自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

作品展用作品製作

2024-09-10 10:34:57 | 模型

9月になって10日経ちましたが、今日も36度まで気温が上がるようです。

いったいいつになったら秋になるのやら?

まだまだ暑い日が続きそうです。

こんな暑い日が続いていますが、今年も「米子工芸会作品展」と「米子映画事変」の模型展示が決定しました。

「米子映画事変」は、10月5日、6日で、米子市公会堂の「ホワイエ」にて一年間に製作した作品の展示をします。

「米子工芸会」の作品展は、11月15日から19日までですが、今年は私の企画展として、今までに展示したフィギュア作品を集めて展示の予定です。

これらの作品展用に、今年も新しい作品を作っていますが、仕事の合間に製作しているのでなかなか進みませんが、今回は人間ではなく動物の造形をしています。

こんなのですが、

材料はいつものスタイロフォームで、先ず形を削り出しています。

これを見て貰えば分かると思いますが、「犬」ではなく、「狼」でも無く、それに似た物です。

まだ尻尾がありませんが、

尻尾がついたら「キツネ」のようにも見えると思いますが、違うんですね。

それじゃ何?と言われそうですが、カンのいい方なら気がつくと思います。

このポーズは、「キメ」のポーズです。

次回にアップする写真を見れば、「ああこれか」と分かると思います。

今年の作品展はこれをメインに展示します。

製作が間に合えば良いのですが。

続く!


セーラーマーキュリーを作る パート06完成

2024-09-09 07:38:53 | 模型

セーラーマーキュリーの製作も今日で終わります。

完成したらやたらとでかい。

1/4というスケールなので高さが40センチほどありますが、この大きさがやたらとあちこちに引っかかったり、ぶつけたりします。

持っているのも辛くなることもあり、やはり1/6くらいのスケールが作りやすくて良いですね。

製作はビーチボールの塗り分けをして、右腕に取り付けます。

ビーチボールには真鍮のピンが打ち込んであるので腕と腰に差し込んでエポキシ接着剤で接着します。

フィギュア本体はこんな感じになりました。

ベースも、ちょっとだけアレンジして、ヒトデと貝殻をエポキシパテで作って接着しました。

今回の塗装は、あまり陰影を付けず、アニメの2D感を重視して仕上げました。

下手に陰影を付けない方がアニメっぽい感じがすると思ったので、あっさりと仕上げました。

これでセーラーマーキュリーの製作は終了です。

木製ベースは、クリアーレッドに少々黒を混ぜたラッカーを薄めて塗りました。

フィギュア本体は足の裏のネジをナットで止めているだけなのでナットを外すことでベースから外すことも出来ます。

梱包の際は、破損しないように外して梱包しました。

発注主様に組み立ててもらいました。

スケールが大きいので組むと迫力は有ります。

ただ置き場所に困るかも知れません。

しかし、やはり私には「美少女フィギュア」は似合わないようです。

今現在は「米子映画事変」と「米子工芸会」で展示する作品を製作中です。

また、ここで紹介しますが、今まで制作したことのない物になります。

それは何か?

それは次回に。

 


セーラーマーキュリーを作る パート05

2024-09-08 08:55:51 | 模型

セーラーマーキュリーの製作もいよいよ終わりが近づいて来ました。

顔のペイントも終わり、次は水着の塗装ですが、今回はアニメのイメージを重視して、あまり陰影を入れず、2次元的なイメージになる様に、ベタ塗りしています。

先ず、水着のマスキングをします。

曲面をマスキングする際、幅の広いマスキングテープだと曲線に曲げながら貼り付けるのが出来ませんが、マスキングテープを2ミリくらいに細くカットしてやると、貼り付ける際、引っ張りながら曲線に曲げて貼り付けられます。

最初に細く切ったマスキングテープを色の境目に貼り付けます。

テープを引っ張りながら曲線に添わせて貼り付けます。

それができたら後はポリ袋とか幅の広いテープでマスキングします。

こんな感じにマスキングしました。

水着部分だけ露出した状態にしました。

ここを先ず、艶消し白で塗装します。

この白塗装が乾燥したら、またマスキングをします。

水着の左右がブルーになっているので、真ん中部分をマスキングします。

その後エアーブラシでブルーを吹き付けます。

背中も真ん中をマスクして、ブルーをふ吹き付けます。

ブルーを吹き付けたら、乾燥後マスクを剥がします。

マスキングを全部剥がすと、

このような水着になりました。

アニメのイメージになる様に、陰影はあえて入れませんでした。

下手に影やハイライトを入れると違和感が出る気がしたので、2次元的な塗装にしました。

後はビーチボールを塗り分けて持たせます。

完成までもう少し。

続く!

