いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ヴィンテージスイスコットンのボウタイ

2012-06-03 06:43:33 | タイ
ヴィンテージスイスコットンのビスポークボウタイです。
去る神戸ブランメル倶楽部のコットン ア ウォークに
着用したコードレーンの3Pに合わせて作ったボウタイです。

銀座のパーソナルテーラーの魔窟で
ビスポークした物。
このヴィンテージスイスコットン
最上の糸を強い撚糸にして
極めて深い質感の「シボ」立ちのある
織りになっています。
一見、和風の生地のようにも見える
風合いです。



やはり上質の生地は
古今東西、何がしらの共通項を
持っているのかもしれません。

所謂、上質の糸作りから始まり
そして低速の織機で織った時に出る風合い
そういった物が独特の質感を生み
特に手に触れた時に感じさせる
驚きと感動があります。

このコットン素材
とても柔らかいのですが
意外と締めやすく
そして、又、緩む事もない
ボウタイの素材として
最適の素材だと思います。
これを大きめのクラシッククラバットや
スカーフにしたら
さぞエレガントな雰囲気が出て
素敵だろうなと思います。

このボウタイ
当然ビスポークですので
長さ調整の金具はありません。



世間は正にスーパークールビズ。
反クールビス派の私は
この期間はボウタイをする事に決めました。

相対する方に少しでも
涼しげに見えるように。

そしてこのボウタイなら盛夏にも
涼風を感じさせるボウタイだと思います。