暑い日が続くと思い出すのは中古カメラブームの頃、当時勤務していた会社の野球チームが東京ドームで試合をしていて勤務扱いで応援観戦に出かけた事です。行きは専用バスが出るので乗るだけでしたが帰りは各自帰宅だったので新宿の中古カメラ屋さん巡りもしていました。お店の展示ケースに入っているカメラは皆綺麗に見えるんですよね。それでも取り出してもらうとあちこちに傷が入ってたりして中古は所詮中古と思ったものでした。それからはネットでそれらの商品が見られるようになったのでお店まで出向くことはほぼなくなりました。スマホの画像ではまずわからないような傷も32インチの画面で見ればバッチリわかります。
そんな訳で今回購入したのはキヤノンA-1。A-1は私がまだ中学の頃に発売されて非常に欲しかった機種です。勿論購入資金はそれなりにあったので買う事が出来たんですが高校の写真部に入ると仲間が既に持っていたんですよ。それまではヤシカのFR何とかを使っていたので新たに購入したのでしょうね。他にもオリンパスOM-1&2やミノルタXD、ペンタックスME&MXなんかが候補だったのですが些細な理由でニコンFEになりました。それはシャッター幕が金属幕であった事、叔父がニコンの一眼レフを使っていたのでレンズを借りれると思ったからです。
それでもA-1は未練が残りましたね(苦笑)。その後の中古カメラブームで何台か買い使ってみましたがどの個体も定番の持病シャッター鳴きが出て一台はDIYしたのですが注入したオイルがにじみ出てしまいお釈迦になってしまいました。(T_T) それからはカメラの故障は必ずプロに任せると決めました。今回買ったものは今のところ出ていない様子です。一応半年間の保証が付いているのですが果たしてフイルムを入れて撮る事が出来るのか...。フイルム代も高くなりDPE代も微妙に値上げされています。
やはり1970年代後半から1980年代初めまでが自分としてはカメラに興味を持った最盛期だったんだと思います。その後はニコンFEも記録用にしか撮っておらず平成の世になってやっと2台目の一眼レフEOS630を買うくらいでしたから。630はAF機としてはスマートなデザインであの田中長徳氏でさえべた褒めしていたんですよ!
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