安倍元総理の訃報に際して

2022年07月09日 23時45分49秒 | 政治に対する意見
安倍晋三元内閣総理大臣が、暴漢の凶弾に斃れました。
あまりにも理不尽な出来事に、憤りと悲しみ、民主主義の危機を感じています。
安倍元総理のこれまでのご功績に敬意を表するとともに、衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。

安倍元総理には、10年前にお会いして、短い時間でしたがお話をさせて頂いたことがあります。
一度総理を退任され、再度総理となられる前の整装雌伏の時であったと思いますが、謙虚に、真っ直ぐに、「体力の続く限り国のために尽くしたい」とお話をされ、また、私のような若造の話にも耳を傾け、大変親切にご対応いただいた事を、今でも思い出します。

その後長期政権を築く中で、様々な政治的問題を抱えながらも、数多くの功績や実績を遺された総理でした。
マイナス面ばかりが取り沙汰され、あまり報道されることはありませんでしたが、常に世界から高く評価されていた類稀な政治家でもありました。
この訃報に際しても、数多くの国が、半旗を掲げ、国を挙げて喪に服すなど、その死を悼み悲しみをともにしてくださっています。
マスコミは故人に対して襟を正すでもなくイエロージャーナリズムに終始していますが、あまりにも低俗で稚拙な報道姿勢は、見ていて本当に悲しくなります。
いつの日か、日本においても、その政治家としての実績や功績が正しく評価される事を願って止みません。

言うまでもなく、暴力による言論の封殺は絶対に許されません。
明日は参議院議員選挙投票日です。
政治を変えるのは、暴力でもなく、陰謀や誹謗中傷でもなく、くだらない足の引っ張り合いでもありません。
私たち一人一人の政治参加こそが日本を変える力です。
各候補者の政策や公約をしっかりと吟味して、マスコミやSNSに惑わされず、明日の日本を自分ごととして真剣に考えて、我々有権者ひとりひとりの力で、政治を変えていきましょう。



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平成31年4月14日告示「勝浦市議会議員選挙」が始まります!

2019年04月13日 09時14分29秒 | 政治に対する意見
皆さんこんにちは。
まさに春爛漫、桜もまだまだ美しい今日この頃です。

なかなかブログの更新が出来ず、ご心配をおかけしてしまいました。
現在、大小4つの団体で会計を担当しており、決算から会計監査、総会と続くこの季節はまさに毎日が戦場!
一番大きな団体の会計監査が無事終わり、やっと肩の荷が一つ降りたといった状況でありました。

さて、明日4月14日(日)から、いよいよ勝浦市議会議員選挙が始まります。
私も3期目の当選を志し、立候補をいたします。

私たちは、なぜ市議会議員に立候補をするのでしょうか?
生まれ育った故郷を守りたいから。生まれてくる子供達のために、より良い街、明るく楽しい街にしていきたいから。
その理由は様々ですが、「この勝浦という街をより良くしていきたい」という想いはすべての候補者に共通のことと思います。

平成23年に初めて立候補をしてから、今回で3回目の選挙を迎えます。
しかし残念ながら、今回の選挙ほど、下らない誹謗中傷や噂話が跳梁跋扈している選挙は初めてであるように感じてしまいます。

後援会活動の一環として挨拶回りをしていて、感じたことは、退っ引きならない勝浦市の現状です。
空き家の激増、独居老人の多さ、老老介護の実態、若者世代の仕事のなさ、子育て世代の負担。
そうした厳しい現状を目の当たりにして、一歩でも前に進むための政策を考え、提案し、実行していくことこそ市議会議員の責務のはず。
他人の陰口や悪口を考えている余裕などないはずです。
明るく前向きに、勇気を持って市政に取り組んでいく以外に何があるのでしょうか。

地方創生が叫ばれ数年が経ちました。
しかし、いまだ困難な状況が続く地方にあっては、市民の代表たる地方議員の役割はますます重要となっています。
今こそ、過去のしがらみや蟠りを捨て、「政策」と「実行力」で議員を選ばなければ、勝浦市の未来はありません。

私も、もし当選できたならば、これまでの実績をもとに、これまで以上に、勝浦市のために働きたいと考えています。

選挙権は、我々自身の未来を決める大切な権利です。
勝浦市の未来は、皆さんおひとりおひとりのものです。
皆さんの意志こそが政治を動かす力であり、有権者が変われば政治は必ず変わります。
次回の選挙で勝浦市の政治がより良い方向に進む事を信じています。

勝浦市の新しい未来を創る為に、そして日本国のために。
市政の更なる発展に向け、精一杯頑張ります!



追伸:

政策提言、政治信念などをまとめた後援会パンフレットの紹介をいたします!
選挙期間中の閲覧やダウンロードは可能ですが、データの印刷・許可の無い印刷物の配付は法律で固く禁じられていますので ご注意ください!

「戸坂健一とあたらしい勝浦を創る会」ご入会案内

1ページ 表紙・市政報告(画像クリックで拡大)


2ページ ご入会案内・活動報告(画像クリックで拡大)



PDFファイルダウンロード(下記リンクをクリックしてください)

https://www.dropbox.com/s/vl7xogtkf34h2wi/kouenkai1.pdf?dl=0

https://www.dropbox.com/s/4ge2w9pwdrot9ae/kouenkai2.pdf?dl=0

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済州島国際観艦式における旭日旗掲揚問題と、日韓関係の今後について

2018年10月11日 12時47分56秒 | 政治に対する意見
幾つかの台風も過ぎ去り、ようやく秋らしい穏やかな日和となりました。
この季節が過ぎれば、もうあっという間に冬がやってきますね。

さて先週末は、館山航空基地開隊65周年記念式典に参加しました。
会場では式典のほか、展示飛行として救難活動訓練の様子なども披露されました。

館山航空基地は、海自のヘリコプター基地として哨戒任務や災害時の救難活動、ソマリア沖アデン湾の海賊対処活動など多種多様な任務に従事しています。
マスコミの報道や評論などで自衛隊について思うところはあっても、その実際の活動や、基地内の様子、自衛官の生の声を見聞きした事がある方はまだまだ少ないのではと思います。
自衛隊に興味のある方はもちろん、むしろ、自衛隊の活動に批判的な方や、平和について深く考える方にこそ、自衛隊の事もっと知って頂きたいなと思います。
勝浦市の平和は、日本の平和、世界の平和があってこそ。
平和について考えるとき、そこにタブーや偏見があってはならないと思います。自衛隊の事が好きな人も、嫌いな人も、胸襟を開いて共に考え議論することに意味があります。
勝浦市協力会では引き続き基地見学会や懇談会を開催していますので、自衛隊について質問や興味のある方はいつでもご連絡ください!

飛行展示の様子




館山航空基地名物「館空カレー」、美味しいです!


海上自衛隊といえば、本日11日韓国済州島で開催される国際観艦式における自衛艦旗掲揚問題と、それに伴う観艦式への不参加が(テレビ以外で)大きな話題となっています。
簡単に言えば、韓国政府が観艦式における「旭日旗」、つまり現行の自衛艦旗の掲揚を自粛するよう求め、海上自衛隊側はそれを理由に国際観艦式への不参加を決めたというニュースです。

事件の詳細については様々なメディアで取り上げられていますので、下記リンクからご確認ください。
日本の安全保障に関わるニュースは、各新聞社の政治的立場により明確に論調が変わりますので、読み比べてみると良いかと思います。

海自観艦式へ不参加 韓国で開催、旭日旗の自粛要請で(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20181006/k00/00m/010/098000c

韓国観艦式、不参加へ 海自艦、旭日旗自粛応じず(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36184330V01C18A0EA3000/

旭日旗の掲揚 日本の「誇り」は譲れない(産経新聞)
https://www.sankei.com/column/news/181011/clm1810110001-n1.html

日本経済新聞の記事や、韓国国内の論調を見ると、
「過去の戦争で使用していた旭日旗の掲揚は韓国国民にとって耐え難いものであり、それを掲揚自粛するべき」
「しかし自衛隊はそれを受け入れられず、参加を見送った」
つまり日本が悪い、という風にも感じられるかもしれません。

しかし、問題の本質はそこではありません。
韓国側の「軍艦旗を降ろせ」という要請がいかに非常識なものであるかということを理解し、
どのような理由であれ、自衛艦旗を降ろすというのは、自衛隊のみならず日本国の主権と誇りにもかかわる大事な問題で、到底認められないということを理解しなくてはなりません。

国連海洋法条約は、軍艦に所属国の軍籍を示す「外部標識」の掲揚を義務付けています。
これが軍艦旗、つまり自衛艦旗で、海上における国の主権の象徴として、国際法により最上級の敬意が払われるものです。
今回問題となった自衛艦旗「旭日旗」は、1954年の自衛隊創設以来一貫して使用され、あらゆる場面で国際上認められている旗であり、国際慣習上「国旗」と同様の扱いがされるものです。
自衛隊法や海自旗章規則でも、自衛艦には航行中に自衛艦旗を常時掲げることを義務付けているため、この旗を降ろすということは自衛艦に降伏を迫るような無理難題なのです。

今回韓国が主張した、「軍艦旗を降ろして韓国の国旗を掲揚せよ」などという依頼は、外交上、とんでもない非礼ということになります。
もっとわかりやすく言えば、例えるなら合同祭において当番区が「他の区は神輿の鳳凰を降ろして当番区の名前を掲げろ」と言っているようなものです。

なぜこのようなとんでもない要請を韓国政府が行ったかといえば、そこには政治的な意図が見え隠れします。
国際観艦式に先立ち、韓国の国会では与党議員が「旭日旗禁止」法案を提出し、話題となりました。
旭日旗、つまり自衛艦旗は旧日本軍の旭日旗と同じデザインで、近年になって韓国国内で軍国主義の象徴とされ、反日の材料として利用されているからです。

