赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

小池旋風の意味 current topics(272)

2017-10-07 10:48:36 | 政治見解



current topics(272):小池旋風の意味



小池百合子氏の登場以来、あらゆる組織の正体が露呈される現象が出ています。

小池都知事誕生以来、都議会自民党の闇が白日の下に晒されたように、「希望の党」が結党された途端、国政上の隠されていた事実や封印されていた真実、検証の手が届かなかった事柄が次々と明るみに出てきています。

自民党の正体、民進党の正体、公明党の正体、共産党の正体、自由党の正体、メディアの正体、評論家の正体、解説者の正体、連合の正体などなど・・・。

小池氏には、隠されていたものを暴きだす力があるようです。


特定の人や組織のためのしがらみ政治に明け暮れ、利益集団に堕していた自民党の実態。

統一した政治信条を持たず、国民に対する責任よりも政権打倒だけを叫び続ける無能集団だった民進党の実態。

都議選では劣勢だった自民党との協力体制を破棄し都民ファーストと組んで与党側に立ち、また国政では、改憲の意思が無いのに政権側に立ちたいばかりに再度自民党と野合した公明党の実態。

「野党共闘」と言う名の政治革命を画策していたテロ集団の共産党の実態。

「政治的混乱と破壊」という自己実現のためにだけ存在していた自由党の小沢一郎氏の実態。

事実を事実として報道するというメディアとしての本来の使命を自ら放棄し、個別の政党の宣伝機関となっていた大手マスコミの実態。

特定の政党から金品を受け取り、誹謗中傷、でっち上げで世論を煽り続けていた見識のない評論家の実態。

テレビ局の番組制作会社が用意したシナリオどおりのコメントを言っていたテレビ解説者の実態。

一般組合員の実情とかけ離れ、組合員を守ろうともせず左翼政党に加担していた連合幹部の実態。



これら有象無象の組織が、右も左も関係なく、自己防衛のため一斉にヒステリー状態になっています。

彼らに共通点することは、不当に持ち続けた既得権益を奪われてしまうのではないかと言う恐怖心があることです。

そのため小池氏と「希望の党」に対し激しい攻撃を浴びせているのです。


社会の新しい潮流はまさに、彼らの存在そのものに厳しい問いを突き付けていることを知らねばなりません。

国のあり方、社会のあり方、国民のあり方が大きく変わろうとする歴史的転換点を迎えている現在、小池旋風の行方をしっかりと見守りたいと思います。



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