皆さん今日は。
そろそろ花粉症の方にとっては辛い季節となってきました。
私も20歳の頃から花粉症なのですが、不思議と今年はマスクも薬も不要で、まったく平気です。
このまま無事に過ごせれば良いのですが。
さて今日は、会派「新創かつうら」のメンバーと共に市内の保育所を視察しました。
今日視察させて頂いたのは、興津保育所・鵜原保育所・郁文保育所・中央保育所の4保育所です。
視察の様子
興津保育所は、海岸のすぐ近くにあり、海風のそよぐ素晴らしい景色の場所にあります。
しかし、昨年の東日本大震災における津波の被害を鑑み、児童の安全確保が大きな問題となっています。
鵜原保育所においても、海岸線に近い事から、地震・津波発生時の児童の安全確保が問題となっていました。
また、昭和36年築と老朽化が進んでおり、塩害等による建物への影響も大きいようです。
海岸線に近い興津・鵜原の両保育園では定期的に津波に対応した避難訓練も行われているとの事でした。
しかし、避難場所の選定や児童の誘導方法等で所長の判断に依る部分が大きく、また、保育所では女性の職員が多い事もあり、児童の移送などの面で職員の負担が大きくなっている様に感じました。
災害発生時における通信手段の確保、連絡指示の徹底、実効性あるマニュアルの策定等、より一層の支援策や、津波に備えた全市的な避難訓練の実施が必要ではないかと感じました。
郁文保育所は、本年3月末に中央保育所との統合が決定しています。
今後は、残された施設をどう活用して行くかが非常に重要となります。
郁文保育所は高台に位置し、眺望も良く設備も非常にレトロな価値あるもの。
他市町村においては、廃校をただ取り壊すのではなく校舎の有効活用を模索し、自然体験交流施設や老人福祉施設の施設として活用したり、
または、民間事業者と連携してオフィスや旅館等として活用したりと、様々な方法で昔ながらの校舎建家の保存活用に努めています。
勝浦市でも、固定観念に囚われない自由な発想で、郁文保育所跡地の有効利用を考えて行かねばなりません。
例えば、趣のある校舎を利用した、海の見えるレトロな簡易宿泊所、なんて実現出来たら素敵ですよね!
参考:文部科学省ホームページ「余裕教室・廃校施設の有効活用に付いて」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyosei/yoyuu.htm
中央保育所は、市内の他保育所で児童数が減少しているのとは逆に、児童数が増加傾向にあります。
現在、児童の定員数が150名の所、この春からの児童数は163名となり、過密状態にあります。
興津保育所が児童数約40名、鵜原保育所が約20名ですから、まさに桁違いの児童数です。
興津・鵜原保育所は、生徒数の少なさ故かアットホームな印象でしたが、中央保育所は先生の数も大変多く、保育所内も非常に活気がありました。
小規模保育所には小規模保育所の、大規模保育所には大規模保育所の、それぞれメリット・デメリットがあります。
また、これは市内の各小学校を視察した時も感じた事ですが、とにかく各学舎には、歴史や地域性そして先生の指導に基づく「個性」があります。
地震や津波への対応の必要もあり、今後は市内保育所の統廃合は進んで行くものと思いますが、それぞれの「個性」を見捨てる事が無いように慎重な議論を重ねて行きたいと思います。
保育所の皆さん、今日は本当に有り難うございました!
追伸:
今日午後からは、会派新創かつうらの岩瀬洋男議員のお誘いを受け、興津公民館にお邪魔しました。
24日からのビッグひな祭り期間中、興津会場である興津公民館ではひな人形の展示を行っていますが、2階では「日本の凧」の展示が行われています。
今日は、その「日本の凧」の展示準備の様子を見学したのですが、これが本当に素晴らしい!!
日本全国から集めた、伝統的な「凧」が展示してあるのですが、各地域毎に特色があり、またそれぞれが工夫を凝らしてあって、まさに芸術品です。
展示の様子
中でも感動したのが、「小さい凧」のコーナーです!
10cm程度の小さな凧が数多く展示してあるのですが、実はこれ、全て実際に飛ばす事が出来るそうです!
実際に手に取ってみせていただきましたが、凧の小ささに合わせて竹ヒゴや飾り絵なども非常に丁寧に作られており、その仕事の緻密さ、繊細さには心底驚きました。
まさにミニチュアアートの世界!小さい凧をひとつ譲って頂いたので、メンテナンスして今度飛ばしてみたいと思います。
かつて、勝浦では節句の時期に凧をあげて子供の立身出世を願ったそうです。ひな祭りに合わせて展示しているのもこうした由来があるからだとか。
ビッグひな祭り期間中は常設展示しているそうなので、皆さんも是非お越し下さい。素晴らしい展示です。かつうらビッグひな祭りにおける「穴場」の一つだと思います!
かつうらビッグひな祭り 勝浦市イベント情報
http://www.city.katsuura.chiba.jp/event/hinamatsuri.html
小さい凧がずらり。5cmから、大きくても15cmくらいでしょうか。カワイイ!