これについての詳しい経緯は、下記のブログ記事にわかりやすくまとめられています。

韓国観艦式自衛艦参加中止~非難されるべきは韓国の非常識なふるまいだ(BLOGOS 木走正水)
http://blogos.com/article/330057/

今回の問題については韓国国内でも大きな議論となっています。
韓国国内の若者は、こうした日韓関係に関わる問題をある程度冷静に見ているのかもしれません。

韓国人 旭日旗は反日煽動の道具である(カイカイ反応通信)
http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/54257648.html

竹島問題が大きく取り上げられた2012年、私は過去のブログ記事でこう書きました。

今回の尖閣・竹島問題に関しては、様々なご意見や立場があると思います。
しかし、これまでの日本は正しい事を正しいとすら言えない、或いは、間違っていることを事を間違っているとすら言えない、歪んだ状態にあった事は事実。
日本国が、日本の領土・領海を守り国民の安全と利益を保護することは国家として最低限の義務、当たり前の話です。
そんな当たり前の事すら主張できなかったのは、やはり異常としか言いようがありません。
ここにきて日本国民が「おかしい」と気付き始め、左に偏り過ぎたイデオロギーを「真ん中」に戻そうとする動きが出て来たのは至極当然の事ですし、それは日本にとって好ましい流れとも思いますが、反動で一気に右傾化する事は止めなければなりません。
ここが保守派政治家の踏ん張りどころです。
日本が自虐史観から抜け出し、本来の矜恃を取り戻すことが出来るのか。今まさにその瀬戸際、時代の転換点に立っているのだと感じます。


今回の韓国政府の判断は、非礼かつ非常識で厳しく非難されるべきものです。
しかし一方で、韓国国民全員が反日ではないという当たり前の事実もしっかりと認識しなくてはなりません。
一部のインターネット掲示板などを見ていると、韓国との関係悪化を懸念するどころか賞賛するような記事も多く見られます。

日韓共同宣言から20年。
日韓関係が未来に向けて前向きに進むためにも、その時々の問題をしっかりと見極め、冷静に対処していくべきだと感じます。
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憲法改正と国民投票について思うこと

2018年08月27日 22時05分09秒 | 政治に対する意見
皆さんこんばんは。
もうすぐ9月だというのにこの猛暑。
早く涼しくなって欲しいと思う今日この頃です。

さて、本日の日経新聞デジタルにこんな記事が掲載されていました。

改憲の国民投票、来夏までに 麻生派が政策提言(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34619820X20C18A8EAF000/

現在国会の憲法審査会などで議論されている憲法改正について、国民投票が来夏までに行われるのではないかというものです。
私は憲法改正には賛成ですが、その議論は慎重なものであって欲しいとも考えています。

憲法は国家と国民との契約書です。
我々国民がまずはしっかりと今の契約内容(現行憲法)を把握し、時代に即した柔軟な契約更新(憲法改正)をしていくべきだと思います。
しかし、現時点で自民党が提唱する憲法改正案は、内容があまりにも複雑で改正条文も多岐にわたるため、国民にとってはなかなか理解しがたい部分があります。
ですから、憲法改正について、賛成派も反対派も議論を深め、内容を精査するとともに、憲法改正についての機運を醸成していく必要があると思います。
そして、21世紀の日本にふさわしい、より素晴らしい憲法を国民全員で作っていくべきと考えています。

ということで、憲法改正については私は意外と慎重派ですが、国民投票については大賛成。
憲法は私たち国民のものであり、国会で勝手に決められるものではなく、国民投票で決まるんだと改めて周知するだけでも、大きな意義があると思います。
国民投票の結果に関係なく、国民投票が行われた時点で成功だと思います。
いきなりすべてを変えるのは難しくとも、少しづつ変わっていく事はできると思います。
次世代のためにも、変わらなくてはならないこと、変えてはならないことを議論していくことが大切です。

憲法改正に向けた国民投票すら反対、という野党やマスコミの皆さんは、憲法改正の手続きが規定されている現行憲法についてどう思っているのか大変気になります。
国民投票そのものを否定するということは、国民の力を信じていないということにもなりかねませんね。

日本国憲法改正草案(自民党)
https://jimin.jp-east-2.os.cloud.nifty.com/pdf/news/policy/130250_1.pdf

衆議院憲法審査会HP
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kenpou.nsf/html/kenpou/index.htm
※憲法改正については選挙で選ばれた国会議員によって日夜慎重に議論されています。
 現在、憲法審査会の会長を務めるのは地元選出の森英介衆院議員です。

自由民主党憲法改正草案とは(ニコニコ大百科)
http://dic.nicovideo.jp/a/自由民主党憲法改正草案
※動画投稿サイト「ニコニコ動画」のコンテンツの一つですが、侮るなかれ、非常にわかりやすく丁寧な、そして客観的な解説がなされています。
 ニコニコ動画のメインユーザーである10〜30代の若者が考え、投稿していると考えると、日本の若者も憲法改正について非常に高い関心と知識を持ってくれていることが伺えて頼もしい限りです。

さて、26日(日)は、勝浦中学校をメイン会場として開催された「九都県市合同防災訓練」に出席しました。
九都県市合同防災訓練は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市の九都県市合同で実施する大規模防災訓練です。
被災地・被災者対応や救援物資の輸送などのより実践的な合同防災訓練を実施し、九都県市相互の連携協力体制の充実・強化を図るとともに、住民一人ひとりの防災知識や減災への備えの向上を目指しています。

勝浦中学校の他にも、市内各所でも関連する防災訓練が実施され、勝浦東部漁港では津波を想定して実際に沖合への漁船避難訓練なども行われました。
漁港から漁船が次々と避難する様子が会場でも放映され、実際の津波を思い起こさせるその緊迫した様子に鳥肌が立つのを抑えられませんでした。

また、ボランティアセンターの開設・運営訓練も行われ、(一社)勝浦いすみ青年会議所のメンバーも訓練に参加。
ボランティアとしての登録など一連の手続きから、ボランティアセンターの運営についてなど、災害ボランティアに関わる訓練を実施しました。
他にも、関連する様々な訓練や展示が行われ、明日起こるかも知れない大規模災害について考え、学ぶ貴重な機会となりました。
皆さんも今一度、災害時の対応や緊急時の備蓄など、ご家族で防災減災について話し合ってみてはいかがでしょうか。

訓練には自衛隊も参加


ボランティアセンター解説訓練の様子


体育館では防災に関わる様々な展示が


また、25日(土)は、秋葉原にて開催された「第4回全国ふるさと甲子園」にKLSメンバーとして参加。
投票の結果、勝浦市は総合第3位に入賞しました!
ふるさと甲子園は、全国から55の地域が参加し、特産品やご当地グルメ、そしてロケ地など地域の魅力をPRして「行きたいまちNO.1」を決めるイベントです。

同時に参加していた、お隣いすみ市は準グランプリを獲得。おめでとうございます!
初出場の茂原市も惣菜・おつまみ部門で2位を獲得。
千葉県勢の健闘が輝いた大会となりました。

スタッフの皆さん、勝浦市から応援に来てくださった皆さん、投票して頂いたお客さん、KLSのメンバーの皆さん、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました!





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衆議院議員選挙の結果について(&先週の活動報告)

2012年12月20日 00時47分15秒 | 政治に対する意見
皆さん今晩は。
久しぶりの更新となってしまいました。
このところ裏方の仕事が多く、きらびやかな舞台の影で真面目に一生懸命仕事をしている方々への尊敬の念を深く感じる経験が多々ありました。
これまで支えてくれた方々へのお礼がちゃんと出来ているか、自分自身深く反省した一週間でした。

さて、衆議院選挙も終わり、民主党は大敗、自民党が大きく議席を伸ばす結果となりました。
私は、特定の政党が圧倒的に大勝するのはあまり好ましくないと考えますが、今回の選挙に限っていえば、これは妥当な結果であると思います。
それだけ、民主党政権が3年3ヶ月の間に行った政策は酷いものでした。

下記資料は、参議院自民党がまとめた「民主党政治の約3年を総括した報告書」です。
この報告書は、国政史上に大きな汚点を残した民主党政権の失敗について事実をもとに検証し、(1)民主党政治の根源的な問題、(2)国民への裏切り、(3)不祥事の続出の3項目を柱に44ページに及ぶ内容となっています。
客観的に見て、非常によくまとめられた資料であると思います。
今更過去をどうこう言うものではありませんが、今後の自民党政権の政策実行にあたって「こういう事があったからこうなんだな」という様に、政権を評価する際に皆さんの参考にでもなれば幸いです。3年前と同じ様にマスコミは偏った報道に終始するはずですから。

民主党政権の検証 - 迷走の3年を総括-(PDF)
http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/067_01.pdf

やる夫と振り返る民主党政権
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4355218.html

この3年間で、日本という国がどれだけ壊れたか。テレビで報道していない事も含め、日本にとってはまさに悪夢の様な3年間でした。
であればこそ、保守系の党や政治家に票が流れたのは必然であると思いますし、当然の結果であると思います。
自由民主党はこの結果に驕る事無く、出来るだけ多くの有権者の声を聞き意見を取り入れながら、日本国の立て直しに向け邁進して頂きたいと思います。

また今回の衆議院選挙では、私の友人・知人が多く当選されました。
3年前の参院選公募の際に大変お世話になった上野賢一郎さん(滋賀二区)、
公募の際のライバルであった武村展英さん(滋賀三区)、
教育問題について詳しく、色々とご教授下さった元千葉市議の田沼隆志さん(千葉一区)、
どなたも人格・見識豊かで、また皆さんその政治的理想の実現に向けて日々一生懸命、黙々と努力されていた方々です。
こうした方々が国政の場に出て、日本の明るい未来に向けご尽力頂ける事を本当に嬉しく、また誇りに思います。皆さんの益々のご活躍を心から祈念申し上げます。

私も負けていられません。
勝浦市の有権者の皆さんから賜ったこの議席、勝浦市政の発展のためこれまで以上に精一杯頑張って行こうと思います!



