赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

テロに加担するメディアの真実 コラム(220)

2017-04-25 11:10:14 | 政治見解




コラム(220):テロに加担するメディアの真実




記者会見の席上、今村雅弘復興大臣を激怒させた記者が、次の記者会見で再び質問し、大臣から「もういいよ」と遮られる事件がありました。わざと失言を引き出して辞任に追い込もうとする意図が透けて見えます。


ジャーナリストを隠れ蓑にしたテロリスト

テロとは政治的目的を達成するために、暗殺・暴行・破壊活動などの手段を行使することと定義されていますが、人間の精神の破壊をもたらす「言葉による激しい攻撃」もテロと同一されると考えます。

その典型例が「吊るし上げ」です。多人数で徒党を組みながら、強圧的な態度で暴言を浴びせ、恐怖感を与える行為です。机を蹴って凄むこともあります。吊るし上げられた側は自己批判を迫られます。そうした行為によって沈黙させられた人もおります。

今日では、左翼活動家がジャーナリストを装い、嘘の記事を書き、さらに攻撃的な言辞を用いて政治批判、あるいは、偏向報道を繰り返す事例が後を絶ちません。彼らの本質と実態は、ジャーナリストという知性や理性を伴った職業とは裏腹のチンピラ左翼や、テロリスト集団です。


テロ加害者としてのメディア


彼らの存在は、戦後、占領軍によって合法化された共産党に起因します。戦後の70年間、左翼言論が幅を利かせ、保守側の意見は悉く封じ込められる風潮が蔓延していましたが、これは彼らがあらゆる局面で、言葉狩りや言論弾圧を執拗に繰り返していたからです。言論攻撃に始まり、吊るし上げ、あるいは直接的な暴力行使、さらには、デモや集会を通じて強い圧力をかけていました。

メディアはこの事実を報道したことはなく、むしろ加担する立場で報道を続けています。しかも、その主張内容は、共産党の主張に添ってのものです。

沖縄での反基地闘争を見ても、抗議活動参加者による威力業務妨害事件が相次いで発生し、明らかに彼らがテロ集団であることは否めません。それにもかかわらずメディアはその実態を報道しないどころか、メディア自体がテロの支援団体と化しています。


左翼の暴力に怯えるメディアの実態


なかでも、一般の人が情報を入手する媒体であるテレビメディアの中には、朝鮮総連の圧力によって社員採用に在日枠を設けたTBS、朝日新聞異動先となったテレビ朝日、そして、共産党員に主流を占められたNHKなどがあり、テロ組織を公然と支援する報道を続けています。

メディアは政治権力には激しい批判を浴びせることは出来るのですが、左翼勢力の吊るし上げや暴力を背景にした脅迫には非常に弱い存在です。したがって、左翼勢力からの抗議には素早い対処を見せるのですが、それ以外の抗議については居丈高です。東京MXテレビの「ニュース女子」問題の対応を見れば、テレビメディアが左翼勢力の圧力にいかに怯えているかがわかります。




新しい潮流


70年もの間、左に振り切っていた時計の振り子が、次第に中央に戻ろうとしています。テロ等準備罪法案の成立で、共産党などのテロ組織に対する抑止力が効き、世の中を偏りのない社会に導いていくことが可能になります。

メディアは、反体制報道が薫習されているため急に変わることは困難です。

しかし、これを是正する事例が先般沖縄本島に進出し一気に購読予約数を増やしている『八重山日報』に見ることができます。

従来から存在する反基地イデオロギー紙の『沖縄タイムス』と『琉球新報』に対して、『八重山日報』による公正中立な報道がなされることで、相対的に二紙の偏向報道の事実が露呈し成り立たなくなることを示しています。

これの意味するところは、人びとの判断の土台となる事実を事実として伝えることの重要性にあります。

左翼勢力の報道には嘘と誇張が入り混じり、また、誰かを悪者にすることで解決したと錯覚させる手法なので、たとえ耳障りのいい話であっても事実ではありません。


左翼勢力の声がいかに大きくても、真実の声を発し続けることが何よりも大切です。
そして、真実の力が、メディアやジャーナリストによる報道テロの勢力を失わしめるものと考えます。





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