皆さん今晩は。
いよいよ明日は参議院選挙投票日です。
「政治に目を向けるのだ。さもなくば、政治が牙を剥くだろう」
アメリカの社会運動家で弁護士でもあるラルフ・ネーダー氏の言葉です。
投票はとても大切です。
我々国民一人一人の票の積み重ねで政治家が生まれ、政策を作っていきます。
組織で応援しているから、人に頼まれたから、という理由で受動的に投票するのではなく、自らの「意志」で候補者の政策や理念をしっかりと吟味しなければなりません。
普段思い描いている政治の姿に一番近い「政策」や「理念」を持った候補者、日本の未来を託せる候補者に、主体性を持って票を委ねるべきです。
とはいっても、なかなか国政の話は難しいですし、政策判断等難しい部分もあると思います。
そこで、投票日前の今日は、「日本政治.com 投票マッチング」を紹介します。
このサイトは、20の政治争点に関する質問に答えることで、皆さんの考えに最も近い政党・議員を紹介するサイトです。
「日本政治.com 投票マッチング」
http://nihonseiji.com/votematches/
20の選択肢それぞれの政策にメリット・デメリットの説明がありますし、今回の選挙で争点となっている政策が非常に分り易く解説されていますので、明日どの候補者や政党に投票すべきか未だ迷っている方の参考になればと思います。
(ちなみに私は、考え方と一番近い政党は「自由民主党」、と出ました。当たっています)
皆さん 、どうか必ず投票に行って下さい。
そして投票所に行ったら、白票などではなく、自らの「意志」を票に託して下さい。
皆さんが積極的に政治に参加する事で、日本の政治は必ず変わります。
さて今日は、毎年夏の海開きに合わせ開催されている「クリーンキャンペーン in 南房総」に実行委員会として参加しました。
今回で15回目となるこのクリーンキャンペーン。例年は主に海岸地域のゴミ拾いやクイズ等のイベントがメインでしたが、今年から「浜勝浦川の清掃」や「ヒラメ稚魚の放流」などが組み込まれ、勝浦市の環境について考える事の出来るイベントとなりました。
開会式の様子。猿田勝浦市長の挨拶です。
可愛いヒラメの稚魚達です。大きくなって帰ってこいよ。
フラダンスの様子
特に今回から始まった浜勝浦川の清掃は、浜勝浦川の環境改善を政策に掲げる私にとって、改めて川について考える機会となりました。
市内中心部を流れ勝浦湾に流入する浜勝浦川は、様々な要因が重なり、汚濁河川となっています。
駅、あるいは市営駐車場から朝市、市街地へ向かう目抜き通りに位置していながら、ごみに塗れ悪臭を放つ浜勝浦川に対しては、流域住民の皆さん・観光客の皆さんから多くの苦情が寄せられています。
浜勝浦川の汚染は市民生活に支障をきたしているだけでなく、観光地・漁港・水産加工地としてのイメージも最悪となっています。浜勝浦川の環境改善は急務です。
河川清掃の様子。市生活環境課の皆さんはじめ副市長、市職員の皆さんが河川に降りて清掃をして下さいました。
河川の状態は酷く、ゴミやヘドロがたまり悪臭を放っています。
私も少しだけお手伝いさせて頂きました。
浜勝浦川の環境改善は、決して流域だけの問題ではなく勝浦全市的な問題です。つけ焼き刃的ではない、抜本的な浄化対策を行う事が望まれていますし、私もこれまで議会で何度も浜勝浦川の環境改善について提案してきました。
結果、市では昨年末から今年3月にかけて浜勝浦川の詳細な流域調査を行い、92ページにも及ぶ詳細な河川状況調査報告書を作成致しましたが、この調査結果を基に今後どのような具体的改善策を実施して行くかが重要です。
浜勝浦川の環境改善・河川浄化には思い切った政策が必要ですが、私も浜勝浦川の浄化対策について、議会で引き続き積極的に具体策を提言してまいります。
追伸:
おとなり墨名川も調査してみました。
墨名川は市営駐車場で浜勝浦川と合流している河川ですが、この川も市街地からの生活雑排水の流入が多いにもかかわらず、生物や植生が多様で河川自体が持つ自然浄化能力が高いため、さほど水質が汚れている印象はありません。
それどころかエビやカニ、小魚や蝶やトンボ等、驚くほど多くの生き物が住み、一つの生態系を形づくっています。
浜勝浦川との合流点から約60メートル。コンクリで固められ暗渠と化し「死の川」となっている浜勝浦川に比べ、墨名川はフグやボラ、エビ等の多様な生き物に溢れる「活きた川」になっています。
墨名川で採取したテナガエビ。他にもスジエビやモクズガニなどの甲殻類が豊富です。
シオカラトンボと空き缶
生活雑排水が河川の持つ浄化能力によって浄化されている様子が、川の「色」でよく分ります。
そしてなんと、天然の「ウナギ」を発見!逃がしてしまったので背中のみの写真です。
浜勝浦川は、昭和55年から59年にかけて、蓋かけによる一部トンネル河川化、昭和60年から63年にかけてコンクリートによる護岸工事を経て、河川に生物が棲息出来ない状態となり、植生も失われ、河川が元来持っていた浄化能力が全く失われてしまいました。
私は、合併浄化槽の設置・点検の促進や、事業所からの排水処理の推進等、流域からの排水を改善していくのはもちろんですが、河川の持つ浄化能力を回復させる事が重要だと考えています。
この墨名川の生態系は、浜勝浦川の環境改善に大きなヒントを与えてくれる気がします。