追伸:


写真で活動報告

12月9日(日)

この日は勝浦アンサンブル同好会主催の一万人チャリティーコンサートに出席。
趣向を凝らした演出で、とても素敵なコンサートでした。やはり生演奏は良いですね!



12月12日(水)

この日は(社)勝浦いすみ青年会議所臨時総会・卒業例会に参加。
多くの先輩が卒業となり、寂しい限りですが先輩方の意志を継いでしっかり頑張って行こうと思います。



12月14日(金)

この日は勝浦市議会12月定例会最終日。
重要な案件が目白押しの議会でしたが、無事終了しました。
今後、会派及び個人の市政報告会や会報にて、今議会の詳細をお伝えして行く予定です。

12月15日(土)

この日は久しぶりに農園で畑仕事。里芋を収穫しました。
なかなか上手く出来たと思います。自分で作った里芋を煮っころがしにして食べてみましたが、とっても美味しかった!!



12月17日(月)

この日は、杉並和泉商店街。通称「沖縄タウン」を視察。
沖縄タウンは、寂れた商店街を活性化させるために、商店街の強みである『個店の連なり』を最大限活かして街を再生させようとする試みで、沖縄の街並や沖縄関連の店を集合させたテーマ型の商店街です。
平成17年の開設以来、新陳代謝を繰り返しながらもその街並を保っており、商店街再生のひとつの成功例として見学させて頂きました。
本当に小さな商店街でしたが、個性のある店舗が建ち並び、お店の人も皆人懐っこく親切で、楽しい気持ちでショッピングをする事が出来ました。
やはり、まちづくりはその地域の方々のアイデアとやる気、そして「楽しむ心」が大切なのだなと思います。素敵な商店街でした!

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THE IDES OF MARCH

2012年12月03日 23時15分52秒 | 政治に対する意見
皆さん今晩は。
いよいよ本格的に寒くなってまいりました。自宅でも昨日からやっと暖房を使い始めましたが、それでも寒い…
先日訪れた鴨川市の骨董品店で、古い火鉢が格安で売っているのを見て、「昔ながらの火鉢で暖をとるのも良いな」と思った今日この頃です。

さて、本日勝浦市議会12月定例議会が開催されました。
初日である今日は、議案の上程、執行部からの議案説明、市長専決事項の承認等が行われました。
下記に改めて会期日程表を添付致します。

http://www.city.katsuura.chiba.jp/gikai/pdf/kaikinittei.pdf

また、私の一般質問は5日午前中に行います。
今回のテーマは教育問題、特に図書館の改革についてといじめ問題の2点を重点的に質問する予定です。
一般質問に限らず、議案審議、委員会審査なども、申請さえすればどなたでも自由に傍聴可能ですので、お時間のある方は是非議会傍聴にお越し下さい。
市議会でのやりとりは、国会での論戦と違い派手さはありませんが、議題の一つ一つが身近な生活に密着した政策についてのものですし、質疑を通して各議員の主張や政策・個性も垣間見えるものですから、
きっと興味を持って傍聴頂けるものと思います。より多くの方に議会傍聴にお越し頂き、市政を身近に感じて頂く事が出来ればと思います。


・・・


さて、明日はいよいよ衆議院議員総選挙の公示日。
日本の将来を決める大切な選挙戦が始まります。
明日からは選挙について色々と書けなくなりますので(基本的に選挙の当事者以外の第3者が期間中に政治的意見を述べる事は、公職選挙法違反に当たらず自由であると解釈する事も可能ですが、敢えて自粛します。いずれにせよ、一刻も早いインターネット選挙の解禁を望むばかりです)
今日のうちに少し意見を述べておきたいと思います。

私が皆さんにお願いしたいのはたったひとつ。
皆さんどうかマスコミの意見を鵜呑みにせず、あらゆる方法を駆使して自らの選挙区の候補者の政策や人となりを吟味し、自分の意志で、投票する候補者を決めて頂きたい、という事です。
皆さんの大切な大切な一票の投票先を、候補者や政党をしっかりと吟味した上で決めて頂きたいと思うのです。

選挙期間中に候補者の演説を聴いてみるのもいいですし、候補者が所属する政党のマニフェストをじっくり熟読してみるのも良いかも知れません。
インターネットを使ってその候補者の経歴や主張、政策を調べるのも良い事ですし、事務所まで出向いて候補者や支持者に直接話を聞いてみるのも良いと思います。
そうする事で、候補者や政党に対して、マスコミが報道する印象とはまた違った印象を受けるかも知れません。それはとても大切な事です。

たった一票。自分の一票では政治なんて変わらない。そう話す方は多いです。
しかし、その一票の積み重ねこそが「票」なのであり、政治を変えるための大切な大切な手段なのです。
3年前の総選挙において、有権者の一票一票の積み重ね、有権者の意志によって、民主党政権が誕生しました。
まさに、有権者の意志で政治は「変わった」のです。それが良かったか悪かったかは別としても、有権者の意志で政治を変える事は可能なのです。

どの党に投票しても同じだ、或いは、どの党に投票していいか解らない。そう言ったご意見もよく伺います。
しかし私たちは実際に選挙を通して意思表示をし、政治に参加する事で社会を動かして行かなければならないのですから、選択をやめることは許されません。
悪い方と、より悪い方に分けて選択する、あるいは、良い方とより良い方にわけて選択する。
そうした選別を行わずに、そのときの気分や雰囲気で投票していたなら、社会は絶対に良くならないと思っています。

どうか皆さん、声の大きさと量に流されず、自分の意志で、国の行方を決めてください。
来る選挙において、どうか、たった1票とバカにせず、その1票がいかに重要なものかを考えて、マスコミの意志では無い、「自分の意志」で投票を行ってほしいと思います。

※3年前の衆院選についての意見と、マスコミに対する意見です。(過去記事)

酒と自民と民主党(1)
http://blog.goo.ne.jp/aggui/e/b581379860d134c209ed9dd4caff9d7e

酒と自民と民主党(2)
http://blog.goo.ne.jp/aggui/e/a1f517d3996d47e54cea8f4aa7c15d2c



追伸:

ご存知のとおり、私はずっと以前から人権委員会設置法案(人権擁護法、人権侵害救済法とも記載)に反対して来ました。
日本における表現の自由、ひいてはあらゆる表現活動、生産活動を脅かしかねない非常に危険な法案であるからです。もちろん、我々一般市民の生活に直結する政策です。
(人権委員会設置法案の詳細と、私の反対理由については過去記事をご参照下さい)

人権侵害救済法案についての反対意見
http://blog.goo.ne.jp/aggui/e/f433ec620fe46226a1d11566983fe6c5

人権委員会設置法案が閣議決定されました
http://blog.goo.ne.jp/aggui/e/f1a0d08e5929058312b29c3570dd7c12

勝浦市し尿処理場・勝浦市清掃センターを視察しました
http://blog.goo.ne.jp/aggui/e/fff1f88229585ee8e389a4de55fa8eca

鳥取人権条例凍結
http://blog.goo.ne.jp/aggui/e/330582594647b356af1d8311817ec354


今回、自由民主党はその選挙公約(マニフェスト)において、はっきりと「人権委員会設置法案に断固反対」と明記しました。
また、その他にも「外国人地方参政権導入反対」、「夫婦別姓に反対」とも明記しました。これは素晴らしい事と思います。

自民党選挙公約(案)
政権公約 J - ファイル2012


http://www.jimin.jp/policy/pamphlet/pdf/j_file2012.pdf


上記マニフェストの中には、下記の通り記載があります。

XII.憲法・国のかたち
日本人の手で、「日本の誇り、日本人らし さ」を示す新しい憲法をつくります。
民主党の進める「夫婦別姓」・「人権委員会設置 法案」・「外国人地方参政権」に反対し、地域社会と家族の絆、わが国のかたちを守ります。



326
民主党の「人権委員会設置法案」に断固反対。自民党は個別法によるきめ細やかな人権救済を推進
民主党の「人権委員会設置法案」が定める「人権侵害行為」は定義が曖昧で、このままでは人権委員会が新たな人権侵害行為を誘発し、言論統制社会を招来することになります。

人権委員会は強大な権限をもつ独立行政委員会ですが、現行の人権擁護制度で99%以上の人権侵害事案が処理されており、また個別法も充実しているなかで新たに機関を設置することは行政改革の流れに逆行します。
わが党は、民主党の「人権委員会設置法案」に断固反対します。


327
国のかたちを壊す「外国人地方参政権」導入に反対
永住外国人への地方参政権の付与は、国民主権・民主主義の根幹に関わる重大な問題です。
憲法上、地方選挙を含めて選挙権が保障されているのは「日本国民」であることから、最高裁判所判例でも永住外国人に対して地方選挙の選挙権を付与する法案は憲法違反であるとされています。
わが党は外国人地方参政権導入に反対します。




この他にも、教育改革やいじめ問題などについても詳細な記載があります。
人権委員会設置、外国人参政権の導入、夫婦別姓、この3点についてはっきり「反対」と公約に明記しているのは現状自由民主党だけであり、これらを公約に明記した事は今回の国政選挙で大きな意味を持つと思います。
原発ゼロ、子ども手当支給、国会議員半減、参議院廃止等といった派手で耳障りの良い政策の主張に押され掻き消えてしまいがちですが、こうしたクールな政策も有権者の判断基準の一つとしてしっかり評価されるといいのですが。
この辺について全く報道しないマスコミは、やっぱりマスゴミだなあと思います。

コメント (4)
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人権委員会設置法案が閣議決定されました

