いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

SARTOでお直し

2011-05-14 06:47:28 | その他
先日銀座にある高級品・ブランド品のお直し専門店
SARTOでお直しをお願いしました。

ベルビア館近くのビルの3階に上がり
中に入るととてもお洒落な雰囲気。
一瞬テーラーかと、、、





バンチブックも置いてあったりします。
ビスポークテーラーの職人さんが
お直しをされているとのこと。
そして最近、ビスポークの受付も開始したとのことですので
その技術には期待出来ますね~。



それ以外にも靴のメンテナンスやリペアも行っているとのこと。



まるでビスポーク工房みたいですね~。

そして、SARTOといえば、この方
テレビやメンズファッション雑誌で
度々登場される社長の壇さんです。



お会いした日はカジュアルなスタイルでしたが
とても長身でダンディな方。
気さくに色々お話をさせていただきました。
何でも近々英国に行かれるとの事
羨ましいですね~。

さて、今回お直しをお願いしたのは
ETROのサファリジャケット



LANVINのキャメルヘアコートです。



キャメルヘアコートは2cm程度の袖詰でしたので
あまり問題はありませんが
サファリジャケットは8cmと
かなり袖を詰めなければなりません。

これは問題です。
当初、肩から詰める予定でしたが
後日、詰め幅が大きいので
肩と袖の両方から詰める事になりました。

さて約2週間後、お直し完了の連絡を受け
サファリジャケットとコートを受け取ってきました。

まずはコートです。





袖を詰めた関係でボタンをずらしているのですが
まったく分からないですね~。
そして袖裏も他の部分と同じ雰囲気でちゃんと縫われています。

そして問題のサファリジャケット。



寸法もバッチリです。
着心地が変わってしまうかなと思ったのですが
まったく問題ありませんでした。



肩から詰めるというのは実は非常に抵抗がありましたが
「ビスポークの職人さんが直しをするので
 任せて下さい」と受付して下さったT田さんに言われ
その通りお願いしましたが
正しくとても奇麗に仕上がっています。



そして驚嘆したのは
その内側。



袖と身頃のつなぎ目にETROの文字が入ったパーツで
つなぎ目が直接目に触れないよう被せて縫ってあるのですが
これが当初とまったく同じ状態で
復元されています。
糸の色まで、、、

う~ん流石ですね~。
正に任せて安心かと思います。

既製品をデパートなどで購入して
直しをお願いすると
その出来上がりに愕然とすることがありますが
そんなことが心配な方は
SARTOとてもお薦めです。

私も又、何かあったら
是非お願いしようと思います。

ちなみにこちらのお店
完全予約制ですので
必ず予約をとって訪問して下さい。

社長の壇さん
そして受付して下さったT田さん
大変お世話になり、ありがとうございました。