月下の走術師のいつかまたポルシェに乗ろうと思う

確かに自分で選んだ以上精一杯生きる

スカイラインには演歌が似合う

2022-12-29 | クルマとドライブ


R34の事を調べていたら渡辺主管の著書が出ている事を知り即購入しました。以前R32の主管だった伊藤さんの著書と似たような作風でR33~34にかけての苦労話が今だから話せるという話もいっぱい掲載されていました。特にお勧めなのがテストドライバーの加藤さんや前任者の伊藤さんとの対談話です。

今でこそGT-Rは正式名が日産GT-Rですがこの本を読むとやっぱりスカイラインあってのGT-Rであると再認識させられますよ。やはり今のGT-RはGT-Rを名乗ってはいてもV3X型のスカイラインのように認めたくはないですね。開発の合間に見られる、人と人がぶつかるような苦労話が感じられないんですよ。渡辺氏がこれからはEVの時代になると言って称賛したどこかの大学教授の事をわかってない人だと一蹴したのが痛快でした。クルマは家電のようになったとはいってもただスイッチ押せば使える代物じゃないんですから。やっぱりスカイラインは集団で惑わすアイドルグループの歌ではなくこぶしのきいた演歌が似合います。※こぶしとは拳ではなく小節が正解:民謡・歌謡曲などで用いられる装飾的な発声技巧、およびそれによる細かい節回し。  
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