2012年11月10日 00時53分54秒 | 政治に対する意見
皆さん今晩は。

今日(11月9日)午前の閣議において、「人権委員会設置法案」が閣議決定され、野田内閣はこの法案を国会に提出する準備に入りました。

人権委員会法案を閣議決定(時事通信社)
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_545163


以前からお伝えしているとおり、私はこの法案には断固反対です。
我々国民の言論の自由を脅かしかねない悪法だからです。

過去記事:人権侵害救済法案についての反対意見
http://blog.goo.ne.jp/aggui/e/f433ec620fe46226a1d11566983fe6c5


詳しい説明は過去記事をご参照頂ければ幸いですが、要するにこの法案は、自由な言論を制限し、表現活動を萎縮させかねない、非常に危険な法案だということです。

民主党政権になってから、昨年の5月と今年9月にもこの法案の提出が検討されましたが、党内外の有志者からの強い反対により2回とも提出断念となった経緯があります。
これは、それだけ危険性のある法案だと言う事です。
それでも民主党がこの法案の提出に拘るのは、「次期衆院選で人権団体の票を得るため」とも言われています。

「人権」を「擁護」するとか、「救済」するなんて言うと、なんだかいかにも良い事のような気がしてしまうのが怖いところです。
しかし、その内容はあからさまな表現規制だという事を、ブログ読者の皆さんには知っておいて欲しいと思います。
かつての「治安維持法」が「治安」を「維持」するという大義名分のもと国家の恣意的な運用を招き、国民の権利を大きく侵害した事を忘れてはなりません。

そもそもこうした重要法案は、そのメリットデメリットを含め慎重に審議すべきであり、ドサクサに紛れて提出する様な法案ではありません。
しかし民主党は、昨年5月は震災後のドサクサに紛れて提出、今年9月は会期末のドサクサに紛れて提出、そして今回は政権末期の混乱のドサクサに紛れて提出。
この件だけを見ても、民主党の政策決定の仕方がいかに国民をバカにしているか解ろうというものです。他に成立させるべき重要な法案がいくらでもあるだろうに。本当に腹が立ちます。

私は地方議員として、今後も、この法案には断固反対して参ります。
日本の表現の自由、言論の自由を奪おうとするこのような法案を断じて許すわけには行きません。



閑話休題。
さて、昨日に引き続き、常任委員会の視察の報告をしたいと思います。

11月7日は建設経済常任委員会の視察を行いました。
視察の目的は群馬県渋川市で行われている竹林整備事業です。


この事業は、荒廃した竹やぶの間伐を行い整然とした竹林にすることと、間伐した竹材の有効活用を図ろうとするものです。
間伐した竹は、専用の粉砕機でチップ化。大きいチップは特製プラントで竹炭にし、小さいチップは発酵させ、竹パウダーにします。
竹炭は土壌改良剤として、竹パウダーは肥料として一緒に畑や田圃に施すなどして、主に農業用資材として活用している様です。

また、竹炭と竹パウダーを施した田圃での土壌改良の効果を測るため、作物の食味値などのデータを集めているのは素晴らしいと思いました。
このように、一つの政策に対しその効果を数値化して客観的に評価しようとする取り組みは、勝浦市も見習わなければなりません。
竹林整備事業の今後の計画としては、散策路の整備やタケノコの有効活用なども考えている様です。

事業費としては、
平成22年度、23年度はふるさと雇用再生特別基金事業補助金を活用し、
22年度で11,176,634円
23年度で17,374,350円
24年度は市単独事業として、5,674,515円、

とのことでした。

勝浦市でも山林や竹林の荒廃が問題となっています。
渋川市のこうした事業や、四国上勝町の葉っぱビジネスのように、「価値がない」と見過ごしているものに付加価値を見出し、それを有効利用しようとする発想や取り組みは、積極的に見習うべきと思います。
渋川市の皆さん、有り難うございました。


渋川市役所内での視察の様子



竹専用の自走式破砕機。一機135万円とのこと。




追伸:


先週の活動報告


10月27日

この日は市立勝浦中学校文化祭「ドリームフェスタ勝浦」に出席しました。
創作ダンスの発表や英語スピーチの発表など、どれも若さ溢れる素晴らしいものでした。それにしっかりエンターテイメントしてる!
自分が中学生の頃の文化祭よりも洗練されてるなあ…当時女装してジャネット・ジャクソンのマネをした様な記憶が…





10月31日

この日は勝浦市「市民提案型まちづくり事業」公開プレゼンテーションに出席しました。
この事業は、市民団体からユニークで公益性のあるまちづくり事業を募集し、優秀な団体に30万円を限度額として補助を行い、まちづくりの支援を行うものです。

勝浦市市民提案型まちづくり事業について
http://www.city.katsuura.chiba.jp/sesaku-keikaku/siminteiangata.html

昨年は2団体、今年は5団体の応募がありました。
今後も応募が増え、まちづくりへの主体的な参加が増加していく事を期待しています。

プレゼンテーションの様子



また夕方からは、興津保育所の高台移転についての説明会に参加しました。
今後予想される大地震に伴う津波の被害を想定し、興津、鵜原、東の3保育所を高台に移転させる事が市の方針として決定しました。
具体的には、来年の春から興津、鵜原、東保育所では児童の募集を行わず、児童は上野および中央保育所にて保育を行う予定です。
津波の被害を想定すれば、確かに高台への移転はやむを得ません。しかし、興津保育所はじめ海辺の3保育所から児童が居なくなってしまうのは何とも寂しく、また残念です。
移転は仕方ないとしても、市は事前にもう少し入念かつ慎重に保護者との協議を進めるべきではなかったかな、とも感じました。

興津中学校で行われた説明会の様子



11月2日

この日は新勝浦漁業協同組合にて、組合長、参事と意見交換を行いました。
海洋エネルギー実証試験についての説明や、これまでの活動報告をさせて頂き、漁業に関しての様々なご意見等を伺う事が出来ました。

また、10時からは議会報編集委員会が開催されました。
これまでも議員一般質問項の誌面改善や、会派名の挿入などより分り易く親しみやすい議会報の実現に取り組んできましたが、そろそろ全体的なデザインの再考なども考えて行かねばなりません。
次回委員会までに誌面改善に向けたたたき台を用意する様に、との事でしたので、頑張って良いものを作っていこうと思います。

午後からは、郵便局前に新設された「KAPPYビジターセンター」を訪問。
こちらは広域市町村圏事務組合から勝浦市に移管された建物を利用し、市の観光交流センターとして整備したものです。勝浦市の観光、交流の拠点となる事が期待されています。
こちらでは、観光に関する情報の収集や提供、体験教室の実施、レンタサイクルの貸し出し、また将来的には移住定住に関する相談窓口なども設置される予定です。
この施設の名称に関して、私は当初この名称に反対で、「(正式名称)勝浦市観光交流センター (愛称)KAPPYビジターセンター」とすべきだと議会で主張しましたが、最終的に「若い方の興味を引く事が大切」という市の説明に納得し賛成しました。
いずれにせよ、この施設が市の観光交流の拠点として賑わう様に、私も精一杯協力して行きたいと思います。

KAPPYビジターセンター外観



11月4日

今日は午前中は消防団員として津波避難訓練に参加。
私は地元の高台にあるマンションにて待機しましたが、思った以上に避難訓練参加者の数が増えず、残念に思いました。
周知の方法など今後工夫が必要かと思います。

午後からはタンタンメン船団の出店のお手伝いをしました。両日とも400食完売との事。船団の皆さん、お疲れさまでした。


追伸2:

[意見提出のお願い]
 
前述のとおり、「人権委員会設置法案」が国会に提出されることとなりました。
「人権委員会設置法案反対」、「閣議決定に異議あり」の声を、首相官邸・法務省へお寄せください。
あわせて与野党の議員に「人権委員会設置法反対」の声を届けてください。宜しくお願い致します。

1、官邸要望先
  https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

 ●野田佳彦首相
  議員会館 FAX  03-3508-3441
  船橋事務所 FAX  047-496-1222

 ●前原誠司国家戦略相
  議員会館 FAX  03-3592-6696
  京都事務所 FAX  075-702-9726

2、法務省に対する要望先
  意見記入フォームの宛先で、「法務省」にチェックを入れてください。
  https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose

 ●滝実法務大臣
  議員会館 FAX  03-3508-3861
  奈良事務所 FAX  0743-55-7081

 ●法務省 人権擁護局 FAX 03-3592-7675
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終戦記念日に思ったこと(& 8月11日~15日の活動報告)

2012年08月17日 00時57分25秒 | 政治に対する意見
皆さん今晩は。
今年のお盆は皆さん如何お過ごしでしたでしょうか。
私は15日、日本会議地方議員連盟の一員として靖国神社を参拝する予定でしたが、仕事のため今回参加する事が出来ませんでした。残念です。

15日に67回目の終戦記念日を迎えた日本。
今年の終戦記念日は、韓国の李大統領による竹島上陸や天皇陛下に対する傲慢な謝罪要求、中国活動家による尖閣諸島上陸など、様々な外交問題が噴出する事態となりました。

この様な事態が生じるのは、日本政府がしっかりとした国家観、つまり「日本という国をどのような方向に導きたいのか」ということを真剣に考えず、場当たり的な外交政策を行ってきたことのツケだと思います。
民主党政権誕生以来、その信念の無い素人外交によって日米関係は悪化。
平和外交の名の下、中国・韓国を一方的に利する弱腰外交政策をとるも、却って北朝鮮、ロシア等周辺諸国にも足下を見られ侮られる結果となり、関係改善どころか更なる外交問題が多々噴出する事になってしまいました。


領土で攻勢許す民主政権=日米にきしみ、見透かす中韓
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012081600837


