オリーブ
2016年09月30日 | 絵
これまで聖書に関係のあるものをいくつか絵に描いてきました。
いちじく、パン、ブドウ、シオン。
でも最もよく登場するオリーブを描くのを忘れていました。
今回は、そのオリーブです。
カリフォルニアでは、公園や街中、また庭に植えている家もあり、オリーブの木はとても身近なものです。
食卓にも度々並びます。
ですが、日本にいた時は馴染みがなかったので、なんとなく他所の食べ物という気持ちがぬけません。
そんなオリーブですが、イスラエル地方では、昔からあったようで、ノアの箱舟の記述では、「ハトがオリーブの葉をくえて戻って来た」とあります。
そこからオリーブは、ハトと共に平和のシンボルとされたそうです。
聖書の言葉から
洪水後の一週間あと、ノアは再び鳩を放ちます。すると鳩はオリーブの葉をくわえて戻ってきました。このオリーブの葉は、どんなにノアを喜ばせ慰め励ましたことでありましょうか。この一枚の葉は、神がいつも私たちを覚えていてくださるという印であり、神の救いは近いという希望の印でした。
そんな嬉しいオリーブをやっと描けました。