熱血!! 勝浦タンタンメン船団がゴールドグランプリを受賞しました

2012年11月27日 02時00分34秒 | 活動報告
皆さん今晩は。
今日はすごい風が吹いています。まさに木枯らしの風。2012年の木枯らし1号は11月18日でしたので、今日の風は木枯らし2号かな?
こんな風に、季節毎の自然現象に愛着を持って名前を付ける日本の文化って、素敵だなと思います。

さて、11月24日・25日の2日間甲府市において開催された「2012関東・東海B-1グランプリ in 甲府」にて、熱血!! 勝浦タンタンメン船団が見事ゴールドグランプリを獲得しました!
昨年9月に埼玉県行田市で行われた「関東B-1グランプリ in 行田」でのシルバーグランプリ受賞に続いての今回の受賞、本当に凄いと思います。
私も24日に一日だけお手伝いをさせて頂きましたが、勝浦タンタンメンのブースはその活気も熱意も、まさにダントツであったと思います。

熱血!! 勝浦タンタンメン船団の皆さんは、これまで各地のイベントに積極的に参加し勝浦市と勝浦タンタンメンの周知に努めてこられただけでなく、常に創意工夫を怠る事無く味とサービスの向上にも努めてこられました。
皆さん仕事もあり家族もある中で、まさに休日返上で精力的に活動されていました。今回の受賞は、まさに皆さんおひとりおひとりの努力の賜物であると思います。
船団員のみなさん、商工会の皆さん、関係者の皆さん、応援に来ていた皆さん、そして、同僚議員でもある磯野船団長。本当におめでとうございます。お疲れさまでした!


市役所の先輩と一緒に、船団の衣装を着て呼び込みのお手伝い。よく兄弟に間違われます。
今回、市役所からも市長、議長、各課の課長はじめ沢山の方が応援に来ておられましたし、多くの職員の方々がボランティアとして参加されていました。皆さんお疲れさまでした。




会場からの帰り道に撮った山梨文化会館。丹下健三設計によるメタボリズム建築の数少ない成功例です。古くて新しい、そしてカッコいい!!


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12月議会一般質問通告書を提出しました

2012年11月23日 13時50分08秒 | 議会報告
皆さん今日は。
今日から世間は3連休、ですが今日はあいにくの雨。しかもかなり寒く一月並みの気温との事。
皆さん風邪など引かれぬ様お身体気を付けて下さい。

先日、日本維新の会が総選挙に向けて元グラビアアイドルを擁立するというニュースが流れました。

「日本維新の会」元グラドル候補擁立へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121121-00000036-dal-ent&1353505336

こういう候補者の選び方は本気で止めて欲しい。悲しくなります。
日本には、本当に国政の事を一生懸命考えて政治家になりたいと思ってる人材がたくさん居るのに。

何故この方でなければならないのか。この方が本当に国政の事を考えているのか、日本の将来を見据えた政策はあるのか。
既に年齢詐称をしていた事も含め、信用に足る候補者なのか?私には理解できません。

私はこうした元タレントや芸能人の立候補は大反対です。政策や政治信条ではなく、知名度や顔や話題性で政治家を決めて来た結果が今の日本政治の情けない実態でしょう。
来たるべき総選挙では、日本の事を思い、日本の為に日々活動している在野の士を登用すべきです。真に日本の行く末を考えるなら、元タレントを擁立している余裕等無いはず。
もちろん、この方が自身のグラビア出身という経歴を活かした政策をきちんと発表するなら私も批判はしません。でも、かわいいから、とか話題づくりの為だけの目的で立候補するなら(させるなら)、それは国会にとっても国民にとってもマイナスでしかありません。

本当に残念。腹が立ちます。こうしたタレント候補の擁立は、有権者を舐めてるとしか言いようがありません。

閑話休題。

さて、先週は来る勝浦市議会12月定例会の一般質問通告書を市に提出しました。
今回のテーマは、

①図書館の改革について
②いじめ問題について


の2点について質問して行きたいと思います。
大津市のいじめ事件を見ても解るとおり、教育問題は現在大きな社会的問題となっています。
勝浦市にとっても教育環境の改善は重要です。しっかり準備して質問に挑みたいと思います。

12月議会一般質問通告書(画像クリックで拡大)







そして昨日は、いすみ市で行われた(社)勝浦いすみ青年会議所主催のチャリティボウリング大会に参加。

ガター一回百円、ストライク一回百円と言った具合にルールを決め、集まった金額を社会福祉法人に寄付しようとするものです。
小銭をたくさん用意して行ったはずなのに、いつの間にかポケットが空に…
ガ、ガターじゃなくてストライクが多かったからですよもちろん!