 

 


セーラーマーキュリーを作る パート04

2024-09-07 09:03:52 | 模型

9月になってもう1週間経ちますがいまだに猛暑日が続いています。

もう秋とか春などの良い気候の時期が無くなってきているようです。

暑いのが苦手なもんで、早く寒くなってほしいのですが、まだまだ冬は遠いようですね。

と言ってますが、今日も「セーラーマーキュリー」の製作です。

目のペイントに入ります。

先ずは、白目の部分を塗りつぶします。

アニメの塗り方を忠実に再現します。

白目が乾いたら、瞳を描き込みます。

瞳の中は光っている部分を描き込みます。

次に、白のハイライトを描き込みます。

輪郭を修正しながら仕上げます。

使用した塗料はタミヤのアクリル塗料です。

次に眉毛や頬の線等細かい部分を描き込みます。

アニメのイメージを出すため、単純な塗り分けで仕上げます。

これで前髪を仮に乗せて見ると、

こんな感じで、セーラーマーキュリーのイメージになりました。

ただ、この前髪、大きな継ぎ目があります。

この大きな継ぎ目を潰さないと行けません。

しかしせっかく仕上がった顔が汚れないように、ポリ袋でマスキングします。

前髪はあらかじめ緑に塗っておきます。

その後、ポリ袋を顔に被せてカバーし、前髪を接着します。

ついでに体全体もカバーします。

これで仕上がった部分が汚れたりしません。

この状態で、前髪の継ぎ目を消します。

前髪の裏面の部分が塗れなくなるのであらかじめ塗ってあります。

せっかく塗った前髪ですが、継ぎ目を修正すると剥がれるのでもう一度サーフェーサーを吹き付けます。

サフの乾燥後、仕上がりをチェックして問題がなければ仕上げのグリーンを吹き付けます。

写真ではよく分からないと思いますが、髪の毛の線を若干濃いめの色で書き込んでいます。

乾燥後、ポリ袋を引っ張って外します。

これで顔が仕上がり、前髪も取り付けられました。

次は水着の塗装ですが、ツートンカラーなので、これもマスキングを繰り返し仕上げます。

筆で丁寧に塗ればいいじゃ無いの?と言われる方もいると思いますが、筆で塗る時間と、マスキングしてエアーブラシで吹き付ける時間を比べるとマスキングでエアーブラシの方がかなり早いのがわかります。

しかも仕上がりが綺麗です。

なので面倒でもマスキングしてエアーブラシで仕上げします。

ただ、腕が邪魔でマスキングしにくいですね。

その仕上げの様子は次回に。

続く!

 

 

 


セーラーマーキュリーを作る パート03

2024-09-06 08:54:21 | 模型

連日製作の「セーラーマーキュリー」のガレージキットですが、組み立てるとかなり大きな感じがします。

今まで1/6スケールの物がほとんどで、高さがせいぜい30センチくらいですが、今回のキットは1/4と言うスケールで、高さが40センチほど有ります。

たかが10センチと思いますが、これが非常に厄介で、あちこちに当たります。

足を持っていると意外なほど重く感じます。

大きさが大きいのでしっかりとピンを打ち込んでパーツを繋がないとすぐ外れそうです。

足や腕は細い真鍮線では強度が足りないと思ったので、2ミリ位の釘をカットして使用しました。

これくらいしないと接着面から外れる可能性が有ります。

足にはネジを差し込みました。

木製ベースに固定するためです。

さらに、手にしたビーチボールにも、ピン打ちします。

これは軽いので真鍮ピンで固定します。

ボールに打ち込んだピンはフィギュアの脇腹に差し込んで固定します。

首の接続部分は滑らかに繋がるようにエポキシパテを盛って形を修正しました。

木製のベースも、

ダークイエローに白を混ぜたラッカーをエアーブラシで吹き付けました。

ビーチボールと、前髪はまだ接着せず、塗装をしてから固定します。

塗装には下地に「ミッチャクロンマルチ」を吹き付けます。

この前に、洗面器に中性洗剤を混ぜたお湯にパーツ全てをつけて、さらにクレンザーを歯ブラシに付けてゴシゴシ洗います。

離型の油がついていると塗膜が弾いたり、仕上げた後に剥がれたりします。

しっかり洗って、ミッチャクロンマルチを吹き付けておけば、先ず塗膜が剥がれることはありません。

昔はプラモデルも一度洗ってから組み立てましたが、今は金型の精度が良いのか?離型の油が付いていません。

洗わなくても大丈夫です。

これで本体の仕上げが終わり、いよいよ塗装です。

先ず、基本の肌色をエアーブラシで吹き付けます。

その乾燥後、肌色にオレンジ、焦茶を少量混ぜて、影部分の色を作り吹き付けます。

使用した塗料は、クレオスのラッカー塗料です。

乾燥が早く、塗膜も強度が有ります。

乾燥が早いので手早く作業を進めます。

顔の塗装ができ、乾燥したら目の書き込みをします。

今回はリアルな感じではなく、アニメのイメージ通りに仕上げますので、肌も単純な塗り分けにしました。

アニメの目はこのような独特の描き方なので、これを忠実に再現します。

割と大きめなので作業はそれほど難しくは有りませんでした。

どんな感じになったかは次回に。

続く!