思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

アマチュア・ガイド 1.序

2006-11-06 23:32:01 | ラグビー・思い出話

3連休が終わりました。といっても、私は仕事でしたが・・・。

11月5日は少し早めに帰らせてもらい、お掃除、お洗濯をして

対抗戦、慶応VS明治の試合をテレビ観戦しました。

感想を一言。「良い試合」でしたね。ブログをご覧のみなさんも同じと

思いますが、慶応さんの前に出るタックル、明治さんのFWのこだわり。

チームの特色がぶつかりあった熱戦に拍手です。好きなコーヒーを

飲みながら良い試合が見られて、幸せな日曜日を過ごせました。

 

さて、前回予告したアマチュア・ガイドについてですが

長い文章なので少しづつご紹介します。廃止されたものを今さら書くなんて

おこられてしまいそうですが、現在の幸せに気づいて前に進むには

過去の事実を振り返る時間があっても・・・と考えました。

むずかしい表現や漢字が出てきます。読みたくない方はパスして下さい。

 

アマチュア・ガイド 平成5年9月1日 

日本ラグビーフットボール協会アマチュア問題検討委員会

1.序

1990年代に入り、世界のラグビー界においてアマチュアリズムが危急存亡の秋を迎えようとしている。ラグビー主要国は、押し寄せる商業主義の波に直面し、現実的な対処の名の下に相次いでそのアマチュア規定を見直しつつある。わが国ラグビー界においても、アマチュアリズムに関して、従前には見受けられなかった問題が出現しつつある。かかる状況の下、日本ラグビーフットボール協会にとって、今後わが国ラグビー界の拠るべきアマチュアリズムの指針を示すことが焦眉の急となった。ここにおいて本協会は、1990年10月アマチュア問題検討委員会を設置、わが国ラグビー界をとり巻く問題点を整理して具体的対策を検討する作業を開始し、1991年3月提出された同委員会答申を踏まえて、この度アマチュア規定及びその周辺規定の整備と新規策定を行った。本協会は、これら新規定の実施に際し、その趣旨を広くプレヤー、役員、その他関係者に訴えるために本冊子を編んだものである。