出かける前に

夫が帰ってきて、急いでデジュネ(昼食)。ブーダン・ブランと、野菜と、ジャガイモのソテーでした。
夫は息子とそのまま少々仮眠中…。今日はこれから銀行、郵便局、図書館に行くので、ばたばたです。マミー(義祖母)から電話で、「鶏を丸ごと焼いたよ。分けてあげるから取りに来て。」という電話が入ったので、そのまま直行します。ノルマンディーの、別の親せきの家の、自然飼育の鶏です。
どうも食べ物の神様が付いている気がしてしまう、私達…。
みんなそれぞれ、付いている神様がいろいろあると思うのですが…。




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我が家の定番

キッシュが焼き上がりました。



今回は、ポワロー(ポロねぎ)、赤ピーマン、マイス(コーン)、トマト、パセリ、ベーコン、そしてラクレットの残りのグリゾン(grisons-塩漬けした牛肉を熟成させたスイスの食品。薄くスライスして食べる)、ロゼット(rosette-ブルゴーニュ、ボジョレの、ピンク色の豚のドライソーセージ)を具にしました。

非常においしかったです。
夫に「『キッシュの女王』という称号をあげよう。」と言われましたが、他の称号の方がいいんですけど…。



フランスでは、キッシュ・ロレーヌをはじめ、様々なキッシュのレシピがあります。配合もいろいろです。

具を毎回変えて作ると、飽きません。




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牛レバーの赤ワイン煮

ちょっと貧血気味だったのもあり、牛レバーを買ってきて、赤ワイン煮にしました。レバーはビタミンA、B、C、鉄分が豊富な食材。



心なしか力がみなぎる感じが…(笑)。鉄分は鶏、豚レバーの方が多いですけどね。
産後すぐの頃は子牛のレバーも時々食べました。子牛はかなり柔らかくておいしいです。
レバーはフランス語でフォア≪foie≫といいます。フォアグラの『フォア』もそうですね。

おやつは夫のお土産の、パート・ド・フリュイでした。
カシス、アブリコ(アプリコット)、オレンジ、フレーズ(苺)、シトロン(レモン)です。宝石みたいでかわいいお菓子…。






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今日のお昼

昼食は、ポークソテー。ソースは、マスタードと醤油と、白ワインで…。

デザートに夫のお土産ケーキ、フランボワーズとピスターシュのムース。下には米粉のサブレが敷いてあります。下の方の端っこが一箇所崩れたので、もらったとか…。そんなのどうでもいいです(笑)、いただきます






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クロワッサンと、パン・オ・ショコラ

今朝は夫作のクロワッサンと、パン・オ・ショコラで、一人プチデジュネ(朝食)。
もちろんお店のですが…。昨日夫が持って帰ってきたので、温めなおして食べました。
私が言うのもなんですが、形も美しく味もおいしい(笑)。朝これが食べられる日は幸せ…。

この二つは、ヴィエノワズリーの代表選手ですね。







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エデンのフランス家庭料理講座6 －豚ほほ肉のビール煮

Les cours de cuisine francaise6 ≪Joues de porc a la biere≫

フランス家庭料理講座、今回は豚ほほ肉のビール煮です。牛も豚もほほ肉は良く見かけますが、焼くだけだと少し硬いので煮込みにすることが多いです。ワインで煮ることも多いですが、今回はビール煮です。じっくり煮込むと驚くほど柔らかくなります。

材料

豚ほほ肉　　５００ｇ
玉ねぎ　　　大１個
ベーコン　　１００ｇ
ハチミツ　　小さじ１
ビール　　　２５０ｍｌ
塩、こしょう　適宜
バター　　　大さじ１
油　　　　　大さじ１

作り方

①　フライパンで、バターと油を熱し、食べやすい大きさに切った、ほほ肉を炒めます。



②　肉にしっかり焼き色が付いたら、①を肉汁ごと取出し、そのフライパンで、ベーコンとくし切りの玉ねぎを炒めます。



③　玉ねぎが柔らかくなるまで良く痛めたら、ハチミツを加え、更に炒めます。



④　取り分けておいた②の肉を③に加え、ビールを注ぎます。





⑤　塩、こしょうを入れ、時々かき混ぜながら２時間ほど弱火で煮て、出来上がり。(最低でも１時間は煮てください)



作り方はシンプルですが、長時間煮込むので、焦がさないように気をつけてください。煮汁がなくなってきてしまったら、ビールを足してください。

ジャガイモや豆類はもちろん、ご飯とも合います。





Bon appetit!



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オーヴェルニュのお土産チーズ

義叔父が、ヴァカンスで行っていたオーヴェルニュ地方から、フェルミエ(農家製)のフロマージュ(チーズ)を、お土産に買ってきてくれました。


２０００年以上前から作られているという、フランス最古のチーズ、カンタル≪cantal≫。



コンテ、ロックフォールに次ぐ、生産高第３位の、オーヴェルニュの代表的なチーズです。長期間熟成のものなので、味も強くて深みがあります。


こちらはサン・ネクテール≪ saint nectaire≫。これもオーヴェルニュの有名なチーズです。わずかな酸味と、軽い渋み、木の実のような香ばしさがあります。



これも工場製のものではないので、カビが濃くて匂いもかなり強いです。


オーヴェルニュはフランス中部の山岳地帯で、チーズの生産が盛んで、他にも有名なチーズがたくさんあります。
それにしても、本場のフェルミエのチーズのおいしさは格別でした。



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鶏の砂肝のコンフィ ≪ｇesiers de au confit de volaille≫

サラダを、ジェジエ≪ｇesiers≫で作りました。脂で煮て、脂漬けした鶏の砂肝で、炒めて、サラダにして食べることが多いです。味もしっかり付いているので、これが入ると、あまり塩や油を入れずにサラダが食べられます。





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ラングスティーヌ ≪langoustine≫

義母が、たくさん買ったから…と、ラングスティーヌを届けに来てくれました。嬉しい…。
ラングスティーヌとは、あかざえび、手長えびのことで(フランス料理用語辞典参照)いせえび≪langouste≫より小さめのえびです。私はフランスで食べるようになって知ったので、あかざえびとか言われても、わからないのですが…。
こちらでは、頭と胴を引きちぎって、殻を剥いて、マヨネーズをつけて、バクバク食べます。このときばかりは皆真剣です(笑)。







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日曜日の朝食

朝は、カフェ・オ・レと、近所のパン屋の、焼きたてクロワッサンと、パン・オ・レザンでした。街なかでは、大抵近所に何軒かのパン屋があって、焼き立てが手に入るのがいいですね。