JAL123便墜落事故-真相を追う-蘇る亡霊(9)
先日、尖閣諸島周辺海域における中国漁船と海上保安庁の巡視船との衝突ビデオがネット上に流出し、大きな社会問題になったことは記憶に新しいところです。国会等で国の情報管理のあり方が問われるのは当然ですが、それが果たして如何ほどの意味を持つのか?この問題本質が国内及び外国勢力の激しい闘争と利害対立にあるのはおそらく間違いないことでしょう。
今回の記事では、尖閣問題、北方領土へのロシア大統領訪問と密接にリンクする問題を取り上げます。中国・ロシアがある種の意図を持って日本に圧力をかけてきたように、名目上は日本の軍事同盟国である米国も、同じように日本・日本国民に対し強いメッセージを発してきた事実を、おそらく他のどんなメディアに先駆けて読者の皆様にお知らせすることになります。以下は全て、私および、複数の日航機事故調査協力者(*1)の周囲で起きた、紛れもない事実です。論考は後にして、まずはそのレポートをお読みください。
*1 調査協力者について
R氏:江戸川沿いの東京都側に居住。
■江戸川上空に現れた飛行編隊
(1) 10/3(日) EA-6 電子妨害機が江戸川上空に飛来 (R氏)
図1:編隊構成および飛行経路(*2)
*2図は模式的なものであり正確な方角、旋回方向を示すものではありません(以下同様)
写真1:EA-6B EP3-C (Wikipediaから)
解説:R氏が最初に空の異変に気がついたのが、この事件です。R氏は3機のジェット戦闘機とP3-Cが飛んで来て自宅上空を3回ほど旋回していったと報告してきましたが、その特徴ある形状から、後にその戦闘機がEA-6であることを確認しました。Wikipedia によると EA-6(正確には EA-6Bであると考えられます)を配備しているのは米国海軍、海兵隊、空軍(海空共同)の125機のみとなっています。国際軍事評論家のB氏によると、日本の在日米軍に配備の報告は聞いたことがなく、米国本土から飛んで来たと考えるのが自然であろうとのことです。また、随伴していたP3-Cについても、EA-6Bと編隊を供にしていたことから、P3-Cの電子作戦機版である EP3-C であった可能性が高いとのコメントをいただいています。EP3-Cの所属については、EA-6Bに随伴していたことからやはり、米海軍もしくは米国海兵隊所属のものである可能性が高いであろうとのことです。
その日以来、R氏宅上空での異変が続いて起こるようになります。
(2) 10/15(金) ヘリコプターの編隊が江戸川上空に飛来
図2:ヘリコプターの編隊構成と飛行経路
図3:20分後に現れた編隊飛行
写真2:CH-47 (Wikipedaより)
解説:この日のお昼頃、大型輸送へりコプターCH-47と軍用ヘリコプター(特徴の判別が難しく、また写真撮影もなかったので機種の特定に至っていません)が編隊飛行を組んで現れたとの報告を受けました。最初の遭遇は図2のようなフォーメーションをとっていましたが、驚いたことに、そのわずか20分後にフォーメーションを図3のように変更して、図2とは反対方向から現れました。しかも中央の2機は他のV字2編隊より大きく高度を下げ、その内後ろ側のCH-47はライトを点灯して、R氏宅の上空に現れたのです。B氏によると、ライトを点灯したCH-47がこの編隊の指揮官機であることは間違いなく、編隊構成に明確なサイン(意思表示)が込められているとのことです。
ここで、自衛隊機との見間違いではないかとの疑問に答えます。
そもそも、同月24日には陸上自衛隊朝霞駐屯地では菅総理大臣や関係閣僚を招いての自衛隊観閲式が行われており、それに先立つ飛行訓練区域として東京都江戸川区上空も指定されていました。同区の広報でもその旨の告示がなされていましたし、普通に考えれば自衛隊の訓練飛行です。しかし、自衛隊機の編隊と考えるとおかしな点がいくつかあげられます。
・江戸川区最東端の江戸川河川上空を通る必然性はない
・自衛隊機は通常、6機、4機などの偶数機編隊を構成することはない(ゲン担ぎ)
・観閲式では同様のフォーメーションを構成していない
・ほぼ最短時間でフォーメーションを再構成し同空域に再出現している
・再出現時に指揮官機がライトを点灯する必然的な理由がない