本年度の青少年育成委員会事業もこれで最後。
参加者の皆さん、お疲れさまでした!





追伸:今日の一枚
これまでに撮影した写真をそこはかとなく公開して行きます。



休憩時間に撮った勝浦漁港の風景。実家から100メートルの距離の場所です。
確かに津波は怖いけれど、いつでも海を眺める事が出来る環境に居るのは贅沢な事だな、と思います。平成24年11月撮影。
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第4回戸坂健一市政報告会を開催しました

2012年11月19日 01時13分43秒 | 議会報告
皆さん今晩は。
去る11月16日、衆議院が解散し総選挙となる事が決定しました。
民主党政権になって以来、本当に、本当に多くのものが失われ、壊されて来ました。
これでようやく総選挙かと、心中複雑な思いです。

民主党を離党し他党に合流する議員が後を絶ちません。
民主党の名で当選し、民主党の下で数々の悪法の成立に加担して来た以上、今回の選挙においても民主党の名を背負って国民に信を問うのが「義」というものです。
しかし、事この期に及んで離党し、自らの政治信念を捨て、政策的にも政治信念的にもそれまでと全く異なる党に平気で移籍する議員が後を絶たないとは、何とも浅ましい事です。
まさに合従連衡、いや、そこに政策も信念も無い以上、合従連衡にもなっていない道義にもとる行為であり、政治家として恥ずべき有様です。
来たるべき総選挙においては、甘い言葉に惑わされる事無くしっかりと候補者の政策や政治信念を見極め、「この人に日本を託していいのか」という観点で大切な一票の投票先を決めねばなりません。

民主党離党議員・合流先一覧
https://docs.google.com/spreadsheet/lv?key=0Al3mnZBSJEkOdF9TWkpxVk1rREVjRE12bnZSOUJ2Y0E&toomany=true


さて、昨日11月17日、第4回戸坂健一市政報告会を開催、無事終了しました。

幟旗が吹き飛ぶほどの強い雨風の中、今回は11名の方にご参加頂きました。
今回は新しい試みとして、それまでの単純な議会報告ではなく「浜勝浦川の環境改善」というテーマを設定する形をとりました。
まだまだ改善の余地はありますが、今後も内容を煮詰めてより良い報告会の開催に向け努力して行きたいと思います。
また、より多くの方にご参加頂ける様な市政報告会にするためにも、今後も周知に努めて行きたいと思います。
全国の地方議員の皆さんは、どのように市政報告会の告知をしているのか、とても気になります…

市政報告会にご参加頂いた皆さん、また参加をご検討頂いた皆さんも、本当に有り難うございました!

第4回戸坂健一市政報告会次第
http://firestorage.jp/download/275c8c0fe19103e7e05fdaf879050a57705d179b

市政報告会の様子
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会派市政報告会が無事終了しました(&ジムグリに遭遇)

2012年11月12日 00時48分04秒 | 議会報告
皆さん今晩は。
いよいよ寒くなって来ましたが、我が家ではまだまだ蚊が出現中です。
しかも、夏の蚊に比べて動きが複雑でなかなか退治できません。強敵です。

さて、昨日は会派新創かつうら第6回市政報告会が開催されました。
上野地区での開催はこれで2回目。今回も多くの方にご参加頂きました。
特に今回は、参加者からの質問が多く質問項目も多岐に渡り、内容的には充実した報告会であったと思います。

しかし残念ながら、ご年配の方の参加者がほとんどで若い方はごく少数。
今後は如何にして若い方の参加を募るかが課題であると感じました。

また、今週末には私の個人市政報告会を下記のとおり開催致します。


第4回 戸坂健一市政報告会

日時:11月17日(土)14:00~
場所:浜勝浦区民館 2階集会所 (勝浦市浜勝浦492)


私の市政報告会では、幅広い年代の方にご参加頂ける様に毎回工夫をしています。
また、江東区の鈴木綾子区議の報告会をはじめ、他市町村の議員の皆さんの市政報告会に参加して学んだ事を活かし、
誰でも気軽に参加し、楽しく意見交換できる様な、そんな明るく開放的な市政報告会にしたいと思っています。
年齢も居住地も関係なく、出来るだけ多くの方にご参加頂けたらと思います。皆さんのご参加を楽しみにしております!


