自称米子のプロモデラー

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ジョー90マックスカーを作る Part07

2024-04-22 00:50:10 | 模型

連日アップしている「ジョー90」の「マックスカー」ですが、細かい造形に入ります。

コックピットの部分の位置調整と,コックピット内部の取り付けのため,思い切って外装を切り離しました。

これでコックピット内部の改造がやりやすくなります。

全面の風防ガラスをペットボトルから切り出して仮付けしました。

風防ガラスをエポキシパテで固定し、傷が付かないようにマスキングテープでカバーします。

メインの翼は1ミリのプラ板を二枚貼り合わせ、全体を磨き、エッジを刃物のように薄く削り出しました。さらに、翼全面に筋彫りもしました。

コックピットに乗せるフィギュアですが、

ちゃんとシートベルトを締めています。

父親の方にもシートベルトを付けて有ります。

ヘッドライトはライト部分に透明のランナーから削り出したランプを埋め込みました。

その前面には0,7ミリの真鍮線でガードをつけました。

ここでもう一つジョー90の不思議な所ですが、この車、どこから乗るのでしょうか?

劇中でも乗り込むシーンが無いんです。

人形がマリオネットだから、コックピットのような屋根のある部分には潜り込めません。

物語をよく見ると、一瞬、コックピットの風防ガラスの前に立つシーンは有るので、おそらく風防ガラスを開閉して乗り込む設定と思います。

次に後輪のアーム部分ですが、キットのままだと貧弱すぎるのでプラ板1ミリを積層して角形のパーツを作りました。

エンジンの吸入口部分にも丸い突起を付けました。

この垂直尾翼が後ろに伸びた状態が飛行形態です。

後輪が回転して地面と水平になり、前輪が車体に収納され、翼が開くと空を飛ぶ状態です。

 

地上走行の場合は上の写真の状態です。

上の小さいモデルは「KONAMI SFビーグルコレクション」と言う「食玩」です。

この食玩がとてもよく出来ていて、分からなかった細部の形がよく分かりました。

この食玩をそのまま大きくしたような形になりました。

次に、車体の裏側ですが、この写真では前輪がまだきちんとすり合わせが出来ていないので、車体と段差が有りますが、この後削って修正します。

この前輪部分は、マグネットで着脱ができ、車輪を収納した物と交換できます。

こちらが交換用パーツにつけるタイヤです。

タイヤのパーツが4個しか無かったので、型取りするよりプラ板で作った方が早いと思ったので1ミリのプラ板を筋彫りし、丸めて作りました。

このパーツの裏面に皿頭のネジを2本打ち込んで,車体に取り付けたマグネットにくっ付くようにしました。

これが飛行形態です。

まだまだ細かいパーツの製作が続きます。

続く!