コメデイアンの
コンクール
未だ達成できていない
笑い レベル10
世界的な権威がつくった
「笑いメーター」
で審査する。
崇高な笑い。
この高いレベルの笑いを、いかにして目指すか。
過去この点数を達成できたのは
神と崇められる 笑いの帝王
笑いを作り出す天才
次のコメディアンの番
笑いメーターはレベル5
でも、会場は笑い声を噛み殺して苦しむほどの
重苦しいほどのおかしみに満ちている。
そこへ
ある
おじいちゃんがやってきて
なにやら違うくにゃくにゃまがったモノサシを
空間で展開しはじめる
あっちこっち、もにょもにょと測ったり
計ったり 量ったりしているうち、
これは笑いパーセンテージ80だ!と
声高らかに叫ぶ。
笑いの新たな物差し