追伸:

11月10日午後は南外房環境クラブ主催の河川環境調査に同行しました。
この日は両生類研究の権威である首都大学東京理工学研究科の草野保助教を招聘し、本格的な河川調査を行いました。
某河川の流域を遡って数十分。まるで東南アジアの秘境の様な風景が目の前に。勝浦の自然ってすごい!!

まるでジャングルです


ジムグリに遭遇。元来無毒でおとなしいヘビですが、カメラを向けたら威嚇して飛びかかって来たので思わず「ウワア!!」と叫んでしまいました。
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人権委員会設置法案が閣議決定されました

2012年11月10日 00時53分54秒 | 政治に対する意見
皆さん今晩は。

今日(11月9日)午前の閣議において、「人権委員会設置法案」が閣議決定され、野田内閣はこの法案を国会に提出する準備に入りました。

人権委員会法案を閣議決定(時事通信社)
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_545163


以前からお伝えしているとおり、私はこの法案には断固反対です。
我々国民の言論の自由を脅かしかねない悪法だからです。

過去記事:人権侵害救済法案についての反対意見
http://blog.goo.ne.jp/aggui/e/f433ec620fe46226a1d11566983fe6c5


詳しい説明は過去記事をご参照頂ければ幸いですが、要するにこの法案は、自由な言論を制限し、表現活動を萎縮させかねない、非常に危険な法案だということです。

民主党政権になってから、昨年の5月と今年9月にもこの法案の提出が検討されましたが、党内外の有志者からの強い反対により2回とも提出断念となった経緯があります。
これは、それだけ危険性のある法案だと言う事です。
それでも民主党がこの法案の提出に拘るのは、「次期衆院選で人権団体の票を得るため」とも言われています。

「人権」を「擁護」するとか、「救済」するなんて言うと、なんだかいかにも良い事のような気がしてしまうのが怖いところです。
しかし、その内容はあからさまな表現規制だという事を、ブログ読者の皆さんには知っておいて欲しいと思います。
かつての「治安維持法」が「治安」を「維持」するという大義名分のもと国家の恣意的な運用を招き、国民の権利を大きく侵害した事を忘れてはなりません。

そもそもこうした重要法案は、そのメリットデメリットを含め慎重に審議すべきであり、ドサクサに紛れて提出する様な法案ではありません。
しかし民主党は、昨年5月は震災後のドサクサに紛れて提出、今年9月は会期末のドサクサに紛れて提出、そして今回は政権末期の混乱のドサクサに紛れて提出。
この件だけを見ても、民主党の政策決定の仕方がいかに国民をバカにしているか解ろうというものです。他に成立させるべき重要な法案がいくらでもあるだろうに。本当に腹が立ちます。

私は地方議員として、今後も、この法案には断固反対して参ります。
日本の表現の自由、言論の自由を奪おうとするこのような法案を断じて許すわけには行きません。



閑話休題。
さて、昨日に引き続き、常任委員会の視察の報告をしたいと思います。

11月7日は建設経済常任委員会の視察を行いました。
視察の目的は群馬県渋川市で行われている竹林整備事業です。


この事業は、荒廃した竹やぶの間伐を行い整然とした竹林にすることと、間伐した竹材の有効活用を図ろうとするものです。
間伐した竹は、専用の粉砕機でチップ化。大きいチップは特製プラントで竹炭にし、小さいチップは発酵させ、竹パウダーにします。
竹炭は土壌改良剤として、竹パウダーは肥料として一緒に畑や田圃に施すなどして、主に農業用資材として活用している様です。

また、竹炭と竹パウダーを施した田圃での土壌改良の効果を測るため、作物の食味値などのデータを集めているのは素晴らしいと思いました。
このように、一つの政策に対しその効果を数値化して客観的に評価しようとする取り組みは、勝浦市も見習わなければなりません。
竹林整備事業の今後の計画としては、散策路の整備やタケノコの有効活用なども考えている様です。

事業費としては、
平成22年度、23年度はふるさと雇用再生特別基金事業補助金を活用し、
22年度で11,176,634円
23年度で17,374,350円
24年度は市単独事業として、5,674,515円、

