが(^^;
でも、私は気に入った。実に気に入った!
紀尾井町、チャペルの塔が美しい
意外なところに、風情のあるコーヒー屋さん
ホテルのツリー、いい雰囲気
ベートーベンプログラム:メインは交響曲第5番「運命」
指揮:アントン・ナヌート
ナヌートさんはスロヴェニアの人、ベテランなんだけど初来日の「未だ見ぬ巨匠」らしい。
結論。素晴らしかった!
この演奏で「いい一年やったなぁ」と思えるくらい。
「スロヴェニアの頑固職人のベートーベン」ってところかな?
棒の意図が実に明確。かなり意図的に「運命」のモチーフを浮かび上がらせて、ダイナミクスは音量よりも音色で変化をつけ、今まで聴いてきた演奏では「うやむや」な感じがしていた部分(第3楽章から第4楽章へのブリッジ部分とか)も明確に構成を聴衆に提示する、そんな演奏。テンポは殆どルバートしない。ただしテンポ含め変化は明確で、まさに「理に適った」やり方。そして飛ばすトコロはまさにオケを「全開」で疾らせる。
オケの反応も素晴らしく、棒の意図を余すところなく音楽にしていたと思う。弦の音色密度高く反応素早く、管のアンサンブル連携よく事故少なく、ティンパニの音程音色ともに素晴らしい。そしてある意味、あれだけ「熱い」紀尾井シンフォニエッタ東京は初めてかも。
ただ、あれは好みが分かれるかも?とも思う。聴く側もかなりの緊張と集中を求められる演奏ではあったからね。まベートーベンは元々そうなんですが(^^;
でも、私は気に入った。実に気に入った!
紀尾井町、チャペルの塔が美しい
送信者 2009、充実の年末 |
意外なところに、風情のあるコーヒー屋さん
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ホテルのツリー、いい雰囲気
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