
今号で休刊となってしまった月カメこと月刊カメラマン、私は創刊当時から買ってました。スーパーカーブームで小学生中学生が親のカメラ借りたりしてスーパーカーを追っかけていたのも40年以上も前です。もちろん私もその中の一人でした。当時クルマ雑誌としてモーターマガジンを出していたモーターマガジン社がカメラ雑誌を出したら売れるだろうと業界に飛び込んできたのが創刊の目的でした。アサヒカメラや日本カメラと言った当時のおじさんが読むようなカメラ雑誌はいくつかありましたが少年向けにターゲットを絞った雑誌はこれだけでした。

巻末にはちゃんと次号予告まであるんですけどね!何故、突然休刊になってしまったのか? 実はカメラ機材業界って深い闇があるらしいです。ある機材評論家兼カメラマンの人が某有名メーカーの代表機種について悪口を書いたらしいのですが、それがメーカーの怒りを買って干されてしまったと言う噂があります。またオートフォーカス期の黎明期に既に売れ線となっていたシリーズにデザインが酷似した機種を出したメーカーが元のメーカーに訴訟を起こされかけたと言うのもあります。こちらは暗黙のうちに取り下げられたと言う事です。今回休刊になった月カメも当時から辛口の記事が多く、それでも近年はかなり丸くなったように思ってたのですがやはりどこかのメーカーにでも圧力をかけられたのでしょうか?
この業界にはJBFの元会長だった人もいますのでやはりあのメーカーの怒りを買ってしまった..、でもたかが一雑誌の悪口ごときで休刊まで追い込むかなあ?