いよいよ明日は参議院選挙投票日です。
「政治に目を向けるのだ。さもなくば、政治が牙を剥くだろう」
アメリカの社会運動家で弁護士でもあるラルフ・ネーダー氏の言葉です。
投票はとても大切です。
我々国民一人一人の票の積み重ねで政治家が生まれ、政策を作っていきます。
組織で応援しているから、人に頼まれたから、という理由で受動的に投票するのではなく、自らの「意志」で候補者の政策や理念をしっかりと吟味しなければなりません。
普段思い描いている政治の姿に一番近い「政策」や「理念」を持った候補者、日本の未来を託せる候補者に、主体性を持って票を委ねるべきです。
とはいっても、なかなか国政の話は難しいですし、政策判断等難しい部分もあると思います。
そこで、投票日前の今日は、「日本政治.com 投票マッチング」を紹介します。
このサイトは、20の政治争点に関する質問に答えることで、皆さんの考えに最も近い政党・議員を紹介するサイトです。
「日本政治.com 投票マッチング」
http://nihonseiji.com/votematches/
20の選択肢それぞれの政策にメリット・デメリットの説明がありますし、今回の選挙で争点となっている政策が非常に分り易く解説されていますので、明日どの候補者や政党に投票すべきか未だ迷っている方の参考になればと思います。
(ちなみに私は、考え方と一番近い政党は「自由民主党」、と出ました。当たっています)
皆さん 、どうか必ず投票に行って下さい。
そして投票所に行ったら、白票などではなく、自らの「意志」を票に託して下さい。
皆さんが積極的に政治に参加する事で、日本の政治は必ず変わります。
さて今日は、毎年夏の海開きに合わせ開催されている「クリーンキャンペーン in 南房総」に実行委員会として参加しました。
今回で15回目となるこのクリーンキャンペーン。例年は主に海岸地域のゴミ拾いやクイズ等のイベントがメインでしたが、今年から「浜勝浦川の清掃」や「ヒラメ稚魚の放流」などが組み込まれ、勝浦市の環境について考える事の出来るイベントとなりました。
開会式の様子。猿田勝浦市長の挨拶です。
可愛いヒラメの稚魚達です。大きくなって帰ってこいよ。
フラダンスの様子
特に今回から始まった浜勝浦川の清掃は、浜勝浦川の環境改善を政策に掲げる私にとって、改めて川について考える機会となりました。
市内中心部を流れ勝浦湾に流入する浜勝浦川は、様々な要因が重なり、汚濁河川となっています。
駅、あるいは市営駐車場から朝市、市街地へ向かう目抜き通りに位置していながら、ごみに塗れ悪臭を放つ浜勝浦川に対しては、流域住民の皆さん・観光客の皆さんから多くの苦情が寄せられています。
浜勝浦川の汚染は市民生活に支障をきたしているだけでなく、観光地・漁港・水産加工地としてのイメージも最悪となっています。浜勝浦川の環境改善は急務です。
河川清掃の様子。市生活環境課の皆さんはじめ副市長、市職員の皆さんが河川に降りて清掃をして下さいました。
河川の状態は酷く、ゴミやヘドロがたまり悪臭を放っています。
私も少しだけお手伝いさせて頂きました。
浜勝浦川の環境改善は、決して流域だけの問題ではなく勝浦全市的な問題です。つけ焼き刃的ではない、抜本的な浄化対策を行う事が望まれていますし、私もこれまで議会で何度も浜勝浦川の環境改善について提案してきました。
結果、市では昨年末から今年3月にかけて浜勝浦川の詳細な流域調査を行い、92ページにも及ぶ詳細な河川状況調査報告書を作成致しましたが、この調査結果を基に今後どのような具体的改善策を実施して行くかが重要です。
浜勝浦川の環境改善・河川浄化には思い切った政策が必要ですが、私も浜勝浦川の浄化対策について、議会で引き続き積極的に具体策を提言してまいります。
追伸:
おとなり墨名川も調査してみました。
墨名川は市営駐車場で浜勝浦川と合流している河川ですが、この川も市街地からの生活雑排水の流入が多いにもかかわらず、生物や植生が多様で河川自体が持つ自然浄化能力が高いため、さほど水質が汚れている印象はありません。
それどころかエビやカニ、小魚や蝶やトンボ等、驚くほど多くの生き物が住み、一つの生態系を形づくっています。
浜勝浦川との合流点から約60メートル。コンクリで固められ暗渠と化し「死の川」となっている浜勝浦川に比べ、墨名川はフグやボラ、エビ等の多様な生き物に溢れる「活きた川」になっています。
墨名川で採取したテナガエビ。他にもスジエビやモクズガニなどの甲殻類が豊富です。
シオカラトンボと空き缶
生活雑排水が河川の持つ浄化能力によって浄化されている様子が、川の「色」でよく分ります。
そしてなんと、天然の「ウナギ」を発見!逃がしてしまったので背中のみの写真です。
浜勝浦川は、昭和55年から59年にかけて、蓋かけによる一部トンネル河川化、昭和60年から63年にかけてコンクリートによる護岸工事を経て、河川に生物が棲息出来ない状態となり、植生も失われ、河川が元来持っていた浄化能力が全く失われてしまいました。
私は、合併浄化槽の設置・点検の促進や、事業所からの排水処理の推進等、流域からの排水を改善していくのはもちろんですが、河川の持つ浄化能力を回復させる事が重要だと考えています。
この墨名川の生態系は、浜勝浦川の環境改善に大きなヒントを与えてくれる気がします。