とのことでした。

勝浦市でも山林や竹林の荒廃が問題となっています。
渋川市のこうした事業や、四国上勝町の葉っぱビジネスのように、「価値がない」と見過ごしているものに付加価値を見出し、それを有効利用しようとする発想や取り組みは、積極的に見習うべきと思います。
渋川市の皆さん、有り難うございました。


渋川市役所内での視察の様子



竹専用の自走式破砕機。一機135万円とのこと。




追伸:


先週の活動報告


10月27日

この日は市立勝浦中学校文化祭「ドリームフェスタ勝浦」に出席しました。
創作ダンスの発表や英語スピーチの発表など、どれも若さ溢れる素晴らしいものでした。それにしっかりエンターテイメントしてる!
自分が中学生の頃の文化祭よりも洗練されてるなあ…当時女装してジャネット・ジャクソンのマネをした様な記憶が…





10月31日

この日は勝浦市「市民提案型まちづくり事業」公開プレゼンテーションに出席しました。
この事業は、市民団体からユニークで公益性のあるまちづくり事業を募集し、優秀な団体に30万円を限度額として補助を行い、まちづくりの支援を行うものです。

勝浦市市民提案型まちづくり事業について
http://www.city.katsuura.chiba.jp/sesaku-keikaku/siminteiangata.html

昨年は2団体、今年は5団体の応募がありました。
今後も応募が増え、まちづくりへの主体的な参加が増加していく事を期待しています。

プレゼンテーションの様子



また夕方からは、興津保育所の高台移転についての説明会に参加しました。
今後予想される大地震に伴う津波の被害を想定し、興津、鵜原、東の3保育所を高台に移転させる事が市の方針として決定しました。
具体的には、来年の春から興津、鵜原、東保育所では児童の募集を行わず、児童は上野および中央保育所にて保育を行う予定です。
津波の被害を想定すれば、確かに高台への移転はやむを得ません。しかし、興津保育所はじめ海辺の3保育所から児童が居なくなってしまうのは何とも寂しく、また残念です。
移転は仕方ないとしても、市は事前にもう少し入念かつ慎重に保護者との協議を進めるべきではなかったかな、とも感じました。

興津中学校で行われた説明会の様子



11月2日

この日は新勝浦漁業協同組合にて、組合長、参事と意見交換を行いました。
海洋エネルギー実証試験についての説明や、これまでの活動報告をさせて頂き、漁業に関しての様々なご意見等を伺う事が出来ました。

また、10時からは議会報編集委員会が開催されました。
これまでも議員一般質問項の誌面改善や、会派名の挿入などより分り易く親しみやすい議会報の実現に取り組んできましたが、そろそろ全体的なデザインの再考なども考えて行かねばなりません。
次回委員会までに誌面改善に向けたたたき台を用意する様に、との事でしたので、頑張って良いものを作っていこうと思います。

午後からは、郵便局前に新設された「KAPPYビジターセンター」を訪問。
こちらは広域市町村圏事務組合から勝浦市に移管された建物を利用し、市の観光交流センターとして整備したものです。勝浦市の観光、交流の拠点となる事が期待されています。
こちらでは、観光に関する情報の収集や提供、体験教室の実施、レンタサイクルの貸し出し、また将来的には移住定住に関する相談窓口なども設置される予定です。
この施設の名称に関して、私は当初この名称に反対で、「(正式名称)勝浦市観光交流センター (愛称)KAPPYビジターセンター」とすべきだと議会で主張しましたが、最終的に「若い方の興味を引く事が大切」という市の説明に納得し賛成しました。
いずれにせよ、この施設が市の観光交流の拠点として賑わう様に、私も精一杯協力して行きたいと思います。

KAPPYビジターセンター外観



11月4日

今日は午前中は消防団員として津波避難訓練に参加。
私は地元の高台にあるマンションにて待機しましたが、思った以上に避難訓練参加者の数が増えず、残念に思いました。
周知の方法など今後工夫が必要かと思います。

午後からはタンタンメン船団の出店のお手伝いをしました。両日とも400食完売との事。船団の皆さん、お疲れさまでした。


追伸2:

[意見提出のお願い]
 
前述のとおり、「人権委員会設置法案」が国会に提出されることとなりました。
「人権委員会設置法案反対」、「閣議決定に異議あり」の声を、首相官邸・法務省へお寄せください。
あわせて与野党の議員に「人権委員会設置法反対」の声を届けてください。宜しくお願い致します。

