いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

COTTON A WALK By 神戸ブランメル倶楽部

2011-05-28 07:05:52 | その他
去る5月20日~21日
神戸ファッション美術館を中心に
COTTON A WALKが開催され出席してきました。

5月20日は神戸ファッション美術館にて
講演会とトークショー
そして夜は交流会
翌日は神戸居留地後を中心に
神戸の街を思い思いの装いで
自由に散策するという内容でした。

私は諸般の事情で1日目しか出席出来ませんでしたが
結論から言うと
とっても愉しく有意義な1日が過ごせたと思います。

当日は自称ボディガードのお二人
バタクハウスカット梅田店店長のK部氏と
同じく阪急ヒッキーフリーマンのM田氏が
同行してくれました。

当日はお二人ともブラックのスーツ
いや~とても目立ってました。

私の装いはCOTTONの言葉にかけ
チェスターバリーのシルクコットンのジャケットに
Kitonのシャツ
トラウザースはインコのグリーン系。
これにエシュンの同色系の靴を合わせ
お決まりのグレーのボルサリーノです。



フラワーホールについているのは
神戸ブランメル倶楽部の会員を示す
オリジナルピンズです。

さて、講演会が行われる
神戸ファッション美術館のある建物に到着すると
おっと、目立つ鴨トリルビーを被った
パーソナルテーラーのメンバーである
I.Sさんと遭遇。
ビスポークのブレザーで決めていますね~。
そして
当日トークショーをされる
信濃屋の白井さんとSHIPS執行役員の鈴木さんも
いらっしゃり、ご挨拶させていただきました。

普段、馬車道でお会いしている白井さんと
神戸でお会いするのは何か感慨深いですね~。

そして愉しみにしていた講演会が始まりました。
講師はエッセイストで
明治大学国際日本学部特任教授の
中野香織さんです。

テーマは
「スーツの原型ができるまで<男らしさ>の表現の変遷」です。
何やら難しいテーマですが、これが実はとっても面白かったです。

スーツが秘める物語やイデオロギーについて
16世紀から近代までを丁寧に講義していただきました。
スーツの祖先と言われるラウンジスーツが
とのような変遷をとげて近代のスーツになったのか。
そして私のテーマでもある
ダンディズムとジェントルメンについてなど
とてもこのブログだけでは書き記せない内容です。

ご興味を持たれた方は
中野香織さんの名著
「スーツの神話」を読まれる事をオススメします。



さて、講演会の後に中野さんの
本の即売会があり、私も勿論購入させていただきました。
何と、記念撮影と感動的なメッセージの入った
サインまで頂きました。





感謝、感謝です。
中野香織さん、とてもエレガントで美しい方でした。
中野さん、ありがとうございました。

さて、第2部はあの白井さんと鈴木さんの
トークショーです。
テーマは
「映画に見るメンズ・ファッションのインスピレーション」

「グレイトギャツビー」
「泥棒成金」、「太陽がいっぱい」
そして「ナイル殺人事件」など
アメリカやフランスそして英国貴族のライフスタイルなどが
スクリーン上に忠実に再現されているところを
ディティールの解説などをしながら
お二人が語っていくという夢の様なトークショーでした。

さて、夜は交流会です。
三宮駅近くのCafe CARTAで行われました。



facebookやブログを通じて
お知り合いになった方に直接お会い出来て
とても愉しかったです。

特にTonyさんことK森さん
いつも美しい奥様とご一緒のHiroさんことS木さん
色々お話が出来、愉しく過ごす事が
出来ました。
お二人の着こなしを拝見すると
関西の服飾好きの方のレベルの高さに圧巻され
私など足元にも及びません。
とても刺激になりました。

Hiroさんには
ビスポークの靴まで拝見させていただき
ありとうございます。



又、近いうちにお会いして
色々お話したいですね。

愉しい時間でしたので
あっという間に一日が終わってしまいました。
神戸でお会いした皆さん
本当にありがとうございます。

そしてこの素晴らしい会を
運営していただいた
神戸ファッション美術館の百々さま
石田洋服店の石田原さま
フラワーコーディネーターの河合さま

ありがとうございます。
微力ながら今後も神戸ブランメル倶楽部が
盛り上がるよう尽力したいと思います。

次回は服飾本番の11月。
今から愉しみですね~。