もっとも、江戸川区上空では予告どおり自衛隊の訓練飛行も行われているようで、同月13日にはR氏宅よりも西側、江戸川区中央部の上空に現れた自衛隊機編隊の写真も撮られ、同区住民のブログにも掲載されています。
写真3:江戸川区上空に現れた自衛隊機の編隊(他のブログから)
そして、B氏が指摘するところのフォーメーションによるサイン(意思表示)を独自に解析したところ、このヘリコプター編隊が、R氏や私に宛てたメッセージであることが確認できました。解析には、専門機関で陸軍式・海軍式の両軍事暗号を学んだB氏のアドバイスを大いに参考にしています。解析のプロセスについては、R氏および私自身の個人情報を含むものなので詳細は割愛しますが、少なくとも、私たち日航機事件調査チーム関係者の事をよく調べ上げていることだけは理解できます。
(3) 10/17(日) ヘリコプターの大編隊が江戸川上空に飛来
図4:ヘリコプターの編隊構成と飛行経路
写真4:機種不明機(他のブログより)
写真5:AH-1Wと思われるヘリコプター(他のブログより)
解説:15日のヘリ編隊の出現に驚いたR氏をさらに驚かせたのが、この大編隊です。残念ながら写真撮影などは行っていませんでしたが、こちらについても江戸川区民の方が撮影したものがありましたので、写真4、5に再掲載させていただきました。
偶数機編隊を採用していることや、閲覧式のフォーメーションとは異なることから、こちらも自衛隊機である可能性は低そうです。それに加えて、写真4に写っているヘリコプターには自衛隊保有機にはない大きな特徴がみられます。R氏によると、この編隊の中には、テールローター(後部の回転翼)が機体のフィン(後部の垂直安定板)内に組み込まれた形状のものがあったと報告を受けましたが、写真4のヘリコプターはフィンの回りにテールローターの残像が移っていないことから、その機体に相当することが認められます。自衛隊の保有するヘリコプターの中でこの形状を持つものは、OH-1のみが該当します。ところが、写真に写った機体のフィン形状はOH-1のものとは違い、後縁が垂直に切り立っていることがはっきりとわかります。ネットなどで、同じフィン形状の軍用ヘリがないか検索してみましたが、該当するものが見つかりません。この機体についてB氏に問い合わせたところ、次のような回答を得ました。
「かつて、シコルスキー社製の高速ヘリが米国海兵隊に試験導入されたことがあるが、結局は採用されなかった。その機体のフィン形状および機体全体の特徴はこの写真のもの近かったことを覚えている。これは、おそらくその型番不明の機体なのではないだろうか。」
写真6:自衛隊のOH-1。フィンの形状が写真4とは異なる (Wikipediaから)
また、写真5の機影に近い自衛隊の軍用ヘリとして、AH-1F対戦車ヘリ(コブラ)が考えられますが、機首先頭部がゴツゴツと張り出していること、さらに、機体上部のエンジンマウントの後部に厚みが見られることから、同じ対戦車ヘリでも、特殊なレーダー装置を前方に装備し、なおかつ単発エンジンのAH-1を双発に改良した米国海兵隊所有のAH-1W(シーコブラ)である可能性が高いとの見解を伺いました(写真6B)。
写真6B:陸上自衛隊のAH-1F(左)と米国海兵隊のAH-1W(右)
これらを総合すると、この大編隊は米国海兵隊のヘリコプター編隊であることが認められます。そうであるならば、この編隊構成には日航機事件調査チームに対する明確なサインが込められていると考えられます。こちらについても現在解析を進め、ある程度まで意味をくみ取ることはできましたが、まだ断定できるレベルにはなく、ネット上での公表はひとまず控えさせていただきます。
(4) 10/22 OV-22(オスプレー)が江戸川上空を旋回
図5:オズプレーの飛行経路
解説:B氏を最も驚かせたのがこの機体の出現です。R氏に目撃した機体の特徴を何度も確認しましたが、この特殊な形状の機体を見間違えるとは考えにくく、江戸川上空に現れたことは確定的です。
オズプレーは2012年から普天間の海兵隊基地で導入が予定されている機材で、ヘリコプターと同じ垂直離陸能力と一般航空機と同様の飛行性能(高速移動と長い航続距離)を併せ持つ特殊な飛行機です。「普天間」という単語から、この機体が現在の日米関係において極めて強い政治性を持つことは明白でしょう。日本にはまだ配備されていないはずのこの機材が、何故、この時期、東京の空を飛ぶことになったのか?そしてそれがどうして日航機事件関係者の自宅上空を飛ばなければならなかったのか?その解釈にはもう少し時間をかけたほうがよさそうです。
