~波の数だけグチらせて!

H漫画家・あかりきょうすけ(灯喬介)の活動日記です。

早く廻ってきて!

2005年08月02日 | 「自然」
8月1日


朝方、釣りをしに湘南某堤防へ。
堤防外は連日の南西風でうねりがチョットある。

自作の、シラスを模した極小の疑似餌針
(早い話、サビキ仕掛け)でヤツの回遊を確かめる。

ヤツとは、ウルメイワシのこと。
たいてい干物にされちゃうけど、こいつの釣りたてを
手開きにして、しょうが醤油でぺロッと食べる。
身が柔らく油が乗ってて信じられない美味さ。
焼酎がぐいぐいすすむ、最高のおつまみ。

ところが、ヒットするのはマメアジばかり。
トウゴロイワシも混じる。こいつ名前はイワシだけど
ホントはボラの親戚。つまりは、ネコマタギ系の魚。
失礼、ボラも季節と食べ方ではおいしい魚…らしい。

あれー、今年はやってきてくんないのかなあ。
辛抱強く投げては誘い、ときどき底もたたく。
でも、1匹もかかってはこない。

撒き餌を使わないただ投げるだけのサビキは
色や材質、作りの出来不出来、誘い方で食いに差が出る。
僕のはフライフィッシング挫折時に残ったマテリアルと
タイイングの道具を(不本意ながら)駆使した
チョット手の込んだサビキ。
シラスのように半透明なボディに鱗のラメ、それから
極小の目玉もついてる。神経質?
でも市販のサビキより断然食いがいい。

7時を回るとワカシが勢い良く回遊してきた。
今年はこいつらの当たり年みたいだ。
あわててサビキを回収。間違ってヒットしたら
ブチブチとハリスが切られてしまう。

結局、干物に出来そうな丸アジ3匹のみで終了。
手早くエラとワタを抜いて鮮度を保つ。

今日はこれを三枚に下ろしてアジのたたき。
これはこれでまた、幸せ。
サンキュー、相模湾。

潮風心地よく134号線を抜けて帰路につく。



今日のBest of ユーミン:「DESTINY」