
このところ、X-ファイルを初めから見直しているのですがモルダーがそもそもFBIでX-ファイル課(初代はアーサー・デールズ捜査官)を引き継いだのは妹のサマンサが異星人にさらわれた(と思っていた)事がきっかけでした。シーズン7まで来て遂に真実が判明する事になります。※10,11話「存在と時間(Ⅰ&Ⅱ)」
結局サマンサは異星人ではなく政府の陰謀で自宅から拉致されて人体実験を繰り返されていた時に逃げ出し保護された病院で忽然と消えてしまったのが真実でした。ここまで来るのには、ある幼い女児が自宅から行方不明になるという事件が発生して、それがX-ファイルにあった過去の同様の事件の被害者の女性との証言から密室から突然と消えてしまった事をモルダーは知ります。その後、怪しい心霊捜査官と名乗る男が現れて..。
以下加筆
この連続エピソードは当初のアンバーリン失踪事件の顛末がうやむやのままで終わります。何故かと言えば前編後編で脚本家が異なりプロデューサーも大してチェックしてなかったのが原因でしょう。また無実の罪で投獄されているキャシー・リーも結局服役したままです。
日本のドラマではこのような場合は筋が通るように結末を持っていくのですがアメリカのドラマはよく言えば大らか、悪く言えば雑でしょうね。もうシーズン7の終盤ではX-ファイルも打切り説が出ていたらしく雑なストーリー展開で作っちゃったのでしょう。因みに当時はモルダー役のデイヴィッド・ドゥカヴニー氏はギャラを巡って揉めていたそうです。
忽然と消えてしまうのをあちらではウォークインと言う心霊現象なんだそう?