赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

自公連立の微妙な関係 current topics(270)

2017-10-05 12:36:16 | 政治見解



current topics(270):自公連立の微妙な関係


衆院選を前に連立政権にある公明党が微妙な変化を見せています。

自民党が憲法改正を打ち出しているにもかかわらず、公明党は改憲には慎重姿勢でいます。

実は公明党は以前から国の安全保障問題でも消極的です。

本質的には安全保障法制、憲法改正には反対なのです。

公明党は単に政権側にいることを目的としているのであからさまに反対を表明しないだけです。

自民党はこのあたりの事情を知ってはいるのですが、選挙協力と政権維持のために、かつて最も嫌っていた創価学会公明党と手を組んでいるわけです。

本来の政治政策での協力体制ではなく自己保身のための野合レベルでの協定を結んでいるのです。

一方、日本維新、希望の党は基本的に憲法改正を積極的に考えています。

来る衆院選の選挙結果次第では公明党を排除した形での新しい政界地図が構成されると思われます。


政治政策に共通項のある政党同士の協力体制が望ましいのではないでしょうか。



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