(5) 10/24 ヘリコプターの大編隊が江戸川上空に飛来
図6:ヘリコプターの大編隊が再び江戸川上空に飛来
図7:30分後、CH-47のみのヘリコプター編隊が江戸川上空に飛来
図8:45分後、観閲式に参加した陸上自衛隊のへり編隊が飛来
写真7:再び現れたシーコブラ(R氏撮影)
写真8:米国海兵隊のTIGERヘリ(R氏撮影、Wikipedia)
写真9:点灯するCH-47ヘリ(R氏撮影)
写真10:図6中の CH-47 6機編隊。1機が離れて飛行している
写真11:観閲式を終えた陸上自衛隊、木更津ヘリコプター師団のヘリ編隊(R氏撮影)
解説:観閲式の当日、R氏の自宅上空は凄まじい状況になっていました。午前11時頃、38機もの大ヘリコプター編隊が江戸川上空に現れたのです(図6)。11時といえば、朝霞駐屯地で観閲飛行が行われていた真っ最中です。出現時刻から推察すれば、明らかに陸上自衛隊の観閲飛行編隊とは異なるものです。その30分後には、CH-47の8機編隊が交互にライトを点灯させながら縦列編隊で現れ(図7)、さらにその15分後(11時45分)には観閲飛行を終えた自衛隊機の編隊が観閲飛行時と同じフォーメーションで西から接近し、R氏自宅上空でわざわざ南方向へと(江戸川沿いに)進路を方向転換して通り過ぎていったのです(図8)。
写真7で示すように、11時の一団にはAH-1W(シーコブラ)、また、自衛隊に配備されていないヨーロッパ製のTIGERへリ(写真8)が含まれていました。TIGERヘリは米国海兵隊が保有している機材の一つです。
図を比較すればわかるように、図6の編隊は偶数機体数を基調とした編成、図8は奇数機体数を基調とした編成をとっています。このことだけでも、後者は自衛隊機、前者はおそらくそれ以外の部隊であることが見て取れます。そして、写真7、8などの状況証拠から図6の部隊は米国海兵隊のヘリ編隊である可能性が極めて高いと言えます。なお、図7の縦列編隊については、その編隊構成から観閲式に関与するものではなく、また、ライトを交互に点灯する恣意的な行動から、やはり、米国海兵隊が何らかのサインを示すために出現したと考えられます。
サインに関する情報としては、図6・写真10の最後尾の1機だけ離れて飛んでいるCH-47編隊の編成にも、極めて大きな意味が隠されています。これらのサインの意味については、軍事プロトコール(儀礼)に精通しているB氏の解説を次の記事でご紹介します。また、米国海兵隊、米国海軍、そして木更津ヘリ師団がとった今回の行動における政治的意味合い、我々日航機事件調査チームとの関係などについても詳細な論考を加えたいと思います。
* * *
先月、私たちの周りで起きた以上の出来事は、異常な光景にさんざん慣らされていた私たちさえ目を疑うものでした。けして自意識過剰になっているつもりではありませんが、これを冷静に受け止めれば、これまでこのブログで発表してきた日航機事件の真相解明記事が、全て正しいとは言わないまでも、日米両軍事機関からある程度認められた証ではないかと解釈しています。それと同時に、日本の置かれた現在の不安定な状況が、隠された戦争である「日航機事件(事変)」に対し軍事関係者を再び注目させているのだと思われます。
これまでの取材妨害行為も含め、軍事関係者ははっきりと行動で反応を示しています。しかし、私が求めるのは、統治機関である日米両政府、そして大なり小なり日航機事件に関与していたと思われる、ロシア、中国、その他外国政府による日本国民、そして123便に乗り合わせていた外国民への真相の開示です。それなくしては、関係機関からどんな恣意行動があろうとも、この真相究明活動に終止符を打つことはないでしょう。
HIC SAPIENTIA EST QUI HABET INTELLECTUM CONPUTET NUMERUM BESTIAE NUMERUS ENIM HOMINIS EST ET NUMERUS EIUS EST SESCENTI SEXAGINTA SEX
ここに、知恵が必要である。思慮ある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は六百六十六である。
