職場の友達に借りたので、早く返さねばと一気に読んでしまいました。
映画と本とどちらを先に見るか聞かれ、
本を先に読んだ場合、映画を観た時に物足りなさを感じるので先に映画を観る方を選び、
それから本を借りて読んだのですが、今作品に関しては、先に本を読んだ方がよかったかも・・・
映画の予告編でも一番印象的だったシーン
「どっか~ん!」
が本にはなかった、、、。
文字にして表現すると、迫力が足りなかっただろうか・・・?
と言うか、本が原作で映画は脚本されているのだから、
この部分に関しては脚本家の脚色勝ちとでも言うべきだろうか・・・?
この部分だけでなくとも、今作品に関しては脚本の方が勝っているように感じた。
出演者である生徒達の演技力がそれに加わっていたからかもしれない
一気に読み終えた感想はと言うと、私に本が回って来るまでに読んだ人達が言うほど
“面白い”とも感じなかったし、“内容が重い”とも感じることができなかった。
題材としては確かに重いものを取り上げてはあるのだろうが、
それぞれの“告白”が、中学生と言う年齢的な視点もあるのだろうが、
あまりにも稚拙で自分本位
それが作者の狙いだったのだろうか・・・?
3人の母親が描かれていたが、どの母親像も(~ヘ~;)ウーン・・・・・
母親の日記としての“告白”も、あれは日記のはずなのにまるで作文?
教師も(~ヘ~;)ウーン・・・・・
映画では省略されていた姉の“告白”部分があったのならば、
なんちゃって熱血教師の“告白”や父親の“告白”部分が入ってても面白かったかも・・・?
特に父親の“鬱状態になりました告白”を聞いて(読んで)みたいものだ。
頑張って感想を書こうと思っても、映画でもそうだったけど、
心に残るほどのこともなく、感銘を受けるほどでもなく、
かと言ってずっしりと心が重くなるほどのこともなく、
ただ淡々と終わってしまったと言う感じだった。
だから何なの?と言うような中途半端な消化不良のような感覚が残っただけだった。