再びの米軍ヘリ不時着ムーブメント
おやおや、8月には同じ神奈川県の海老名市でおかしな不時着事故があったばかりだと言うのに、どうしたのでしょう?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/2c/e49a48ca56c53edc7d4a7f0e8026f2a9.png)
(以下略)
引用元:NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241010/k10014606111000.html
8月の不時着劇については(真)ブログ記事「米軍ヘリと緊急事態」で触れていますが、今回の場合は、どうもそれとは事情が異なるようです。
どちらかと言えば、随分前の記事になりますが「Double-headed Eagle」で取り上げた、2018年1月に立て続けに起きた、沖縄における米軍ヘリの連続不時着事件の時と事情が似ているようなのです。
上記報道を読んでも、今回の不時着について米軍担当者は
予防的措置
と返答しているだけで、何から予防したのか具体的な理由を述べていません。
日米間の力関係からすれば、米軍が「軍事機密」という言い訳を持ち出せば、日本は黙るしかないのも仕方ありませんが、住宅が密集する神奈川県内でこういう出来事が今後も続くようだったら、いつ惨事が発生するとも限りません。
今回も、それを防ぐための「予防的措置」だったのでしょうけども、6年前の沖縄における不時着ムーブメントが本州の関東で復活しそうだと言うなら、同地に住む一般日本人(「にほんじん」です)にとっては、とてもではありませんが歓迎すべき事態とは言えません。
このような事故が起こる理由として、大型飛行機やヘリコプターが翼やローターに発生する揚力だけで浮上していないという、現代航空機の基本的な飛行原理に拠るものが一番に挙げられます。
この不時着機体「MH60R」の基本形「SH60B」の最大離陸重量は公称10tとありますが、そもそもこのサイズのエンジンでこれだけの重量が持ち上がると考える方が無理がありますよね。
茅ヶ崎の海岸に不時着したMH60R(画像引用元:X)
すごく簡単に言えば飛行条件は風以外の環境にも左右されるとなるのですが、これについては、「翼で飛べないジャンボジェット」で既に触れているのでそちらをお読みになれば少し事情が分かるのではないかと思います。
この原理を理解すれば、軍用機やミサイルを一瞬で全機墜落させることなど理論上難しくないのですが、それでは有事は盛り上がらないので、空港に不発弾を残したまま、あるいは改良した新・不発弾をセットしていたりするのです。
関連記事:
・不発弾という名の適当
・那覇空港はもう閉鎖ですね
国内主要空港にセットされた新・不発弾の数については、先日メルマガ号外にてお知らせしましたが、本件に関しては別途また詳しくお知らせすることにしましょう。
戦争ゴッコが好きな人たちは、官公庁や民間企業、政治家や宗教法人等の中に一定数いらっしゃるようですが、普通の生活者から見れば、これほど迷惑な人種もまたいないのです。
HAEC DICIT DOMINUS SUPER PROPHETAS QUI SEDUCUNT POPULUM MEUM QUI MORDENT DENTIBUS SUIS ET PRAEDICANT PACEM ET SI QUIS NON DEDERIT IN ORE EORUM QUIPPIAM SANCTIFICANT SUPER EUM PROELIUM
わが民を迷わす預言者たちに対して/主はこう言われる。彼らは歯で何かをかんでいる間は/平和を告げるが/その口に何も与えない人には/戦争を宣言する。
(ミカ書 第3章5節)
キリストの御国にて記す
管理人 日月土
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