1、官邸要望先
  https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

 ●野田佳彦首相
  議員会館 FAX  03-3508-3441
  船橋事務所 FAX  047-496-1222

 ●前原誠司国家戦略相
  議員会館 FAX  03-3592-6696
  京都事務所 FAX  075-702-9726

2、法務省に対する要望先
  意見記入フォームの宛先で、「法務省」にチェックを入れてください。
  https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose

 ●滝実法務大臣
  議員会館 FAX  03-3508-3861
  奈良事務所 FAX  0743-55-7081

 ●法務省 人権擁護局 FAX 03-3592-7675
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教育民生・建設経済の両常任委員会視察について

2012年11月08日 23時42分31秒 | 議会報告
(文字が小さいと感じる方は、左のメニューから「文字サイズ変更 大」を選択して下さい。お願いします。PC版のみ)

皆さん今晩は。

昨日アメリカ大統領選挙が行われ、オバマ大統領が再選しました。
オバマ大統領は演説が巧みな事で有名ですが、昨日の再選に当たってのスピーチも素晴らしいものでした。
特に、政治における選挙の大切さを、具体例も交えて話されていたのは素晴らしいと思いました。
オバマ大統領の再選のスピーチより、一部語句を抜粋引用させて頂きます。

選挙戦というのはくだらないものに見えることがある。ばかばかしく見えることだってある。それは承知しています。
そのせいで、政治なんてしょせんエゴのぶつかり合いでしかないとか、特定利益が支配する領域に過ぎないとか、そうやって斜に構える連中に冷笑されてしまう。
~中略~
しかし、変革の為に頑張る人が居る。政治にはそういう(変革の)可能性がある。だから選挙は大事なんです。つまらなくなんかない。大きい。大事なんです。
人口3億人の国の民主主義というのは、うるさくてごちゃごちゃしていて複雑なものになりがちです。みんな自分の意見を持っているし、誰もが信じる何かを深いところに抱いている。
そして大変な時代の最中に、国として大きな決断をする時、感情がかき立てられ、対立がかき立てられるのは当然のことです。この夜が明けても、それは変わらない。変わるべきじゃない。
私たちが議論するのは、私たちの自由の印です。自分たちが何かを主張しているまさにその時、遠い国々の人たちは、大事な問題について言い争うチャンスのために戦い、命を賭けている。
私たちが今日そうしたように、投票する権利のために命を賭けている。それは決して忘れられない。


以上です。
選挙というのは、民主主義国家に住む我々市民にとって何よりも大切な権利です。
自らの意志でしっかりと、政策や信念を持った政治家を選び、町の、或いは県の、国の未来を、自ら選択して行く事が大事です。
アメリカの政治にももちろん問題点はあると思いますが、国のトップである大統領がこうして有権者の前で選挙の大切さを説くことが出来る、そういうアメリカの政治風土は本当に素晴らしいと思いました。
日本も反省しなければ。タレント議員なんか選んでる場合じゃありませんよ本当に。

前置きが長くなってしまいました。

さて、市議会ではこの時期毎年常任委員会の視察が行われます。私も、

10月26日に教育民生常任委員会の視察に、
11月7日は建設経済常任委員会の視察に行ってまいりました。


今日はこの視察について報告します。

まず、10月26日に行われた教育民生常任委員会の視察について。

この日は、鴨川市の亀田医療大学、館山市の館山市立房南こども園の2施設を視察しました。

午前中は亀田医療大学へ。
鴨川市の亀田総合病院は、千葉県南部の救命医療を担う基幹病院ともなっており、医師数は全体で421名(2010年現在)、年間売上高は360億円で、大学病院を除く私立総合病院としては日本最大規模となっています。
その先進的な医療は海外でも取り上げられ、いまや世界中に名を馳せる医療機関でもあります。
そんな亀田総合病院が今年4月に開学させたのが、亀田医療大学です。

昨今、高齢者人口の増加と共に医療費の増大が問題となり、いかにして医療費を削減させるかが日本の課題となっています。
しかし一方で、患者数の大幅増加が見込まれる以上、医療はこれまでにない「成長産業」として考える事も出来ます。
亀田医療大学では、地域医療の将来を担う人材を育成すると共に、この地域に医療産業を中心とした発展をもたらす目的で開設されました。
勝浦市としても、今後の地域医療の未来を担うこの施設を視察し、その経営方針を学びとり、地域全体を見据えた成長戦略を考える事が必要です。