管理者 日月土
今回の記事では、尖閣問題、北方領土へのロシア大統領訪問と密接にリンクする問題を取り上げます。中国・ロシアがある種の意図を持って日本に圧力をかけてきたように、名目上は日本の軍事同盟国である米国も、同じように日本・日本国民に対し強いメッセージを発してきた事実を、おそらく他のどんなメディアに先駆けて読者の皆様にお知らせすることになります。以下は全て、私および、複数の日航機事故調査協力者(*1)の周囲で起きた、紛れもない事実です。論考は後にして、まずはそのレポートをお読みください。
*1 調査協力者について
R氏:江戸川沿いの東京都側に居住。
■江戸川上空に現れた飛行編隊
(1) 10/3(日) EA-6 電子妨害機が江戸川上空に飛来 (R氏)
図1:編隊構成および飛行経路(*2)
*2図は模式的なものであり正確な方角、旋回方向を示すものではありません(以下同様)
写真1:EA-6B EP3-C (Wikipediaから)
解説:R氏が最初に空の異変に気がついたのが、この事件です。R氏は3機のジェット戦闘機とP3-Cが飛んで来て自宅上空を3回ほど旋回していったと報告してきましたが、その特徴ある形状から、後にその戦闘機がEA-6であることを確認しました。Wikipedia によると EA-6(正確には EA-6Bであると考えられます)を配備しているのは米国海軍、海兵隊、空軍(海空共同)の125機のみとなっています。国際軍事評論家のB氏によると、日本の在日米軍に配備の報告は聞いたことがなく、米国本土から飛んで来たと考えるのが自然であろうとのことです。また、随伴していたP3-Cについても、EA-6Bと編隊を供にしていたことから、P3-Cの電子作戦機版である EP3-C であった可能性が高いとのコメントをいただいています。EP3-Cの所属については、EA-6Bに随伴していたことからやはり、米海軍もしくは米国海兵隊所属のものである可能性が高いであろうとのことです。
その日以来、R氏宅上空での異変が続いて起こるようになります。
(2) 10/15(金) ヘリコプターの編隊が江戸川上空に飛来
図2:ヘリコプターの編隊構成と飛行経路
図3:20分後に現れた編隊飛行
写真2:CH-47 (Wikipedaより)
解説:この日のお昼頃、大型輸送へりコプターCH-47と軍用ヘリコプター(特徴の判別が難しく、また写真撮影もなかったので機種の特定に至っていません)が編隊飛行を組んで現れたとの報告を受けました。最初の遭遇は図2のようなフォーメーションをとっていましたが、驚いたことに、そのわずか20分後にフォーメーションを図3のように変更して、図2とは反対方向から現れました。しかも中央の2機は他のV字2編隊より大きく高度を下げ、その内後ろ側のCH-47はライトを点灯して、R氏宅の上空に現れたのです。B氏によると、ライトを点灯したCH-47がこの編隊の指揮官機であることは間違いなく、編隊構成に明確なサイン(意思表示)が込められているとのことです。
ここで、自衛隊機との見間違いではないかとの疑問に答えます。
そもそも、同月24日には陸上自衛隊朝霞駐屯地では菅総理大臣や関係閣僚を招いての自衛隊観閲式が行われており、それに先立つ飛行訓練区域として東京都江戸川区上空も指定されていました。同区の広報でもその旨の告示がなされていましたし、普通に考えれば自衛隊の訓練飛行です。しかし、自衛隊機の編隊と考えるとおかしな点がいくつかあげられます。
・江戸川区最東端の江戸川河川上空を通る必然性はない
・自衛隊機は通常、6機、4機などの偶数機編隊を構成することはない(ゲン担ぎ)
・観閲式では同様のフォーメーションを構成していない
・ほぼ最短時間でフォーメーションを再構成し同空域に再出現している
・再出現時に指揮官機がライトを点灯する必然的な理由がない
もっとも、江戸川区上空では予告どおり自衛隊の訓練飛行も行われているようで、同月13日にはR氏宅よりも西側、江戸川区中央部の上空に現れた自衛隊機編隊の写真も撮られ、同区住民のブログにも掲載されています。
写真3:江戸川区上空に現れた自衛隊機の編隊(他のブログから)