外交、というのは綺麗ごとでは成り立ちません。

歴史を忘れない、挑戦する決断も逃さない、間違いを恐れない、
自国の安全ばかりを優先する態度を見せない、だが、したたかな戦略を終始練り続け、将来のために人間の才能に投資する配慮も怠らない。


これは、かつてのアメリカの国務長官であるキッシンジャー氏の、外交についての言葉です。

外交とは、利害関係の異なる国同士が、自国民の利益実現の為に日々しのぎを削る場であり、当然、外交での失敗は国民生活にも大きな悪影響を及ぼします。
特に、この日本という国は、太平洋の重要部分に在り、米・中・露という軍事大国、そして韓国・北朝鮮という反日国家に隣接し、地政学的にも政治的にも重要な位置を占めています。
加えて、日本周辺海域でのメタンハイドレートや天然ガス等の重要資源発見に伴う各国の思惑も絡み合い、現在、日本は世界で最も複雑かつ重大な外交問題を抱える国、と言っても過言ではないと思います。
複雑に絡み合う各国の思惑の中で、独立国家として断固たる意志を示し続ける事こそが外交においては重要です。
しかし、民主党政権は、確固たる国家観・意志を持たないまま稚拙で曖昧な外交を繰り返し、周辺国とのトラブルを増大させて来ました。
いくら民主党が声高に平和を唱え理想論に終始しようが、そのような綺麗ごとが外交の場で通用する筈もありません。「したたかな戦略を終始練り続け、将来のために人間の才能に投資する配慮」に民主党は決定的に欠けていたのです。
その結果が今の体たらく。民主党政権発足以来3年間、日本が失った国益は甚大です。

特に、韓国との関係においては、外交の失敗が顕著です。
政権発足時から、竹島への韓国国会議員の訪問、海洋基地の建設などを黙認し、日本国として不法占拠に対する抗議を行う事をしませんでした。
また、朝鮮王朝儀軌の引き渡しや通貨スワップ協定締結等、相手方を一方的に利する弱腰外交に終始。
ソウル日本大使館前への慰安婦像設置などの歴史認識問題に対してもまったく対抗策をとらず、その稚拙極まる外交は周辺国の増長を招き、日本の国際的地位や信用、影響力を地に落とす結果となりました。

李大統領は竹島上陸に関して「国際社会での日本の影響力も以前ほどではない」と述べたといいます。これは、極めて失礼な言動です。
こうした発言を隣国の大統領に許してしまうほど、今の日本の外交力が弱まっているという事です。
また、李大統領が天皇陛下に対し「訪韓望むなら心から謝罪を」と注文したことについても一言。
日本国としての謝罪と賠償は、1965年の日韓基本条約で既に終結しており、これは全く根拠のない妄言、天皇陛下への侮辱に他なりません。
民主党の閣僚は、このような発言に対しだんまりを決め込んでいますが…とても信じられません。例えば英連邦エリザベス女王に他国が謂れも無い謝罪要求などしたら、臣下は黙っていないと思いますが。

日本が国際社会における信用を取り戻し、外交上の確固たる地位を再び築くためには、断固たる意志を持ってしっかりとしたメッセージを関係諸国に発信する事が必要です。
アジアだけでなく、世界中が日本の対応を見ているのです。
特に、領土問題に関しては、竹島にせよ尖閣諸島にせよこれは国際的にも法律的にも歴史的にも認められる日本国の領土なわけですから、自信を持ってしっかりと意志を示すべきです。
隣国の大統領が自国の領土に不法侵入するのを許すなど、前代未聞。
自国の領土を蔑ろにされて黙っている国家が歴史上何処にありますか。国家元首を侮辱されて黙っている国家が世界中何処にありますか。
日本は真剣に怒っているのだ、という事を示すためにも、ここで毅然とした態度を取らなければ、日本の将来はありません。
民主党は20日までにこの問題に対する対抗策を決定する様ですが、長期的な国益を損なう事の無いよう、毅然とした具体的対抗策を望みます。当然、通貨スワップ協定の凍結や韓国国債売却も検討すべき。


民主党、20日に竹島・尖閣問題への対応策を決定
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120816/stt12081618180004-n1.htm


3年前、多くの日本国民が民主党に投票しました。
「国民の生活が第一」というキャッチコピーを信じ、生活が良くなると信じて。
しかしそこには、日本という国をどうするのか、という「国家観」が欠けていた、と思うのです。
今、当時の民主党のマニフェストを見返してみても、ガソリン減税や最低賃金1,000円化など、国民生活改善の理想は書かれていても、日本という国家が国際社会でどうあるべきか、とは一言も謳われていません。

民主党マニフェスト(画像クリックで拡大)


当時の民主党候補者の方々の演説、また民主党国会議員の方々のお話を聞いていても、「日本国がどうあるべきか」という理念や理想を聞く事は、残念ながらあまりありませんでした。
つまり、民主党議員の大半に、国家観、あるいは国際社会の中の日本、という概念が欠けていたのでは、と思うのです。そして、国家観を持たない国会議員が増えたことが、日本の凋落を招く一因になったと思うのです。
市議は市の事を、県議は県の事を、そして国会議員はしっかりと日本国の事を想って活動しなければなりません。来る総選挙においては、日本国の事を真剣に考えてくれる、国家観をしっかり持った候補者に投票して行かなければならないと考えます。

いずれにせよ、この問題に対して民主党がどう対応するかによって、日本の未来は変わってくるでしょう。
民主党政権が、大局を見据え中国韓国に対し断固たる態度を示してくれる事を、一地方議員として強く望みます。



追伸:写真で活動報告


8月11日(土)

この日は、勝浦中学校柔道部OBである石井竜太選手の「全日本柔道選手権大会準優勝祝賀会・激励会」に出席しました。
私も勝浦中柔道部出身。縁あって、この日の祝賀会で使用する映像の編集をお手伝いさせて頂きました。
動画編集に当たって石井竜太選手の試合を繰り返し拝見しましたが、オリンピック出場選手などの強豪を華麗な一本勝ちで打ち破って行く様は感動でした。目指せリオデジャネイロオリンピック!




8月12日(日)

この日は勝浦市の花火大会。
我々消防団第一分団第二班は、警備のため詰所待機となりました。写真は消防団詰所からの一枚。
天候にも恵まれ、事故も無く、素晴らしい花火大会となりました。関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした!




8月13日(月)

この日は久しぶりに一日オフとなったので、これまた久しぶりの貸農園へ。暫く手入れをしなかった畑は、雑草に覆われもはやジャングル状態に!
一念発起して今日一日かけて雑草取り&手入れをしましたが、あまりの暑さに何度も気が遠くなりかけました。
この日の収穫は、ナス、ピーマン、オクラ、モロヘイヤ。モロヘイヤは順調に育ちすぎて、穫っても穫っても減りません。
どなたかモロヘイヤ好きの方がいたら助けてください。




8月15日(水)

この日は磯野典正議員からお誘いを受け、松野長勝寺の盆踊りに参加しました。
こちらの盆踊りには初めてお邪魔しましたが、地域の皆さんによる昔ながらの温かなお祭りという感じで、本当に素晴らしい雰囲気の盆踊りでした。
そういえば、昔は勝浦地区でも盆踊りがあったなあ…
どういうわけか、いきなり盆踊り会場で三線を弾くことになり、案の定グダグダになってしまいました。松野の皆さん、ヘタクソでごめんなさい。恥ずかしくてしばらく松野歩けません…(´・ω・`)



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TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加に対する反対意見

2011年11月03日 23時58分35秒 | 政治に対する意見
皆さん今晩は。

諸事情あり更新が滞ってしまい、申し訳ありません。
さて、報告が遅くなってしまいましたが、10月30日に渋谷で行われたTPP反対デモに参加してきました。

※写真はデモの様子。参加者のプライバシーに考慮し一部目線を入れてあります。


TPP参加 断固拒否する国民デモ in渋谷(動画)
http://www.ustream.tv/recorded/18201610

あいにく小雨の中での開催となりましたが、200名を超える方が参加されていました。
宮下公演を出発し約90分の行程。皆さん手作りのプラカードを持参し懸命にTPPの問題点について訴えておりました。

昨今話題となっているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)とは、一体何が問題なのでしょうか。

TPPとは、誤解を怖れず一言で行ってしまえば、
「参加国内であらゆる障壁(関税、非関税問わず)を撤廃し、ヒト、モノ、カネの流れを自由化する事」です。
もっと要約すると、「日本のあらゆるシステムがアメリカ化する事」となるでしょうか。
「環太平洋」などと大げさなことを言っても、参加国内のGDP比率では日本とアメリカで90%を占めるのですから、大きくは日本とアメリカとの問題なのです。
これは決して農業だけの問題ではなく、日本の個性が失われ、我々の生活全般が大きくアメリカナイズされ、殺伐とした社会が訪れるかもしれない、という、大変深刻かつ重要な問題なのです。

TPPについては分り易く解説、考察したサイトが幾つかありますので、是非一度ご覧ください。

サルでも分るTPP
http://luna-organic.org/tpp/tpp.html

【議論】日本のTPP参加、賛成or反対 どっち?
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3977712.html

フジ出演の京大TPP反対派中野剛志先生が正論過ぎ
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3992098.html

TPPがどれだけヤバイかをわかりやすくまとめたスレ
http://pc2chmeme.com/news/d2047ebc8fd91982485c4f1934395d4a


さて、先日の日記(ブログ記事参照)でも述べた通り、私はTPP参加には現状では反対です。

なぜ反対かというと、

第一に、TPPの参加は日本の文化や伝統、特色を破壊しかねないものである事、

第二に、格安な外国製品の流入により、高品質が売りの日本製品が駆逐されかねない事、
(それは同時に、日々懸命に商品開発、品質管理に取り組んでいる日本の優秀な企業が、海外の安かろう悪かろう企業に駆逐されるという事でもあります)

