いよいよ最終になった「ジョー90マックスカー」ですが、細かい部分の汚しと墨入れをしました。
黒いラインとシルバーのラインは塗装ではなく屋外用のカッティングシート(看板等に使用する粘着式のカラーシート)を0、5ミリにカットして貼り付けました。
0、5ミリに粘着シートを綺麗に切るのは至難の技と思いますが、こんな物を作りました。
このカッターですが、オルファのペン型カッターの替え刃を瞬間接着剤で二枚貼り合わせて、丸い箸に取り付けた物です。
オルファのカッター刃は、二枚貼り合わせると刃の先端部分がちょうど0、5ミリの隙間が出来ます。
この刃でカッティングシートをカットすると、綺麗に0、5ミリの細いテープをカット出来ます。
そのテープをピンと引っ張りながら車体に貼り付けます。
シャープで綺麗なラインが出来ます。
マスキングテープでも同じことが出来ます。
細いラインを塗装するにも応用が出来ます。
細部の塗り分けも終わり、エナメル塗料の艶消し黒による墨入れも施しました。
これでやっと仕上がりました。
スタンドに取り付けた飛行状態です。
こちらは地上走行モード。
これがKONAMIの食玩と並んだ所ですが、こんなに大きいモデルです。
タミヤのM1エイブラムズ重戦車と並べると、
こんな大きさです。
マックスカーに乗っているフィギュアの大きさを1/35のフィギュアと比べてみてもやはりこのマックスカーは1/35のサイズと思います。
本当にそうなら、ものすごく大きな車体ですね。
タミヤから発売されていたこのマックスカーですが、こんなに改造しないとこの形にはなりません。
どうにかこうにか変形モードも再現でき、発注主様の要望にも応えることが出来ました。
大変長い間お待たせしましたが、納品できました。
正直、ここまで改造したら手放すのが惜しくなりました。
このキット自体手に入りにくい物ですし、もう2度と作れないかもしれないと思うとこのまま手元に残しておきたいと思いました。
でも、納品しました。
まだ、この発注主様から「キャプテンスカーレット」の「追跡戦闘車インターセプター」の製作も頼まれています。
でもいつ作れるかな〜?
色んな製作物が溜まっていて中々進みません。
それでも少しずつ制作はしているのですが、お待たせしている皆様には申し訳ありませんが、もうしばらくおまちください。
これで「マックスカー」の製作は終わります。
次は何をアップしようかな?