浅田次郎の『天国までの百マイル』を読んだ📚️
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検索した時に、大活字文庫と書かれてあったので、大きな活字の文庫本の三部作なのかと思っていたら、子供の絵本のように文字が大きな22ポイントフォントの一冊を三分割にされた本だった。
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弱視等の目の悪い人が読めるようにフォントを大きくしているとの事だったが、乱視があるので多少ダブっては見えたけど、老眼鏡をかけずにスラスラと楽に読むことが出来た。
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浅田次郎の本ばかり読んできたが、人情に訴える物語が多く、この作品も親子の情、特に母親の子供に対する情を描かれていて、母親であるだけに痛いほどよく分かり、涙もろい私は、ご多分に漏れず、涙なくしては読めなかった……😢
親の気持ちが分からない世の子供達(我が娘を含めた)に読んで欲しいと思った。
そして、今更だが、認知症になり最後には私達姉弟も分からなくなり、戸籍上の母親でしかないと諦めてしまった我が身を反省した……
諦めてしまったから、バチが返って来ているんだろうな・・・
お母さんごめんね……🙇💦💦そして、ありがとう❣️
しかしながら、裏表紙に表記してある価格を見て驚いた❗️😱
それだけの手間がかかっているのだろうが、普通の本よりかなり高く、一冊を三分割してあるのだから、作品全部を読もうとしたら三冊買わねばならず、その価格で文庫本が何冊買えるだろうか・・・?図書館はありがたいと思った。
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館山だったか鴨川だったかが終着点で。
映画では八千草薫が母親役だったな。
そうそう!
東京から南房総の鴨浦(そんな地名ないけど、鴨川と勝浦を足して2で割った感じ?😆)までお母さんをおんぼろ車で運んだ話