第三に、内需依存国家である日本にとって、TPP参加による経済的メリットよりも、国民皆保険制度等の、日本の独自システム崩壊によるデメリットの方が遥かに大きい事、
(日本が外需依存国家であるというのは大嘘です。下記リンク記事参照)
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_02.html
http://petit.air-nifty.com/citron/2008/12/post-3030.html

第四に、国民に対する詳細な説明が全くなされておらず、賛成反対の議論が成熟していない現段階での参加は全くおかしい事、

以上4つが主な理由です。

TPPの問題の構図を分り易く例えてみましょう。

日本が昔ながらの商店街だとすると、アメリカはいわば大手スーパーマーケット。
TPPに参加し、大手スーパー(アメリカ)のあざとい商売を無制限に認めれば、商店街(日本)の温かい人情や個性的な品揃えは駆逐されちゃうでしょう、ってことです。
日本が関税自主権を撤廃し、またあらゆる非関税障壁も撤廃するとどういうことが起きるか、妄想してみましょう。
アメリカや諸外国から安い商品が流入し、確かに物価は安くなるかもしれません。
でも、これまで必死に頑張って高品質な商品を作って来た日本の生産者は大打撃を受けるでしょう。
農業に限らず、中小企業がダメージを受ければ、当然、サラリーマンの給料も減りますね。
また、TPPではヒトの動きも自由化しますから、外国人労働者も増える事でしょう。安い賃金で働く労働者が増えれば、当然日本人の失業者は増えます。
食料自給率は大幅に低下し、輸入と赤字は増え、国内需要は落ち込み、景気は後退し社会不安も増大します。
景気の回復の為に国内需要を伸ばさなきゃならない時に、物価も下げて給与も下げて、いったいどうするんだと。

経済の問題だけじゃありません。
日本のあらゆるシステムは現状にそぐわなくなり、年金や医療等の制度や様々な社会システムはアメリカ化していくことが懸念されます。
社会のアメリカ化にともない、競争原理が激化し「貧富の差」もますます拡大する事になりかねません。

「グローバル化」という言葉に騙されてはいけません。
マスコミが報道しないから皆知らないだけで、なんだかんだいいながら日本って凄い国なんです。
世界一の債権国であり、世界一安全で平和な国。各種特許による特許料や日本の技術でしか作れない資本財の輸出により、今や世界中の国が日本を頼らざるを得ない状況にまでなっているんです。
日本の個性やシステムが失われる事は、世界にとっても大きな損失なのです。いわゆる「グローバル化」で得をするのは、その提唱者であるアメリカだけです。

しかしなにより一番の問題は、日本国民がTPPの内容を全く知らされない状態におかれている事です。
民主党政権は、日本国の今後の在り方を左右するこのTPP参加問題について、国民に対する説明責任を全く果たそうともせず、国民的議論が全く成熟しない状態のまま参加をごり押ししようとしています。

また、マスコミも、TPP参加を前提とした「軽い」報道しか行っていません。
今後の日本の在り方を左右する重要なこのTPP問題、本来であればテレビ局をあげて特集を組み、賛成反対それぞれの立場から客観的な報道を重ね、国民の議論を盛り上げていかなければなりません。
しかし相変わらずマスコミは真実を隠しどうでも良い情報を垂れ流すばかり。
現時点においてTPPは、グルメ特集や芸能ニュースよりも遥かに重要な報道素材だと思うのですが・・・

そもそも、今回私が参加したTPP反対デモに限らず、昨年から民主党の悪政に対する数千人、数百人規模の様々なデモが日本全国各地で毎週の様に行われています。
しかしこれらについては全くといっていいほど報道されておりません。だから、「日本でそんな大規模なデモが起きてる事なんか知らない」という方も多いんじゃないでしょうか?

こんな状態でTPPに参加する等とんでもない事です。
TPPに参加するのなら、国民の間で時間をかけてしっかりと議論をし、大まかな同意が得られてから。
「参加会議があるから急いで参加しなければ、日本は仲間はずれになっちゃう」
などという民主党の理屈は、本末転倒も良い所です。

明日も国会前で大きなTPP反対デモがあります。

しかし明日は勝浦市水産業新興対策審議会に出席のため、私は参加する事が出来ません。
興味のある方は是非参加してみてください。
政治家の横暴やマスコミの隠蔽体質に気付き始めた有志の皆さんの情熱や熱意を、肌で感じ取る事が出来ると思います。

何度も繰り返しますが、国の危機という事は日本の田舎の危機、つまり勝浦市の危機でもあります。
私は今後も地方議員として、TPP参加問題はじめ、人権侵害救済法案や外国人参政権等の日本の根幹を揺るがす問題については、
しっかりと意見を述べ、また行動していこうと思います。
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民主党代表選

2011年08月29日 23時22分39秒 | 政治に対する意見
皆さん今晩は。
水難事故が相次いでおります。今日も市内の各海岸ではサーファーのみなさんや観光客で賑わっていましたが、
台風も近づいていますしくれぐれも気を付けて頂きたいものです。
防災無線でも注意を呼びかけていましたが、時化の海で泳いじゃダメです絶対。

さて今日は、民主党の代表選挙が行われ、野田佳彦氏が代表に選ばれました。
与党の代表、という事はつまり内閣総理大臣に就任されるという事になります。
初の千葉県出身総理大臣誕生となりますね。

野田氏は「民主党の中では」保守派であり、
私が以前から反対している外国人参政権、人権侵害救済法等の導入には、一応反対の立場をとっています。
民主党政権はその成り立ちや支持母体故、左に偏った政策や主張が目立っていただけに、保守派の代表誕生で上手く党内のバランスをとって頂けるよう期待しています。

「地元千葉が大好きだけど、嫌いなところもたくさんある、あなたと同じです」

上記は野田氏の県議会選挙初出馬時のキャッチフレーズです。
「嫌いなところもたくさんある」と、現実をしっかり見据えた上で改革に臨む政治姿勢は、素晴らしいと思います。これで民主党も少し変わると良いんですが。

明日は9月議会一般質問の通告締め切り日。
頑張って良い質問を作らねば。


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初心に帰って

2011年08月07日 22時30分38秒 | 政治に対する意見
皆さん今晩は。
今日は所用があり我孫子に出かけていましたが、滞在中何度か地震がありました。
ここ最近は千葉県近海を震源とする地震も多いので、皆さんもお気を付けください。

さて最近、付き合いの長い友人や、私が市議に当選するずっと以前からこのブログを読んでくださっている読者の方から、
「最近の記事は良い子ぶっている、というか偽善者っぽくてイカン!」
というお叱りを受けることが多くなりました。

確かに最近、立場や責任を気にしすぎて、ついつい無難な言葉を選んでしまい、いかにも大人しい記事になってしまっていました。
政治活動開始時のブログ記事で、
「ありがちな、皆の耳に心地いい綺麗ごとだけを書いていくつもりは全くありません。
これまでどおり、思った事を正直に書いていきたいと思います!」
などと宣言していながらこの体たらく。
お恥ずかしいばかりです(汗)

政治活動開始!
http://blog.goo.ne.jp/aggui/e/9e537a40acd28ee032840dc5e2bae8e8

政治家は意見を主張してナンボ。
確かに政治家たる者発言に責任は伴いますが、萎縮して持ち味も活かせないようではいけませんね。
ましてや、選挙を気にして無難で面白くない政治家になってしまっては元も子もない。反省です。

というわけで、今日は初心に立ち返り、昔の自分に戻って書きたいことを思う存分書いてみたいと思います。

・・・・
さて、今日の読売新聞朝刊の社説に、こんな一文が載っていました。
「自民党は組織の過度の成熟によって、民主党は組織の過度の未熟によって、政党としての機能不全を起こしている」
まさに言いえて妙。
自分が政治家として常に感じていることが実に簡潔に表現されていたので記憶に残りました。
これまでの政治活動を通して多くの政治家の方々やその秘書の方と知り合うことができ、また自ら市議となって地方政治に携わる中で、それまでオボロゲだった政治の実態というものが今、何とな~く見えてきたような気がしています。
なので今回は、私が感じる民主党と自民党の実態と、これからのあるべき姿について書いてみようと思います。
(長くなってしまったので次回に続きます)
コメント (6)
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高速増殖炉「もんじゅ」引き上げ作業開始

2011年06月23日 22時13分08秒 | 政治に対する意見
高速増殖炉「もんじゅ」炉内に落下していた中継装置の引き上げ作業が、先程から始まりました。
http://www.asahi.com/national/update/0623/OSK201106230121.html

福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」で起きた、炉内中継装置落下事故。
マスコミがあまり報道しない為、この事件に付いて知らない方も多いかと思いますが、
今「もんじゅ」はかなり緊迫した状態にあります。
詳しくは下記リンクからどうぞ。

福島原発以上に危険性のある高速増殖炉『もんじゅ』で今起きていること
http://getnews.jp/archives/109213

夢の高速増殖炉「もんじゅ」が福島第一原発よりヤバい状態になりそうで責任者が自殺してたんだけど知ってた?
http://2r.ldblog.jp/archives/4367597.html

もんじゅの落下装置撤去、24日にも着手
http://news.2chblog.jp/archives/51606488.html

もんじゅは今、どうなっているか 自由民主党衆院議員河野太郎公式ブログ
http://www.taro.org/2011/03/post-966.php

もんじゅ wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/もんじゅ

高速増殖炉もんじゅ公式サイト
http://www.jaea.go.jp/04/monju/index.html
(6月23日午後10時現在、閲覧不能になっています)

私は積極的原発反対論者ではありませんが、地域住民の声やリスク評価を無視した利益最優先の開発には断固反対する立場です。
「もんじゅ」の開発然り、福島第一原発の耐用年数を超えた使用然り、そして勝浦市の産廃処理施設建設計画然り。
上記のどれにも当てはまる共通点は、開発・経営者側の危機意識の低さ、リスク評価・管理能力の不十分、己の利益しか考えない身勝手さです。
この事故は、企業や政治家が己の利益を優先してリスクを無視し開発を押し進めた結果、取り返しのつかない事態になる事の恐ろしさを体現しているように思います。