そろそろ花粉症の方にとっては辛い季節となってきました。
私も20歳の頃から花粉症なのですが、不思議と今年はマスクも薬も不要で、まったく平気です。
このまま無事に過ごせれば良いのですが。
さて今日は、会派「新創かつうら」のメンバーと共に市内の保育所を視察しました。
今日視察させて頂いたのは、興津保育所・鵜原保育所・郁文保育所・中央保育所の4保育所です。
視察の様子
興津保育所は、海岸のすぐ近くにあり、海風のそよぐ素晴らしい景色の場所にあります。
しかし、昨年の東日本大震災における津波の被害を鑑み、児童の安全確保が大きな問題となっています。
鵜原保育所においても、海岸線に近い事から、地震・津波発生時の児童の安全確保が問題となっていました。
また、昭和36年築と老朽化が進んでおり、塩害等による建物への影響も大きいようです。
海岸線に近い興津・鵜原の両保育園では定期的に津波に対応した避難訓練も行われているとの事でした。
しかし、避難場所の選定や児童の誘導方法等で所長の判断に依る部分が大きく、また、保育所では女性の職員が多い事もあり、児童の移送などの面で職員の負担が大きくなっている様に感じました。
災害発生時における通信手段の確保、連絡指示の徹底、実効性あるマニュアルの策定等、より一層の支援策や、津波に備えた全市的な避難訓練の実施が必要ではないかと感じました。
郁文保育所は、本年3月末に中央保育所との統合が決定しています。
今後は、残された施設をどう活用して行くかが非常に重要となります。
郁文保育所は高台に位置し、眺望も良く設備も非常にレトロな価値あるもの。
他市町村においては、廃校をただ取り壊すのではなく校舎の有効活用を模索し、自然体験交流施設や老人福祉施設の施設として活用したり、
または、民間事業者と連携してオフィスや旅館等として活用したりと、様々な方法で昔ながらの校舎建家の保存活用に努めています。
勝浦市でも、固定観念に囚われない自由な発想で、郁文保育所跡地の有効利用を考えて行かねばなりません。
例えば、趣のある校舎を利用した、海の見えるレトロな簡易宿泊所、なんて実現出来たら素敵ですよね!
参考:文部科学省ホームページ「余裕教室・廃校施設の有効活用に付いて」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyosei/yoyuu.htm
中央保育所は、市内の他保育所で児童数が減少しているのとは逆に、児童数が増加傾向にあります。
現在、児童の定員数が150名の所、この春からの児童数は163名となり、過密状態にあります。
興津保育所が児童数約40名、鵜原保育所が約20名ですから、まさに桁違いの児童数です。
興津・鵜原保育所は、生徒数の少なさ故かアットホームな印象でしたが、中央保育所は先生の数も大変多く、保育所内も非常に活気がありました。
小規模保育所には小規模保育所の、大規模保育所には大規模保育所の、それぞれメリット・デメリットがあります。
また、これは市内の各小学校を視察した時も感じた事ですが、とにかく各学舎には、歴史や地域性そして先生の指導に基づく「個性」があります。
地震や津波への対応の必要もあり、今後は市内保育所の統廃合は進んで行くものと思いますが、それぞれの「個性」を見捨てる事が無いように慎重な議論を重ねて行きたいと思います。
保育所の皆さん、今日は本当に有り難うございました!
追伸:
今日午後からは、会派新創かつうらの岩瀬洋男議員のお誘いを受け、興津公民館にお邪魔しました。
24日からのビッグひな祭り期間中、興津会場である興津公民館ではひな人形の展示を行っていますが、2階では「日本の凧」の展示が行われています。
今日は、その「日本の凧」の展示準備の様子を見学したのですが、これが本当に素晴らしい!!
日本全国から集めた、伝統的な「凧」が展示してあるのですが、各地域毎に特色があり、またそれぞれが工夫を凝らしてあって、まさに芸術品です。
展示の様子
中でも感動したのが、「小さい凧」のコーナーです!
10cm程度の小さな凧が数多く展示してあるのですが、実はこれ、全て実際に飛ばす事が出来るそうです!
実際に手に取ってみせていただきましたが、凧の小ささに合わせて竹ヒゴや飾り絵なども非常に丁寧に作られており、その仕事の緻密さ、繊細さには心底驚きました。
まさにミニチュアアートの世界!小さい凧をひとつ譲って頂いたので、メンテナンスして今度飛ばしてみたいと思います。
かつて、勝浦では節句の時期に凧をあげて子供の立身出世を願ったそうです。ひな祭りに合わせて展示しているのもこうした由来があるからだとか。
ビッグひな祭り期間中は常設展示しているそうなので、皆さんも是非お越し下さい。素晴らしい展示です。かつうらビッグひな祭りにおける「穴場」の一つだと思います!
かつうらビッグひな祭り 勝浦市イベント情報
http://www.city.katsuura.chiba.jp/event/hinamatsuri.html
小さい凧がずらり。5cmから、大きくても15cmくらいでしょうか。カワイイ!
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