そして、B氏が指摘するところのフォーメーションによるサイン(意思表示)を独自に解析したところ、このヘリコプター編隊が、R氏や私に宛てたメッセージであることが確認できました。解析には、専門機関で陸軍式・海軍式の両軍事暗号を学んだB氏のアドバイスを大いに参考にしています。解析のプロセスについては、R氏および私自身の個人情報を含むものなので詳細は割愛しますが、少なくとも、私たち日航機事件調査チーム関係者の事をよく調べ上げていることだけは理解できます。
(3) 10/17(日) ヘリコプターの大編隊が江戸川上空に飛来
図4:ヘリコプターの編隊構成と飛行経路
写真4:機種不明機(他のブログより)
写真5:AH-1Wと思われるヘリコプター(他のブログより)
解説:15日のヘリ編隊の出現に驚いたR氏をさらに驚かせたのが、この大編隊です。残念ながら写真撮影などは行っていませんでしたが、こちらについても江戸川区民の方が撮影したものがありましたので、写真4、5に再掲載させていただきました。
偶数機編隊を採用していることや、閲覧式のフォーメーションとは異なることから、こちらも自衛隊機である可能性は低そうです。それに加えて、写真4に写っているヘリコプターには自衛隊保有機にはない大きな特徴がみられます。R氏によると、この編隊の中には、テールローター(後部の回転翼)が機体のフィン(後部の垂直安定板)内に組み込まれた形状のものがあったと報告を受けましたが、写真4のヘリコプターはフィンの回りにテールローターの残像が移っていないことから、その機体に相当することが認められます。自衛隊の保有するヘリコプターの中でこの形状を持つものは、OH-1のみが該当します。ところが、写真に写った機体のフィン形状はOH-1のものとは違い、後縁が垂直に切り立っていることがはっきりとわかります。ネットなどで、同じフィン形状の軍用ヘリがないか検索してみましたが、該当するものが見つかりません。この機体についてB氏に問い合わせたところ、次のような回答を得ました。
「かつて、シコルスキー社製の高速ヘリが米国海兵隊に試験導入されたことがあるが、結局は採用されなかった。その機体のフィン形状および機体全体の特徴はこの写真のもの近かったことを覚えている。これは、おそらくその型番不明の機体なのではないだろうか。」
写真6:自衛隊のOH-1。フィンの形状が写真4とは異なる (Wikipediaから)
また、写真5の機影に近い自衛隊の軍用ヘリとして、AH-1F対戦車ヘリ(コブラ)が考えられますが、機首先頭部がゴツゴツと張り出していること、さらに、機体上部のエンジンマウントの後部に厚みが見られることから、同じ対戦車ヘリでも、特殊なレーダー装置を前方に装備し、なおかつ単発エンジンのAH-1を双発に改良した米国海兵隊所有のAH-1W(シーコブラ)である可能性が高いとの見解を伺いました(写真6B)。
写真6B:陸上自衛隊のAH-1F(左)と米国海兵隊のAH-1W(右)
これらを総合すると、この大編隊は米国海兵隊のヘリコプター編隊であることが認められます。そうであるならば、この編隊構成には日航機事件調査チームに対する明確なサインが込められていると考えられます。こちらについても現在解析を進め、ある程度まで意味をくみ取ることはできましたが、まだ断定できるレベルにはなく、ネット上での公表はひとまず控えさせていただきます。
(4) 10/22 OV-22(オスプレー)が江戸川上空を旋回
図5:オズプレーの飛行経路
解説:B氏を最も驚かせたのがこの機体の出現です。R氏に目撃した機体の特徴を何度も確認しましたが、この特殊な形状の機体を見間違えるとは考えにくく、江戸川上空に現れたことは確定的です。
オズプレーは2012年から普天間の海兵隊基地で導入が予定されている機材で、ヘリコプターと同じ垂直離陸能力と一般航空機と同様の飛行性能(高速移動と長い航続距離)を併せ持つ特殊な飛行機です。「普天間」という単語から、この機体が現在の日米関係において極めて強い政治性を持つことは明白でしょう。日本にはまだ配備されていないはずのこの機材が、何故、この時期、東京の空を飛ぶことになったのか?そしてそれがどうして日航機事件関係者の自宅上空を飛ばなければならなかったのか?その解釈にはもう少し時間をかけたほうがよさそうです。
(5) 10/24 ヘリコプターの大編隊が江戸川上空に飛来
図6:ヘリコプターの大編隊が再び江戸川上空に飛来
