5月12日~13日に神戸で開催される
神戸ブランメル倶楽部のコットン ア ウォーク。
さて、今年の装いはどうしたのものか、、、
5月と言えば
昨年神戸ではかなり暑かった記憶があります。
今年は涼しげにいきたいな~
ということで
早速バタクハウスカット丸の内店へ出撃。
夏の生地といえば、やはり
リネン、シアサッカー、コードレーン辺り。
リネンはとても良いのですが
薄手の生地ですと、皺がかなり目立ちますし
(それも味と言えなくはないのですが)
生地のしっかりしたものだと
意外に暑い。
涼しげという意味では
やはりシアサッカーか。
しかし、オンタイムでもちょっと着てみたいと
考えると、シアサッカーより
コードレーンの方が良さそう。
というのも
昨今、シアサッカーは何故だか
オンタイムではNGの企業もあり
コードレーンの方がややフォーマル感が
高まる為です。
そして、選んだ生地はこちら。
淡いスカイブルーのコードレーンです。
この生地、実は英国製ではなく
イタリアカルネのもの。
ポリエステル67% コットン33%で
とてもサラッとした質感です。
カルネはイタリアの総合生地メーカーRATTIの傘下で
高級生地を得意とし
自社ブランド、マリオ・カプラは勿論の事
ウンガロやバレンチノなど
世界の名立たるトップブランドに生地を提供しています。
バタク中寺さんによると
最近コットン生地に関しては
英国よりイタリアの方が良い物が
多いとの事です。
さて、生地が決まれば
早速採寸です。
採寸は勿論、K部さん。
前回データとの差異を確認しながら
慎重にチェックしていきます。
さて、無事採寸も終わり
スーツの仕様について
あれこれ相談。
スーツは夏ですがやはりコードレーンなら3P
そしてカットは英国流ドレイプカット
勿論ブレイシーズ仕様
ウェストコートは襟付きで、、、
などなど。
裏地はカッコいいリアブラウン&ダンスフォードの物を発見。
若干のエクストラチャージが発生しましたが
それには代え難いカッコいい裏地です。
今回はハウスオーダー(パターンオーダー)で
お願いしましたが
かなり補正範囲も広がったようで
採寸項目も大分増えているようでした。
出来上がりが期待出来ますね。
そしてスーツもオーダーするなら
ドレスシャツも一緒にということで
こちらはブルーの生地でお願いしました。
さて、今回お世話になった
バタクハウスカット丸の内店の方々です。
向かって左から
縫いも出来る日比谷batak工房から異動されたY澤さん
そして、念願かなってbatakに入られた
福岡の熱心なお客様だったN澤さん
そしてご存知、昭和に生きる優男K部さん。
皆さんダンディでとてもカッコいいですよ。
今回は大変お世話になり
ありがとうございました。
さて、出来上がりは5月上旬
その際は又、改めてご紹介したいと思います。