引き抜き作業の成功と、作業員の方々の無事を祈るばかりです。




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人権委員会設置法案(人権侵害救済法案)についての反対意見

2011年05月14日 23時25分36秒 | 政治に対する意見
皆さんこんばんは。
本来であれば、今日のブログでは選挙の報告や今後の議会日程の報告をしたかったのですが、
どうしても皆さんにお伝えしたい事があるので、今日は予定を変更し、ある「法案」について書きたいと思います。
(平成24年12月追記:人権委員会設置法案はこれまで何度も名を変え国会に提出されようとして来ました。民主党政権下だけでも、同じ内容で2度も名を変え閣議決定。やり方が姑息です。
 人権委員会設置法案=人権侵害救済法案=人権擁護法案、です)

先日5月12日の新聞に、下記のような記事が掲載されました。

 政府・民主党は、不当な差別や虐待で人権侵害を受けた被害者の救済を目的とする「人権侵害救済法案」を次期臨時国会に提出する方針を固めた。
 2002年に小泉内閣が提出(翌年に廃案)した人権擁護法案の対案として民主党が05年に作成した法案をベースに修正を加える方針で、擁護法案で批判が強かったメディア規制条項はなく、早期成立を図る構えだ。
 政府は党の作業を踏まえ、人権侵害の定義、国と地方機関の組織のあり方などの制度設計を法務省で行い、次期国会への提出を目指す考えだ。
 自民、公明両党の連立政権時の擁護法案では〈1〉人権侵害救済機関「人権委員会」を法務省外局として設置(2)取材を拒む被害者らを継続して待ち伏せることへの停止勧告――などの内容に報道規制や救済機関の独立性への懸念が示され、自民党内でも異論があった。民主党対案は05年の衆院解散で廃案となり、同党は09年の衆院選政権公約(マニフェスト)に「人権侵害救済機関の設置」を掲げていた。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110511-OYT1T01191.htm

要約すると、民主党が「人権侵害救済法案」という法案を次期国会に提出する、
というものです。

「人権侵害救済法案」。人権侵害を救済する法案。
一見するとなんだか良いことを言っているような気もしますが、実はこの法案、我々国民にとってかなりの悪影響を及ぼす可能性のある、悪法と言えるのです。
私は、この人権侵害救済法案の成立には反対です。もう8年以上も前から、この法案の実現に反対してきました。
小泉内閣が2002年に「人権擁護法案」という名称で同内容の法案を提出したときから、ずっと反対し続けています。
2006年2009年の私の日記の中にも、この法案について反対意見を述べたものがあります。)
この法案だけは、絶対に実現させてはならないとさえ思っています。

なぜ、「人権侵害救済法案」(人権委員会設置法案、または人権擁護法案とも)がダメなのか。
私なりに、改めて解説してみたいと思います。


まず、この法案がもし通ると、「人権委員会」という機関が作られます。
この「人権委員会」のお仕事は何かというと、
「人権侵害をしたヤツを取り締まること」です。
じゃあ人権侵害って何なの?っていうと、
「人権委員会が勝手に判断するのでよくわからない」という事になっているのです。

これが、実は大問題なのです。
例えば、AさんがBさんに向かって「バカ!このドジ野郎!」と言ったとします。
これについて、人権委員会が「これは差別だ!人権侵害だ!」と判断すれば、Aさんは人権委員会からのお叱りを受ける事になります。
場合によっては、令状無しで家宅捜索等も出来る権限が、人権委員会には与えられています(人権擁護法案の場合)。
つまり、「人権」や「差別」についての明確な規定が無いままに、「人権侵害」への対処を理由に、我々国民の自由を侵害する危険があるのです。
上記のような事例は極端だとしても、それに似た事例は起こりうるという事です。

そもそも、日本には憲法によって保障された「表現の自由」「言論の自由」がありますから、基本的に誰が何を言っても自由です。
他人に迷惑をかけない限り、捕まったり罰を受ける事はありません。
だから、政治家の批判をしたり、権力者の批判をしたって自由だし、それを取り締まる法律なんて無いのです。当たり前ですね。
(もちろん、名誉毀損などの規定はありますが、これは判断基準が明確です)
もし他者の批判・批評を言ったら罰せられるとしたら、それは言論統制、というものです。
よくわからない団体(人権委員会)に法的根拠のない捜査権が与えられて、
しかも、「人権侵害」の定義が不明確だから、自分の行動の何が人権侵害に当てはまるかすらもわからない。

これほど怖い事はありません。まさに言論統制です。

法律だったら、やって良い事、やっちゃいけない事が明確に書いてあるから、誰にでも納得出来るし、分かり易いですよね。
他人のものを盗んだら窃盗罪。実に明快です。

でも、人権侵害救済法案は違います。
一体自分の行動の何が「人権侵害」にあたるのか、誰にも解りません。
「他人の批判をしたら捕まるかもしれない」、そんなあいまいな状態の中で楽しく生きて行けるでしょうか?自由に活動が出来るでしょうか?
私にはとうてい、そうは思えません。
他にも、この法案が実現すれば、まずい事が沢山出てきます。
報道による過剰取材やプライバシー侵害への対処を口実にして、悪徳業者や政治家への疑惑追及などが出来なくなり、取材・報道の自由、国民の知る権利が奪われる可能性があります。
また、表現の自由、言論の自由が脅かされる事になれば、世界の中でも最も自由で創造力に富んだ日本の娯楽文化(漫画、アニメ等)も、一気に衰退する事になります。
だって、自分の表現が人権侵害に当たるかもしれない、という縛りの中で、より良いコンテンツが生まれるでしょうか?
現実的に、この法案が通れば、他人の目を恐れてラブシーンや流血シーンのひとつも書けない事になってしまいます。
(現状でも過剰な表現規制によって衰退しつつありますが)

自分のした事が「人権侵害」になるかどうか解らない世の中が来たら、怖くて何も表現できなくなってしまうでしょう?
私はそんな社会は絶対に嫌です。
現在の中国を見たって解る筈です。言論統制というものがいかに社会を萎縮させ文化を衰退させるか。
「思想の自由市場」という言葉があります。
思想や言葉、表現物というのは、規制なんてしなくても、悪いものからどんどん淘汰されて行く。そうした考え方です。
私はこの考え方が大好きです。
誰かが他の誰かの意見を取り締まる、なんてのはやっぱり異常だと思うのです。今どきファシズムでもあるまいし。

「人権侵害救済」なんて言うと、なんだかいかにも良い事のような気がしてしまうのが怖いところですが、
その内容はあからさまな表現規制だという事を、皆さんには少なくとも知識として知っておいて欲しいと思います。

私は地方議員として、今後も、この法案には断固反対して参ります。
日本の表現の自由、言論の自由を奪おうとするこのような法案を断じて許すわけには行きません。
自由で創造力に富む社会を実現させる事こそが、私の夢なのですから。

皆さんもこれを機会に、是非一度この問題について考えて頂けたらと思います。
もちろん、全てを知った上でこの法案に賛成、という方が居たって良いのです。
怖いのは、国民が何も知らないままこの法案が可決される事なのです。本当に。

以下に、この法案の問題点のまとめと、
関連サイトへのリンクを載せておきます。

この法案の問題点まとめ

●正当な批判さえ差別、人権侵害と取られる可能性がある
●テレビやマスコミでほとんど取り上げられてないため、国民のほとんどが知らない
●差別の基準があいまいである(人権委員会が好き勝手できてしまう)
●警察とは別の、新しい権力機関を作ることになる
●人権委員会の行動を監視、抑制する機関が存在しない
●インターネットを潰す事によるマスコミの情報操作能力の向上。よってマスコミの曲解報道に一切対抗できなくなる (マスコミの情報規制ができるので議員の汚職及び犯罪隠蔽が容易になる
●何が差別と取られるかわからない、使える表現が減る事により、アニメ、漫画、ゲーム、小説、映画、テレビ、お笑い、音楽、ドラマ等、日本の文化が衰退する(当たり障りのないものしか作れなくなる)
●特定の人権を過剰に守るという事は、それ以外の人権を踏み躙る事に繋がる。

関連サイト

「博士の独り言」
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-4335.html

民主党「念願の人権侵害救済法案をどさくさまぎれに提出」
http://503.livedoor.biz/archives/3739707.html

人権擁護法案ポータルwiki
http://wiki.livedoor.jp/pinhu365/

だいたい、震災の関連法案も通さず、どさくさまぎれにこんな反対の多い法案を提出しようなんて、現政権は一体何を考えているんでしょうか・・・
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日本鬼子(ひのもとおにこ)萌え

2010年10月30日 19時13分30秒 | 政治に対する意見
 突然ですが皆さん、「日本鬼子」(ri ben guizi)という言葉をご存知でしょうか?

 実はこれ、中国での日本人に対する最大級の侮辱語です。
 テレビやネットニュースでも、反日デモなんかで中国人がたまにこの言葉を叫んだりビラに書いたりしているのを見る事が出来ますし、外国人研修生受入事業に携っていた時には激昂した中国人に何度かこの言葉を浴びせられた事もあります(言った本人はバレてないと思ってるだろうけど)

 ところが最近、2ちゃんねるにおいて、この言葉をもとに「日本鬼子」(ひのもとおにこ)という萌えキャラをつくって、この言葉に新たな概念をつくっちまえという動きがあるそうです。
このニュースを聞いた時、久しぶりにパソコンの前で笑っちゃいました。

「日本鬼子って萌えキャラ作って中国人を萌え萌えにしてやろうぜ まとめ@wiki」

 http://www16.atwiki.jp/hinomotooniko/

 中国の大規模掲示板における、上記運動についての中国人の反応を翻訳したものも転載しておきます。

・これが“日本鬼子”って…こんなとき、どんな顔をすればいいか分からない…orz

・こう来るとは全く思いもしなかった。あの国はやはりよく分からん

・こんな手を打ってくるとは。あの国はまずオタクから何とかした方がいいんじゃないか?