図7:30分後、CH-47のみのヘリコプター編隊が江戸川上空に飛来
図8:45分後、観閲式に参加した陸上自衛隊のへり編隊が飛来
写真7:再び現れたシーコブラ(R氏撮影)
写真8:米国海兵隊のTIGERヘリ(R氏撮影、Wikipedia)
写真9:点灯するCH-47ヘリ(R氏撮影)
写真10:図6中の CH-47 6機編隊。1機が離れて飛行している
写真11:観閲式を終えた陸上自衛隊、木更津ヘリコプター師団のヘリ編隊(R氏撮影)
解説:観閲式の当日、R氏の自宅上空は凄まじい状況になっていました。午前11時頃、38機もの大ヘリコプター編隊が江戸川上空に現れたのです(図6)。11時といえば、朝霞駐屯地で観閲飛行が行われていた真っ最中です。出現時刻から推察すれば、明らかに陸上自衛隊の観閲飛行編隊とは異なるものです。その30分後には、CH-47の8機編隊が交互にライトを点灯させながら縦列編隊で現れ(図7)、さらにその15分後(11時45分)には観閲飛行を終えた自衛隊機の編隊が観閲飛行時と同じフォーメーションで西から接近し、R氏自宅上空でわざわざ南方向へと(江戸川沿いに)進路を方向転換して通り過ぎていったのです(図8)。
写真7で示すように、11時の一団にはAH-1W(シーコブラ)、また、自衛隊に配備されていないヨーロッパ製のTIGERへリ(写真8)が含まれていました。TIGERヘリは米国海兵隊が保有している機材の一つです。
図を比較すればわかるように、図6の編隊は偶数機体数を基調とした編成、図8は奇数機体数を基調とした編成をとっています。このことだけでも、後者は自衛隊機、前者はおそらくそれ以外の部隊であることが見て取れます。そして、写真7、8などの状況証拠から図6の部隊は米国海兵隊のヘリ編隊である可能性が極めて高いと言えます。なお、図7の縦列編隊については、その編隊構成から観閲式に関与するものではなく、また、ライトを交互に点灯する恣意的な行動から、やはり、米国海兵隊が何らかのサインを示すために出現したと考えられます。
サインに関する情報としては、図6・写真10の最後尾の1機だけ離れて飛んでいるCH-47編隊の編成にも、極めて大きな意味が隠されています。これらのサインの意味については、軍事プロトコール(儀礼)に精通しているB氏の解説を次の記事でご紹介します。また、米国海兵隊、米国海軍、そして木更津ヘリ師団がとった今回の行動における政治的意味合い、我々日航機事件調査チームとの関係などについても詳細な論考を加えたいと思います。
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先月、私たちの周りで起きた以上の出来事は、異常な光景にさんざん慣らされていた私たちさえ目を疑うものでした。けして自意識過剰になっているつもりではありませんが、これを冷静に受け止めれば、これまでこのブログで発表してきた日航機事件の真相解明記事が、全て正しいとは言わないまでも、日米両軍事機関からある程度認められた証ではないかと解釈しています。それと同時に、日本の置かれた現在の不安定な状況が、隠された戦争である「日航機事件(事変)」に対し軍事関係者を再び注目させているのだと思われます。
これまでの取材妨害行為も含め、軍事関係者ははっきりと行動で反応を示しています。しかし、私が求めるのは、統治機関である日米両政府、そして大なり小なり日航機事件に関与していたと思われる、ロシア、中国、その他外国政府による日本国民、そして123便に乗り合わせていた外国民への真相の開示です。それなくしては、関係機関からどんな恣意行動があろうとも、この真相究明活動に終止符を打つことはないでしょう。
HIC SAPIENTIA EST QUI HABET INTELLECTUM CONPUTET NUMERUM BESTIAE NUMERUS ENIM HOMINIS EST ET NUMERUS EIUS EST SESCENTI SEXAGINTA SEX
ここに、知恵が必要である。思慮ある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は六百六十六である。
管理者 日月土
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