新成人の皆さんへ贈る言葉

2012年01月10日 11時26分03秒 | 活動報告
皆さんこんにちは。
今日も素晴らしい天気です。こんな日はゆっくりと散歩したいものですね。

さて、先週末は勝浦市の成人式に出席しました。



私がかつて教えていた塾の生徒も多数出席しておられました。
皆立派に成長され、晴れて新成人となられた事を、心からお喜び申し上げます。

年が明けてからは、こうした新年の行事に公務として出席する事が多く、
5日は勝浦市消防団の出初め式、
6日は勝浦市商工会賀詞交歓会、
8日は勝浦市成人式、
9日は青年会議所の賀詞交歓会に出席させて頂きました。

こうした行事に参加する中で、強く感じた事があります。
それは、挨拶する主宰者や来賓の方々が、とかく悲観的なお話を好んでされるという事。
とくに、8日の成人式ではそう感じました。
「新成人の皆さん、日本は今大変な状況です。不景気だし地震も有りました。悪い事ばっかりです。だから皆さん頑張ってください」
と言った具合です。

いや、こうした行事に限らず、普段街を歩いて各業界の社長さんとお話ししていても、
「勝浦はもう駄目だ」とか「日本はもう駄目だ」とか、
「日本経済はもうおしまいだ」「中国には勝てない」「日本の将来はお先真っ暗だ」などなど、聞こえてくるのは悲観論ばかりです。
私はその都度「そんなことはありません、日本も勝浦も大丈夫です!」と伝える様にしていますが、悲観的な空気が蔓延しているのを肌で感じます。

私は日本と勝浦の未来を、決して悲観していません。日本も勝浦も大丈夫です。
参院選の公募においても選挙においても、私は常にこの事を強く訴えてきました。

今世間に蔓延している悲観論は、マスコミによって作られた虚偽の情報に過ぎません。
日本はまだまだ大丈夫だという事は、各種のデータがそれを裏付けています。

日本貿易振興機構データサイト
http://www.jetro.go.jp/indexj.html

「中韓を知り過ぎた男」ブログ記事 日本経済の実力
http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-558.html

TPP不参加でも借金が増えても日本経済は破綻しない(討論)
http://ceron.jp/url/www.nicovideo.jp/watch/sm15633187

日本がもうダメ、という悲観論は、根拠の無い夢想、虚構に過ぎません。
オピニオンリーダーたる政治家や企業経営者が、むやみに曖昧な悲観論を唱えれば、若者にも悲観的な気分が伝染してしまいます。

時事通信社ニュース「新成人の8割が日本の将来に不安」
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2012010800068

「日本はもうダメなんだ」という不安な気持ちを押し付けて何の得が有りますか。
若い脳味噌、まっさらなスポンジに不安と不信を吸い取らせてどうするんですか。

前途洋々たる新成人に対して送るべき言葉は、根拠の無い悲観論などではなく、客観的事実に基づいた、明るい未来を示す具体的なメッセージでなければならないと思うのです。

例えば、皆さんが新しい会社に入社する時に、
「この会社の未来は暗い、もうだめです。何をやってもうまく行きません。でもお前ら頑張って何とかしろ!」
と言われるのと、
「この会社はとても魅力的です。これこれこういう理由で我が社の未来は明るい。だから、この会社をより良くする為に、誇りを持って頑張ってください!」
と言われるのでは、どちらがやる気が出るでしょうか。

私が挨拶をさせて頂くなら、きっとこう話すと思います。

今、日本の未来は暗いと言われているけれど、決してそんな事は有りません。
日本は本当は素晴らしい国です。世界一革新的な、多くの可能性を秘めた国です。
数々のデータがそれを裏付けています。
こんなに将来有望な国は世界中探したって何処にも有りません。
確かにダメな所も有るけど、それを差し引いても、誇るべき、愛すべき祖国である事に変わりはないのです。
勝浦市も同じ。素晴らしい魅力を持った、誇るべき郷土です。
我々政治家が責任を持ってダメな所を直して行きますし、しっかりと皆さんを応援し、バックアップして行きますから、皆さんはどうか安心してください。
そして、誇りと夢を持ち、明るく前向きに、大きな仕事に取り組んでください。
自信を持って前に進んでください。
より良い郷土、より良い日本を共に創って行きましょう!
小さくまとまんなよ!

と。

約100年前、1911年に日本を訪問したナショナルジオグラフィック社の記者、ウィリアム・チェイピン氏はこんな言葉を遺しています。
「日本人ほど幸せそうで、日々の暮らしに満足している国民を知らない」
また、当時の各種の資料を読んでみても、日本人とは良く笑い、冗談を好み、明るく楽観的で、大らかで優しい気質を持った国民であった事が読み取れます。
それが一体いつの時代からこんなに悲観論を好む国民性に変わってしまったのか。残念でなりません。
そして私は、かつての様な明るい故郷、明るい日本を取り戻す為に働いて行きたいと考えます。

今我々が為すべきは、実体のない幽霊の様な悲観論に振り回され進むべき道を自ら危うくする事ではなく、
客観的事実をしっかりと認識し、夢と展望と誇りをしっかりもって明るく前向きに仕事に取り組む事だと思います。

改めて申し上げます。
新成人の皆さん、日本も、そして皆さんの郷土も、大丈夫です。
だから、安心して為すべき道を堂々と進んでください。
皆さんが大人の仲間入りを果たされた事を、大変心強く思います。
本当におめでとう!

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