・こっちは罵声を送っていたはずなのに返ってきたのは萌えキャラ… なんかもう、無力感にさいなまれる…
・やべぇ…日本はやっぱりやべぇ国だよ。ちょっと負けを認めるべきなのかもしれない。あ、基本は黒髪ロングでお願いします。

・やつら絶対萌えで世界征服する気だろ。

・日本鬼子まで萌えキャラにするなんて… あの国は本当に何でも萌えキャラにできるんだと痛感した。


・なんかこういうの見てると、こっちの罵倒が通じているのかとても不安になる。小日本とか言っても、あいつら日本は小さいって普通に認めてるしよ…
・“鬼子”って中国語では相当な罵倒だけど、日本語だとどうなんだ?“子”がついているから普通に人名としてアリだったりするの?

・いや、一応日本語の辞書の“鬼子”の項目を見るとネガティブな意味しかないはずなんだが…


・もう日本はこのまま“西洋鬼子” “東洋鬼子” “洋毛子” “老毛子” “高麗棒子”“台巴子”とかの蔑称をシリーズで作っちゃえよ。なんかその方が良い気がしてきたわ。

・“中華支那子”がもう存在しているのが恐ろしい。

・なんかもうどうしようもねぇな。こういうやり方で来られると返すのが難しい。

・正直こういった蔑称をスルーして萌えキャラ化できるってのは強いと思うわ。

・日本鬼子が萌えキャラだと? こうなったらあいつらをどう呼べばいいんだ?

・キモオタでいいんじゃね?二次元を抱いて溺死しろ、日本の魔法使いども。

・キモオタも魔法使いもそのままこっちに返ってくるぞ。てか『pixiv』にもう日本鬼子タグが出来ているんだが……
・
パロディで返すってのはうまいやり方だし、それを実際にやれるってのはスゴイね。

・みんな待つんだ! 安易に萌えるんじゃない!
今の流行からして、実は男の娘だというワナがしこまれているかもしれないんだぞ!!


 素晴らしい(笑)
 相手の侮蔑や理不尽な怒りを真に受けず、笑い飛ばしちゃえ、というのは超高度なユーモアです。このひねくれ観というか、機知に富んだ皮肉が出来るというのは日本人の若者の良い所だと思うなあ。こういうの、モンティ・パイソンっぽくて大好きです。

「韓国に攻撃されてむかつくからチリに募金してやろうぜwwwwww」事件の時も感じたけれど、(詳しくは下記動画から)

韓国に攻撃されてむかつくからチリに募金してやろうずwwwwwww


 こういうの見てると、日本人もまだまだ捨てたもんじゃあ無いと思えます。
 常識なんかくそくらえ、もっともっと頑張って、日本も中国も韓国も平和になっちまえ!

 おまけで、中国の大規模掲示板を翻訳しておられる方のブログも載せておきます。

大陸浪人のススメ
http://blog.goo.ne.jp/dongyingwenren

 僕は中国共産党は大嫌いだし、その独裁にも反対だけど、中国人は好きです。友人も多いし。素朴で一生懸命な人が多いですしね。
 上記ブログを読んでもわかる様に、中国人全員が日本の事を悪く思っている訳ではないし、特に約2億人とも3億人ともいわれるネットユーザーや若者を中心に、共産党への不信感や日本への親近感も日々強まって来ているように思います。
 13億もの人間の自由を求める心を、当局がいつまでも制御し続けられるとは到底思えません。草の根の活動から、中国の青壮年の心に変化が起こり、いつの日か民主化が実現する事を願ってやみません。

 wikiではこの週末「日本鬼子代表キャラ人気投票」が行われる様子。
 僕は上記画像のキャラに一票投じます(笑)
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THE SUN

2009年12月24日 01時35分15秒 | 政治に対する意見
 皆さん今晩は。
 中国人研修生に生のクラゲ(海岸で拾ってきた)を無理やり食わされて以来体調が優れない今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。

 さて、今日は平成21年12月23日、天皇誕生日なので(書いてる途中に24日になっちゃいましたが)、先の民主党による天皇陛下の政治利用等について思うところを少し書いてみたいと思います。

 去る平成21年12月14日、民主党の小沢幹事長と鳩山首相は、天皇陛下と中国副主席との会見を、「天皇陛下への謁見は1カ月以上前に申請が必要」とのルールを無視して実現させました。宮内庁に圧力を加えたうえで、です。

http://www.asahi.com/politics/update/1211/TKY200912110264.html

 民主党は身勝手にも、中国側のご機嫌伺いの目的で天皇陛下を政治的に利用するため、宮内庁長官を屈服させて規定破りをした訳ですね。

TVニュースでは、「鳩山首相が政治利用ではない」と話し、またそれを擁護する論調も目立ちましたが、誰がどう見ても思いっきり政治利用ですわな。さすがに新聞各社では批判的な論調が多かったですが・・・テレビはもう本当に色んな意味でダメかもわかりませんね。

 私はこのニュースを聞いた時、民主党に対して心の底から怒りを覚えました。本っっっ当に嫌~な気分になりましたさ。
 なぜ私がこの「一か月ルール無視」に対して怒りを覚えたかというと、
 まず第一にルール・規則を片っ端から蔑にする民主党政権の横暴を許せなかったのと、
 第二には単純に天皇陛下の仕事の忙しさを無視した自分勝手な横暴を許せなかったからです。

 民主党政権になってから、国家間の約束事や国内のルール・規則といった「民主主義国家として絶対に守るべき大切なもの」が蔑にされ破られ続けています。
 一か月ルール無視然り、首相や党幹事長の違法献金問題然りマニフェスト(公約)違反然り千葉法務大臣の恣意的な法律行政運営然り沖縄基地移設問題での米国との約束反故然り、全く枚挙に暇がありません。

 政権が変わったからといって前政権と外国との約束(普天間移設問題とか)を反故にして良い筈が無いんです。ルールを無視し続けた結果、民主主義国家としての日本への信頼が大きく揺らいでいるのが現状です。一か月ルールにしたって、「重要な国」と「重要でない国」をルール無視して決めちゃって、これからどうやってそれを区別してくってんだろうか。

 民主党も、マスコミも、一体全体、法律やルールも守れない政権が世界の中で信頼を得られるとでも思っているんでしょうか。
 未だに「鳩山内閣支持率50%」とか「民主党はよく頑張ってる」とか言うのを聞くと正直寒気がします。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1355408.html

 んで、第二点目、「一か月ルール無視」が天皇陛下の仕事の忙しさを無視したトンデモナイ自分勝手な横暴である件について。

 皆さん、天皇陛下の仕事って知ってますか?
 小沢氏の言うところの、外国要人謁見等の「国事行為」(因みに外国人との会見は国事行為ではない。憲法も知らない小沢の様な人間が政治家として国政に携わっているのが悲しすぎる)・「公的行為」以外にも、天皇陛下には重大かつ多忙極まる仕事があります。

 それは、「日本古来の神々を祭る神道の主宰者としての仕事」です。

 天皇陛下は、日本に沢山ある神社、そして宮司のトップとして、また日本の民の代表者として、五穀豊穣を願い古代からのしきたりに則って、日々神事を行っているんですね。

 その仕事の量たるや、はっきり言って半端なものではありません。

 伝統的な大きな行事だけで年間約60回。準備や服装の調整等に大変手間のかかる神事なだけに、我々の感覚で行くと結婚式や葬儀を毎年60回開催しているようなもんでしょうか。日供の儀、毎朝御代拝等の日々の細かい行事も含めれば、実に年間数百件以上の行事があるのです。(そんな無駄な仕事止めちゃえばいいじゃん。天皇なんか税金の無駄で日本に要らないよね!という人は、今からでも遅くない。天皇陛下の仕事について勉強してみましょう)

「天皇陛下の全仕事」を読んだ
http://ameblo.jp/matsu3407/entry-10206508080.html
宮中祭祀wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E4%B8%AD%E7%A5%AD%E7%A5%80
天皇の仕事って何?皇族は、普段何してんの?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1313969018
皇室の日常


 つまり、「一か月ルール」は、陛下の多忙なスケジュールを調整する為に必要なルールでもあったわけです。
 特に、12月は上記宮中祭祀wikiを読んでも分かるように、皇室にとって最も忙しく、また重要な行事の重なる月です。

 それを分かっていれば、今回の小沢や鳩山の様な横暴は絶対に出来ないし、また絶対にしてはいけない事だと思う訳なのです。
 小沢氏は、この件に関して「体調悪いなら、(中国副主席面会より)優位性低い行事を休んだらいい」と発言していますが、皇室の仕事の多忙さや重要性を分かったうえでこのような不遜な発言をしたとすれば、これは到底許されるべきものではないし、知らないで発言したとすればただの莫迦です。

 まあ、天皇陛下について無知に等しい我々日本人が、実は一番いけないんだとは思うんですが・・・

 全く許せんったらありゃしない。
 民主党政権がこれ以上続いたら、本当に日本という国が融けて無くなっちゃうような気すらしますよ。
 年明けには外国人参政権法案通過の問題も本格化するし・・・
 天皇制についても色々書こうかと思っていたけど、民主党に腹が立ち過ぎてお腹が痛くなってきたので今日はこの辺りで止めておきます。

 クソッ、腸が煮えくりかえるとはこの事か。
 ってこの痛みはクラゲ食った所為か!
 (写真は食わされたクラゲ。)
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