優美な姿。
慈悲深い掌を正面に向けた長い右腕、捻じれた腰、鼓胴式耳璫(じとう)という耳飾りが特徴。
左手で水瓶をもち肘を曲げ少しひき、左脚を支脚、右脚を遊脚として立ち、右足を前に出す。
少し前傾した姿勢。
浅井・織田の戦火を、土中に埋蔵し逃れたという。近江の歴史を感じる。
伊邪那岐神・伊邪那美を祀る
国宝 本堂
内陣中央の厨子には本尊薬師如来立像(重要文化財、秘仏)を安置し、左右に日光・月光菩薩像、十二神将像、二天王(広目、多聞)像(重要文化財)などを安置。干支の十二神将像に願いを託すとご本尊に取り次いでもらえると。
三尊阿弥陀如来 伝・安阿彌(快慶)作;光の当て方により男性の顔に見えたり女性に見えたり
重文 木造釈迦如来立像;木目の肌の美しい如来像
国宝 三重塔
寺宝 秘仏 刀八毘沙門天が公開されていた。
東西南北の四方に顔を有し、12本の手のうち左右に突き出た8本が刀を持つ、珍しい毘沙門天像。江戸時代の作と伝えられ、唐の西域兜跋国(せいいきとばつこく)が外敵から攻められた際、北方の城門に現れて国を守ったのが毘沙門天とされる。日本に伝わった当時は兜跋(とばつ)毘沙門天と呼ばれ、空海が深く崇敬した。上杉謙信が軍旗に掲げた「毘」の文字は自らを京の都を守る存在と誇示する為に刀八毘沙門天からとったものであり、謙信が戦いに優れていた事から勝運の仏様と言われている。
一休そばは、どんこが2つもついて美味
千体地蔵の並ぶ参道を数百メートル登ると地点に二天門、本堂、三重塔が。
国宝 本堂 本尊の聖観音立像(秘仏)、木造大黒天半跏像(明寿院所有、秘仏)
信長により焼亡烏有に帰す。宣教師ルイス・フロイスが「地上の天国」と称した。
重文 本堂
木像聖観音坐像
秘仏公開 如意輪観音半跏思惟像;仏女、垂涎の的。居並ぶ国宝仏像群に迫る人気急上昇中の仏さま。
喜見院の庭園