視察では、まず亀田省吾理事長からお話を頂きました。

理事長からは、
医療・介護の需要は急激に増大していること、医療の高度化複雑化が進む中、質の高い医療者の育成が喫緊の課題であること、地域に根ざした優秀な医療者を育成して行く必要があること、
そして、首都圏では今後高齢化が進むため、この地域での充実した医療・介護サービスの提供は、過疎化が進み続けてきた当地域の活性化に繋がること等について、ご説明頂きました。
これは本当に素晴らしいお話でした。私も目から鱗が落ちた思いでした。と同時に、勝浦市における医療の考え方をもう一度しっかり見つめ直さなければならないと強く感じたところです。

また、大学施設も見学しましたが、中学校跡地を有効に再利用しており、コンパクトながら充実した施設・設備が整っていました。
通常、こうした専門的な単科大学はキャンパスも狭く、学生の生活環境や福利厚生も不十分な場合が多いですが、亀田医療大学では明るく開放的で充実した学習環境が整っていました。

なにより、学生食堂に地産地消の考え方を取り入れ、地元産の魚介類や野菜等を提供して行くというコンセプトを聞いたときは感服しました。
亀田医療大学も亀田総合病院も、一私企業に過ぎません。しかし、こうして地域との共生を考え、それを実践して行こうとする取り組みは、本当に素晴らしいものと思います。
自己の利益だけを考えるのではなく、地域全体の発展を考える。勝浦市も学び取らなければならない所だと思います。

いずれにせよ、こうした施設が近隣自治体に完成し、人材の供給を開始するという事は重要な事であり、勝浦市議会としても多くの事を学ぶ機会となりました。
亀田医療大学の皆さん、本当に有り難うございました。

視察の様子



午後からは館山市に移動し、館山市立房南こども園を視察。
こちらは、平成21年4月に認定こども園として新たなスタートした施設です。
幼稚園と保育園の役割を統合し、幼稚園・保育園の教育・保育内容を熟知した保育士が幼保一 元化カリキュラムのもと新しい観点からの保育を実践しています。

具体的な運営方針としては、

①0歳児から就学前までの一貫した教育保育方針に基づいて乳幼児の育成を行う。
②家庭や地域社会の中で、保護者と共通理解のもと家庭養育の支援に努める。
③子どもたちが心身ともに安心できる環境を用意し、発達に応じた教育を受け自己を十分発揮し、健全な心身の発達を図る。
④養育と教育が一体となって、豊かな人間性とたくましく生きるための健康と体力を育成する。


の4点が挙げられています。
幼保一元化、或いは認定子ども園については疑問や批判も多く、私も懐疑的でしたが、こちらではお互いの長所を活かし順調に運営されている様です。

認定子ども園のメリット・デメリット
http://jp.meritdemerit.com/topic/244

ただ、幼稚園と保育園は現状目的も違えば監督官庁も違います(幼稚園は文科省、保育園は厚労省)ので、やはり書類等の問題等はあるようでした。
それに、お話を伺う限りどうしても先生方の負担は大きくなる様ですし、施設の規模、収容人数も大きくなります。

勝浦市においても、中央保育所の建て替えや、市内各保育所の統合、幼保一元化案などが議論されています。
いずれにせよ、性急に事を進めるのではなく、しっかりとした議論が必要だと思います。
今回の視察では、現場の生の声を聞く事が出来、大変有意義な視察となりました。
館山市の皆さん、子ども園の先生方、本当に有り難うございました。


建設経済常任委員会の視察と、先週からの活動報告については、引き続き明日ブログにて報告致します。


市政報告会開催について


会派、及び私個人の市政報告会を、下記のとおり行います。


第6回 新創かつうら市政報告会

日時:11月10日(土)19:00~
場所:JAいすみ上野支所 2階会議室(勝浦市植野489-1)


第4回 戸坂健一市政報告会

日時:11月17日(土)14:00~
場所:浜勝浦区民館 2階集会所 (勝浦市浜勝浦492)



どちらの会も、どなたでもご参加頂けます。
誰でも気軽に参加し、意見を言えるような、明るく開放的な市政報告会にしたいと思っています。

皆さんのご参加を心よりお待ちしております!
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